尻馬に乗る
にのみや あきら
人のすることに便乗する
ご都合主義と言うか
手前勝手と言うか
調子がいいと言うか
ずるいと言うか
自分では苦労しないで
人の褌で相撲を取る
人がやったことや
他人をうまく利用する
便乗の極みである
良く企業が
有名人を使って
会社・商品などの宣伝をしているが
あれも尻馬に乗っている
と言えるのではないだろうか
企業が乗っているのか
有名人が乗っているのかは
解らないが
これこそ尻馬に乗る、の
最たるものだ
時 間 ( 5 )
にのみや あきら
時間は
無駄のないように
大切に上手に使おう
透明で目に見えないし
手に取ることもできないから
つい疎かにしがち
そこに落とし穴がある
時間なんていくらでもある
今やらなくてもその内やればいい
などと高を括っていると
とんでもないことになる
時間は容赦しない
時間が足りなくなり追われ
泣き面をかくことになる
その時はもう遅い
時間を大切に使うには
生活を濃厚に過ごすこと
時間を充分に活かし
節約することになる
ず る さ
にのみや あきら
ずるさは大小の差はあれ
誰でも秘めているのではないか
小の方は悪気がないと解釈して
問題は大の方だ
自分に有利なことばかり考え
誤魔化すことを企んでいる
性質・性格が非常に悪い
立ち回りがずる賢い
性格がふしだら
悪賢くて狡猾
ケチでずるくて身持ちが悪い
と言う按配で手に得ない
大の方はこんな状態だから
油断できない
翻弄されたり騙されたしないように
こんな人間を見かけたら
難詰してやろう
世に蔓延らせてはならない
果 て る
にのみや あきら
続けていたことが終わると
果てることになる
果てると言っても
色々なケースがある
単に力が尽きてしまう場合
そして一番 悲しいのは
命が果てること
つまり死
心身が尽き
使い物にならなくなってしまう
死は
生身の人間が消えてしまう
だが果てるはもっと厳しい
魂までもなくなってしまう
非常に残酷な感じだ
人間 死んで肉体が滅びても
魂だけは残したいのが
願いではないか
知 性
にのみや あきら
知性は人間が
考え・理解し・判断する能力
そして得た情報を
整理し統一して新しい認識を形成する
だが、この能力は
自然に育むものではない
色々な試練の結果 育まれる
天才ならともかく
一般人にはたやすく備わらない
その人の環境・努力にもよる
環境が良くても努力を怠ると
それは無理
なにも得られないし身に付かない
人間は苦労するために
生まれてきている
苦労は免れられない
苦労の結果 知性は身につく
有能で優秀な人間になりたかったら
苦労と努力を怠ってはいけない
