僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.2801【 揚げ足を取る 】

2021-06-30 07:00:07 | 
   揚げ足を取る

          にのみや あきら


人の揚げ足を取るのは
嫌みな人間がやること
揚げ足を取って
心の中でほくそ笑んでいる
汚い行為の何物でもない
それで気が済んでいるとしたら
非常に性格が悪い
人格的に低級
欠陥だらけの生き物
人間として救われない

人の揚げ足を取るほど
卑怯な行為はいない
取った人間は気分はいいだろうが
その内
自分も揚げ足を
取られることになる
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僕の詩集No.2800【 遠くへ行った 】

2021-06-29 07:00:14 | 
   遠くへ行った

          にのみや あきら


私の心が
私から離れて
遠くへ行った
もう戻って来ない
永遠の別れになりそう
これから寂しい時を
過ごさなければならない
大切にしていた心
別れたくなかった

私の心が遠くへ行った
なんの知らせもなく
黙って行ってしまった
私の孤独の世界が始まる

独りで
生きて行かなければならない
でも、独りで生きて行くのは
人間の宿命
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僕の詩集No.2799【 情 念 】

2021-06-28 07:00:04 | 
   情 念

        にのみや あきら


情念は
外部から刺激を受け
発生する考え
だから
外部からの刺激に影響される
もし、おかしな情念だったら
受けた人間は戸惑う
そして人生が
狂ってしまうかもしれない
大変なことだ
情念は必要だけど恐ろしい

情念は人間に取って
必要不可欠
だけど扱い方に
気を付けなければならない
善と悪が同居しいる
あってもなくてもいい
代物かもしれない

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僕の詩集No.2798【 本 心 】

2021-06-27 07:00:10 | 
   本 心

        にのみや あきら


藤圭子の歌の中に
こんな歌詞がある
「憎い・恋しい」
「嫌い・逢いたい」
迷っている
どちらが本心だろう
自分の気持を弄んでいる
人間の身勝手な苦しみ

どうやら歌の登場人物の
迷い心ではなく
作詞家が音楽的効果を狙って
創ったもののようだ

人間こんな迷い心で
苦しみ悩み
そして楽しんで生きている
それが紛れもない
人間の本心だ

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僕の詩集No.2797【 勝 負 】

2021-06-26 07:00:05 | 
   勝 負

       にのみや あきら


勝負をして勝てばいいが
負けたら惨めだ
心ある人間なら
敗者の気持ちを
味わいたくないから避ける
世の中で
揉まれに揉まれている
これ以上
苦い思いをしたくない

なぜ人間は
勝負をしたがる
勝って満足感・優越感を
味わいたいのか
それは愚かな考え
勝負は勝とは限らない
負けた時のことを考えたら
やらない方がいい
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