僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.3186【 出 涸 ら し 】

2022-09-13 05:07:01 | 
   出 涸 ら し

        にのみや あきら

お茶の出涸らしのように
使い古された
役に立たなくなった
人間にはなりたくない

出涸らしは
そのものの魅力がなくなり
価値がなくなる
悲劇的な状態
哀れだ

小説「終わった人」
のようにならないよう
何時までも役目が終わらない
人間になろう

もし出涸らしになったとしても
ゴミの中で耀き続ける
宝石のようになろう
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僕の詩集No.3185【 節 穴 】

2022-09-12 05:07:01 | 
   節 穴

       にのみや あきら


世の中の物事を
見抜く力のない人間に
ならないようにしよう

見えているものを
見落としたり
誰にでも見えているものを
自分には見抜く力が
なかったりすると
世間に馬鹿にされ
置いてきぼりを喰う

節穴は恥ずかしい状態
他人から軽蔑され
見放され下げ済まされる
元になる

この様な
能力のない人間から
脱皮しよう
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僕の詩集No.3184【 人 並 み 】

2022-09-11 05:01:04 | 
   人 並 み

       にのみや あきら


人生
人並みでいい
欲を出しても
無理をしても限がない
人並みを選択することで
穏やかで
平和な日常が送れる
欲を出し過ぎると
それが崩れ惨めな人生を
送らなければならなくなる
それでは人生 不本意
これ以上 惨めな人生には
なりくない

人生は
人並みがいい
人並みの人生こそ
本物の人生を味わえる
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僕の詩集No.3183【 猫 ば ば 】

2022-09-09 05:30:50 | 
   猫 ば ば

      にのみや あきら


悪いことを隠して
知らない振りをする
拾得物を黙って
自分のものにしてしまう
これが猫ばばだ
どちらも良い行為ではない

でも
どんなに正直な人間でも
大金を拾ったら
どうするだろう
警察に届けず
自分のものにしてしまい
猫ばばしてしまう
のではないか

普段 正直な人でも
大金には弱い
大金には目が眩む
それが人間の本性だ
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僕の詩集No.3182【 自分なりに生きる 】

2022-09-08 05:02:39 | 
   自分なりに生きる

         にのみや あきら


人生 欲張らないで
無理しないで
自分に出来る範囲内
自分に合った状態で
自分なりに生きる
欲が度を超すと
人生は失敗する

自分の能力を良く見極め
自分の人生はこの辺でいい
と達観すること

上を見ると限がない
自分の力をわきまえ
平凡で
自分なりに生きるのが
賢い生き方
コメント (2)
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