混 迷
にのみや あきら
あの声を耳にしていた頃
人類は幸福だった
夢は白く
死が燃え立つ
柔らかな肌が
悪臭を放つ
堅固な骨格が
リズムに崩れる
誰も知らない
闇の世界
神はどこにいる
神はなにをしている
未熟な人類が苦闘していると言うのに
幼稚な人類を見捨てると言うのか
それとも・・・
深 夜
にのみや あきら
遠くに
大都会の熱気が
繁華街の夜空を染める
一日の終演
今日から明日への
虹の架け橋
遠くの
大都会の騒音を背に
静かな眠りに入る
山の手線の車輪が
線路を叩き家路を急ぐ
もどらぬ時間
お休みなさい
にのみや あきら
遠くに
大都会の熱気が
繁華街の夜空を染める
一日の終演
今日から明日への
虹の架け橋
遠くの
大都会の騒音を背に
静かな眠りに入る
山の手線の車輪が
線路を叩き家路を急ぐ
もどらぬ時間
お休みなさい