僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

詩【 知識の使い方 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(31)

2023-03-12 05:30:21 | 再掲載詩
( 再投稿 )  

   知 識 の 使 い 方

人間の生活には知識が大切
だが知識を得ても
そのままでは役に立たない
そのままだとまだ他人の知識で借り物
自分に合ったものに加工して
初めて自分のものになる
各方面から仕入れた知識を
磨いて練り直して自分のものにする
それで何倍も何十倍もの宝になる
そうして使った知識は役に立つ
仕入れたそのままだと下痢をする
折角 得た知識が害になる
 
得た知識は
磨いて
練り直して
自分のものにしてから使おう
そうすれば自分の武器になる
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩【 悲 の 別 離 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(30)

2023-03-11 05:30:10 | 再掲載詩
( 再投稿 )

  悲 の 別 離

あなたは無表情で
去ってしまった
ひとことも語らないで
ただ儀礼的な
挨拶だけを残して

あなたは心を閉じたまま
去ってしまった
なにも打ち明けず
ただ冷たい
微笑みを残して

あなたは悲しそうに
去ってしまった
過ぎ去ったことは
忘れようと
ただ叶わぬ
愛だけを残して
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩【 薄 氷 の 上 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(26)

2023-03-07 05:22:14 | 再掲載詩
( 再投稿 )   

   薄 氷 の 上

「薄氷を履むが如し」
「石橋を叩いて渡る」
こんな危険な生き方はしたくない
列車がレールの上を走るように
安全な生き方を好むのが人情
ほとんどの人が
そう望んでいるに違いない
そのためには
「寄らば大樹の蔭」
大企業への就職に限る
 
だがそれも夢がない
小さいものより大きいもの
弱いものより強いものに頼る感じだ
無難かもしれないが
それでは自分を活かせない
大企業では言うまでもなく
個人は潰され何も発揮できない
本当の人生は
自由と期待と夢がある方がいい
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩【 慈 雨 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(24)

2023-03-05 05:40:43 | 再掲載詩
( 再投稿 )

   慈 雨
     
旱天 ( かんてん ) の慈雨
干天 ( かんてん ) の慈雨
どちらも同じ読み同じ意味
とにかく有難い恵みの雨
雨乞いと言う願い・祈りの行事がある
その願いや祈りを叶えてくれている
雨は人間や動物より
草木を直接 潤し育てる
東京・世田谷の等々力不動に
草木の碑があるが
草木は忘れ去られがち
地球は
人間と動物が中心で生きているかのよう
それは間違い
草木がなければ人間も動物も生きていけない
相互関係
それを忘れてはならない
 
雨は場合によってはうっとおしい
でも大切で貴重な自然の恵み
慈雨として感謝しなければならない
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩【 小さな世界 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(23)

2023-03-04 05:33:47 | 再掲載詩
( 再投稿 )

   小 さ な 世 界
                         
 人生
自分に合った世界で生きよう
小さな世界でいい
分相応
と言う言葉がある通り
背伸びしてもどうにもならない
却って失望してしまう
欲張るのは止めよう
平凡で
静かに
控えめに生きること
それが一番
 
人生
自分に合った世界で生きよう
小さな世界でいい
それが幸福に繋がる
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする