僕の詩集No.2651【 順 応 】

　　　順 応

　　　　　　　にのみや　あきら


順応は
頑固な性格の人には
苦手・無理かもしれない
色々な条件に自分の気持ちを抑え
迎合しなければならないから

対人関係だけではない
自分の生活の中の行動でも
順応は必要

相手の考え・気持ちに
同調できないと
煙たがられ村八分に合う事になる

順応に応えられる
柔順な性質の持ち主になろう
順応したからと言って
負け犬にはならない
順応は一つの才能
そして美しい心でもある

僕の詩集No.2650【 融 和 】

　　　融 和

　　　　　　　にのみや　あきら


溶けて混じり合う
食品を調理しているみたいだが
人間が
こんなこと出来るのだろうか
とうてい二人の人間が
体では一つになれない
でも心の融和なら可能だ
意見が違っていても
話し合いで調和し
融和をすることが出来る

人間関係で
こんなに素晴らしく
美しいことはない
融和は
争いをなくす基盤だ

僕の詩集No.2649【 慢 心 ( 2 ) 】

　　　慢 心　( 2 )

　　　　　　　　　　にのみや　あきら


ご存知の通り慢心は
いい気になること
思い上がること
おごり高ぶること
どれも
褒められる状態ではない
それに
過信・自負・傲慢の
おまけが付く

自分を過大評価し
自信を持ちすぎる
とんでもない
恥ずかしいことだ
そして他人を見下し傷付ける
許せない

人間は
へりくだる、と言うことを
忘れてはならない

僕の詩集No.2648【 協 調 精 神 】

　　　協 調 精 神

　　　　　　　　　　にのみや　あきら


心を広く持たなければ
協調精神は成り立たない
利害や立場などが
異なる者同士が
強力し合うのだから
気持の大きな人間でないと
この精神は成就しない
我を張っている人の間では
到底この精神は育たない

相手の意向を良く理解し
納得して協力をする
素晴らしいことではないか
こんな人達ばかりなら
世の中に問題は起きない
全ての物事が
円満に片付く

僕の詩集No.2647【 清 爽 ( せいそう ) 】

　　　清 爽　 ( せいそう )

　　　　　　　にのみや　あきら


澄んだ朝の空気のように
清々しく
すっきりした気持ちを持とう
雑念に惑わされるから
心が濁る
汚れたもの穢れたもの
悪には近寄らず
清い心を守ろう

欲を捨て人を信頼し
歪んだ心を消し去り
清い心で生きる
それが清爽の心だ

人間は
どうしても心が濁る
清く生きても損はない