僕の詩集

読みやすく解かりやすい詩です。
人間・人生・生きるをテーマに、新作を、一日一篇、投稿しております。是非、ご覧ください。

僕の詩の解説No.82【 弱 者 苛 め 】

2016-09-30 11:20:52 | 詩の解説
 (再掲載)

 僕の詩集 No.82

 【 弱 者 苛 め 】

暗渠の中
ひと筋の糸にすがって
        生きている
いつ切れてもおかしくない
       頼りのない糸
その細い糸だけが
    弱者の希望のすべて


鬼畜の邪心が躍る
糸を切るには刃はいらない
いっしゅんの目配せだけ


目配せに焼きついたものは
空しい執念だけ
視線を走ったのは
価値のない勝利感だけ


NO.82【 弱 者 苛 め 】の解説 
 1993.10.9.作
  
 この詩は、世の中の弱者が、強者の苛めに合っている状態を現した詩です。「糸を切るには刃はいらない」「目配せだけ」といとも簡単に弱者を扱います。でも最後に、強者が弱者を苛めても、「空しい執念だけ」「価値のない勝利感だけ」と戒めてあり、弱者の気持ちが収まります。
 強者と弱者の関係は、世の中に、沢山見受けられるのではないでしょうか。忌まわしいことです。
  
  
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僕の詩集No.1074【 短 詩 集 56 】

2016-09-30 10:52:18 | 
  【 短 詩 集 56 】

① すぐ割れてしまった、
  ひと夏のワイングラス。

② 熱い心が、冷たくなった。

③ 山頭火の真似が
    できない、弱い僕。

④ 山頭火のような
   悲運に恵まれない、
     不運な僕。

⑤ 美に憧れるのもいい、
   醜に憧れのもいい、
     自由だ。

⑥ 美しい心は
    どこにある、
  そんなものあるものか、
  現代人は皆汚れている。

⑦ 負けてたまるか、
   死んでたまるか、
     僕の人生。

⑧ 老いても、若い心
       捨てるな!

⑨ 人生は、サヨナラから
        スタート。

⑩ 人生の全てを捨てる、
       芸術のため。

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僕の詩集No.1073【 暗中模索 】

2016-09-30 09:50:15 | 
  【 暗 中 模 索 】

人生の
暗中模索をするのは
若い人だけとは限らない
年を取った人でも
同じだ
死期が近づいたからと言って
人生の模索を
     止めてはいけない
人間は
死ぬまで暗中模索だ
止めてしまうと
自分の人生を
そこで決めてしまう
       ことになる
死んでしまったことになる
そんな馬鹿げたことは
      しない方がいい
死ぬ間際まで
決して止めてはならない
生の可能性は永遠だ
人生を
そうたやすくお仕舞にしては          ダメだ
良い意味で
欲を出して
生きることだ
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僕の詩の解説No.81【 死の幻影 】

2016-09-29 14:03:18 | 詩の解説
 (再掲載)

  僕の詩集 No.81

  【 死 の 幻 影 】

      にのみや あきら


洒落たしゃれこうべが
街いち面
散らばっている
聞くところによると
核戦争の跡らしい


灼熱に耐えたしゃれこうべが
辛うじて原形を保ち
灰色の風景をつかさどる


そこには人類の かつての
喜びも楽しさもない
憎しみも悲しみもない
美しさも醜さもない


不気味な静寂と無機質だけが漂い         
無感情な風景だけが
眠りについている


 NO.【 死の幻影 】の解説  
 1993.10.9.作

 この詩は、核戦争があったら、こう言う状態になるのではないか、を、想像で書いた作品です。核は悲惨で、この様に悲劇しか呼ばないものです。原爆にしろ原発にしろ、この世からなくしたいものです。
  題名の「死の影」は、
核被害は幻覚であってほしい、と言う願いで付けました。
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僕の詩の解説No.80【 詩 人 】

2016-09-29 12:24:23 | 詩の解説
 (再掲載)

 僕の詩集 No.80

  【 詩 人 】

詩人は

孤独

心が満たされていないから

詩を描く

心が満たされている

詩人なんて

いるのか

もし存在するなら

その詩人の作品は

偽物

詩ではない

人の心ではない



 NO.80【 詩 人 】の解説 
 1993.10.9.作

 私は詩人ではないですが、詩人はこうあるべきではないか、こう言う状態の人ではないかを、想像した作品です。
 詩人は、心が満たれていては創作できないのではないか、満たされていない心が、創作のエネルギーになるのではないか、と思います。ですから、心が満たされている実業家や政治家の創った詩は、信用でません。



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