僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.756【 無 駄 】

2016-01-31 09:38:30 | 
   無 駄

       にのみや あきら


無駄も時には必要
切り詰めてばかりで
生きていると
息が詰まってしまう
無駄で息抜きをしなくては
人間追い込まれてしまう
無駄で生きる余裕を持たせ
ゆうゆうと生きる
根を詰め過ぎて
破滅してしまうなんて馬鹿げた話だ
無駄をうまく使って
無駄をうまく利用して
日常の生活をカバーして行こう
無駄と仲良くなって
幸せな時間を
幸せな人生を
送ろうではないか
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僕の詩集No.755【 時 の 流 れ 】

2016-01-30 09:36:41 | 
   時 の 流 れ

        にのみや あきら


時は流れている

音もなく

気配もなく

森の木立を

ビルの谷間を

追われるように

逃げるように

時は流れている

目には見えない

透明な時間

肌にも感じない

無色の時間

確実に

時は流れている

誰にも気づかれず

誰にも見つからず

静かに

素早く

流れている

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僕の詩集No.754【 短 詩 集 ( 21 ) 】

2016-01-29 10:00:39 | 
   短 詩 集 ( 21 )

         にのみや あきら


◎ 偉大な業績を残した人は、必ず自分の健康に細心をはらってる。

◎ 芸術とは、人間を探求する作業である。

◎ 学校の勉強はほどほどでいい、大人になれない。

◎ 見るもの聞くもの興味が激しかった、だが何処にも入り込めなかった。

◎ 人生、一度は企業の中で 生きるのも大切。

◎ 酒を一滴も呑めない男、体と病気を気にして、ストレスが溜まり、短命だった。

◎ 青い色は、人の心を動揺させる。

◎ 議論は、勝つためにやるのではなく、相手を知り進歩するためにする。

◎ 物事を深刻に考える人ほど、世の中に負ける。

◎ クラシックやモダンジャズを聴いていると、旅で風景を眺めているようだ。
   歌謡曲を聴いていると、アパートの生活を振り返っているようだ。
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僕の詩集No.753【 表 と 裏 】

2016-01-29 09:39:03 | 
   表 と 裏

      にのみや あきら


人間には
それぞれ
表と裏がある
それに愛が絡むと
複雑になる
表が裏になり
裏が表になる
表と裏
裏と表
本当の姿が見えなくなる
それでは困る
裏取引と言う言葉があるが
世の中
裏取引がはびこると
大変なことになる
できるだけ裏取引は避けたい
表だけで
正々堂々と生きたい
なぜ表と裏が
存在するようになったのだろう
もう今となっては
どうにもならない
表と裏で
共存していくしかない
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僕の詩集No.752【 義 母 の 詩 】

2016-01-28 09:42:53 | 
   義 母 の 詩

       にのみや あきら


自分には花は咲かせないで
ひたすらに
夫の花と
子供たちの花を
咲かせ
生きていた

自分の着物は縫わず
ひたすらに
他人の艶姿のため
家族が着飾るため
縫い続けて
生きていた

一日中座ったまま
縫い続けている
足の不便な夫の世話をしながら
子供たちの面倒も見る
仕上がった着物は一級品
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