僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.394【 混 迷 】

2015-07-30 12:01:53 | 

       混 迷

      にのみや あきら


あの声を耳にしていた頃
人類は幸福だった

夢は白く
死が燃え立つ
柔らかな肌が
悪臭を放つ
堅固な骨格が
リズムに崩れる
誰も知らない
闇の世界

神はどこにいる
神はなにをしている
未熟な人類が苦闘していると言うのに
幼稚な人類を見捨てると言うのか
それとも・・・

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僕の詩集No.393【 深 夜 】

2015-07-30 04:27:51 | 
   深 夜

      にのみや あきら     

遠くに
大都会の熱気が
繁華街の夜空を染める

一日の終演
今日から明日への
虹の架け橋

遠くの
大都会の騒音を背に
静かな眠りに入る

山の手線の車輪が
線路を叩き家路を急ぐ
もどらぬ時間
お休みなさい
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