僕の詩集No.2832【 心 の 体 力 】

　　　心 の 体 力

　　　　　　　　　にのみや　あきら


心にも体力がいる
何事にも負けない
何事にも耐えられるように
鍛えた心
精神的に強い心の体力
そうなることで
心の安定が保たれる
安穏無事になる

本来 心は弱くて脆い
鍛えていてもちょっとしたことで
挫けてしまう
心の体力が落ちると
その人間は衰退する

心と心の体力を
強くて強靭なものに鍛え上げる
それでその人の精神面は
この世に怖いものなしになる

僕の詩集No.2831【 乳繰り合い 】

　　　乳繰り合い

　　　　　　　　　にのみや　あきら


乳繰り合い、と言っても
若い男女が戯れ合う
色っぽく微笑ましいことではない
老夫婦が長年溜まった不満を材料に
遠慮しないで
言いたい放題 言い合って
気晴らしをする
そんな乳繰り合いだ
年を取るとこんな乳繰り合いが大切
お互いの癖や欠点・嫌な所を言い合う
心に仕舞ってしまわないで
口に出して不満解消をする

不平不満は溜めないで
ぶつけ合うこと
相手を攻撃し喧嘩をするのではなく
ユーモアを交えた対話で
上品な乳繰り合いをする
老後を円満に過ごす作法だ

僕の詩集No.2830【 人生 何かを残そう 】

　　　人生 何かを残そう

　　　　　　　　　　にのみや　あきら


人生
何かを残すために
力を入れることが大切
趣味でも文芸でも
もっと背伸びをして
芸術作品でも

やることによって
退屈さは解消され
生活が充実し生き甲斐が増す

何かを残すことで
自分の成果が残る
立派な物でなくても
後世に
心を残そう
魂を残そう
こんな喜ばしく素敵なことはない
そんな人生にしようではないか

僕の詩集No.2829【 限界への挑戦 】

　　　限界への挑戦

　　　　　　　　　にのみや　あきら


自分の力を試すため
限界に挑戦して見よう
普通の挑戦では
手緩いし甘くなる
本当の結果が得られない
限界の壁を破れば
本当の自分が見えてくる
生温い挑戦はやらないと同じだ

自分の力を試すため
限界に挑戦して見よう
限界を越えることで実力が付き
ひときわ大きな人間になること
間違いなし

限界への挑戦で
自分の本当の実力を知ろう

僕の詩集No.2828【 経 験 】

　　　経 験

　　　　　　　　にのみや　あきら


経験は多く積んだ方がいい
と言われるが
欲張るのもどうかと思う
沢山 経験しても
こなし切れなければ
何の役にも立たない
むしろ少ない経験で
身につけた方がいい
沢山 経験をし過ぎて
脳がバンクするとも限らない
そうなったら
何のための経験か判らなくなる

経験は
欲張らず
自分の身丈に合った程度にする
でないと
宝の持ち腐れになる