出 涸 ら し
にのみや あきら
お茶の出涸らしのように
使い古された
役に立たなくなった
人間にはなりたくない
出涸らしは
そのものの魅力がなくなり
価値がなくなる
悲劇的な状態
哀れだ
小説「終わった人」
のようにならないよう
何時までも役目が終わらない
人間になろう
もし出涸らしになったとしても
ゴミの中で耀き続ける
宝石のようになろう
にのみや あきら
お茶の出涸らしのように
使い古された
役に立たなくなった
人間にはなりたくない
出涸らしは
そのものの魅力がなくなり
価値がなくなる
悲劇的な状態
哀れだ
小説「終わった人」
のようにならないよう
何時までも役目が終わらない
人間になろう
もし出涸らしになったとしても
ゴミの中で耀き続ける
宝石のようになろう