聖 域
にのみや あきら
神の領域の問題ではなく
人間の聖域
踏み込んではならない所や事柄
侵してはならないことを
問題にしたい
人間は下界に住んでいるから
下等な動物だと言われがち
だけど
そうは言われたくない
集団で生活するためには
分別をわきまえて生きること
堅苦しく考える必要はないが
最低のルールを守ることが大切
人間界は
神・仏とは違う世界
だから
侵してはならない聖域を
守らなければならない
聖 域
にのみや あきら
神の領域の問題ではなく
人間の聖域
踏み込んではならない所や事柄
侵してはならないことを
問題にしたい
人間は下界に住んでいるから
下等な動物だと言われがち
だけど
そうは言われたくない
集団で生活するためには
分別をわきまえて生きること
堅苦しく考える必要はないが
最低のルールを守ることが大切
人間界は
神・仏とは違う世界
だから
侵してはならない聖域を
守らなければならない
人 生 ( 51 )
にのみや あきら
この詩の番号のように
人間は
始終 苦しむ
借金や人間関係に苦しむのは
馬鹿らしい
もっと建設的なことで苦しみたい
生きてることは
やり切れない
なぜこんな苦しむのだろう
でも苦しむことはない
悲しむこともない
夢はいっぱある
それを掴もう
そうすれば道は自ずと開ける
諦めてはいけない
苦しむことも
悲しむこともない
人生には明日がある
希望と期待に燃えて生きるのだ
幸せな人生は
そこまでやってきている
柔 軟 な 心
にのみや あきら
人間
心に柔軟性がなければ駄目
知識や情報を吸収するためには
柔らかい心が必要
柔らかい心で
優れたいいものを
自分のものにする
自分の身にする
そして
自分を大きく育てる
それには
意固地な心・性格・硬い心だと
吸収効率が悪い
同じ努力をしても吸収が少ない
努力が無駄になる
骨折り損のくたびれ儲けだ
何かを残そう
にのみや あきら
人生で何かを残そう
人によって違うだろうが
残すなら形があるものがいい
その中でも
ある有識者の発言では
出版物が一番いいとのこと
形として残ることは勿論
内容が知的で心がある
良い本だったら
後世まで読んでもらえ
喜んでもらい場合によっては役に立つ
形でないものは
努力をして残しても
消えてしまい
虚しい
だから形があるものを残す
と言うのはどうだろう
人 生 の 差 異
にのみや あきら
孫は高校に入るやいなや
大学への準備で大童
私は八十代になった
人生の終焉
希望に燃えている孫と
人生が終わりかけている私との差異
この差は何とも言い難い
運命だと言って済ますのは惨い
でも運命の悪戯としか言いようがない
これが人間の人生の
宿命
自分の孫だから
悔しい・憎いと妬む訳にはいかない
二人は自然の理で生まれてきた
私の人生と孫の人生
時代が違っていても
人間が生きる道は同じだ