百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

化石の授業

2013年07月06日 | 百伝。
今朝、大阪に立ち寄って、京都に入りました。

暑いです。

今日の教室の建物は、出来上がったばかりで立派です。

ゴロ寝もできるスペースもあります。



驚くべきことは、パワーストーンやら化石も展示しています。



化石を眺めているだけでも、勉強になります。

生き物語

2013年07月04日 | 百伝。
中学生の頃、思い出す白羽蟻騒動事件。

今の時季のある日突然、「羽根を持つ奇妙な虫」が、大集団で現れたのを思い出します。

「何じゃ、こりゃぁ?」と言いながら驚いた憶えがあります。

・・半端な数ではないのです。

どうも「白羽蟻」だと言うことが解りました。

本村や福田地区では大量発生していなくて、発生源は、泊の神社(八幡神社ではなく厳島神社)界隈のようでした。

調査するにつれて、白羽蟻は、とても弱い種で、黒蟻の餌食になるようです。

巣が、過密状態になると、種の存亡をかけて移動しているようです。

でも、子供心にも、このまま見過ごすわけにはいけません。

我が家が、「羽根を持つ奇妙な虫」に侵入されて、襲われているのです。

その「羽根を持つ奇妙な虫」の駆除駆逐方法を考えて実行に移しました。

一匹でも見つけたら、即、電気掃除機で吸い取りました。

翌日には、その白羽蟻・・集団過労死していました。

それを繰り返していると、彼らの間で「仲間の行方不明情報」が伝わるのでしょう。

だんだんと、寄り付かなくなっていきました。

蟻やら白蟻やら、虫にとっての百島の暮らしは、パラダイスのような大都会生活なのでしょう。

否、虫にとっての百島の自然環境は、超過密社会(生態)ゆえの優劣生存競争の状態なのかもしれません。

・・何か役立つことないのかな?

固めてゼリー状にすれば、釣り魚用の餌やら畑の肥しにもなりそうな気もしますが・・。

蟻は、甘い蜜を求めて、地上から3階フロアまで登ってきます。

蜂も蟻も、驚嘆すべき凄い生き物です。

生命力溢れる地球上の生き物語りです。

甲斐の神さま

2013年07月04日 | 千伝。
古民家やら空家の再生・・その気になれば、改築費も数百万円といううなぎのぼりの金額になることを知りました。

都会も田舎も区別無く、全国到るところで、空家が増加しています。

その一方で、サービス付き高齢者用向け住宅(ビル)が、これまた全国到るところに増加しています。

70代になっても、ちょっと近所の山の頂上や海辺まで一緒に行って「お茶やら会話を楽しむ」という友人が居れば、人生楽しいですね。

今日は、ちょっとバイク屋を覗き込んできました。

ハイキングとか、自転車とか、バイクは、命を・・案外長生きさせるツールかもしれません。

退職後、車ばかり乗って、家ではソファに寝転がってテレビばかりを観ていた叔父は、そう言えば、はやく脳梗塞になりました。

今日は、全国的にも由緒ある神社の第82代目の宮司さんとお話しする機会もありました。

神々しく生きるというのは、「幸せになってもらいたいという気持ちがある」ということかな?

今日は、参議院選挙公示。

・・政治家の皆さんには、甲斐甲斐しく国民のために働いて欲しいものです。

課題レポートを書きながら、同時進行です。

八月の勤務日程表の作成に取り掛かっています。

甲斐甲斐しく、神々しく・・です。

ブレーク・バック

2013年07月04日 | 千伝。
ウィルブルドン・テニス大会、準々決勝男子・・ジョコビッチ(セルビア)とベルディッチ(チェコ)。

今、・・息詰まるような試合展開をしています。

深夜に目が覚めてしまいました。

お互いが、UNIQLO(ユニクロ)とH&M(ヘネス・アンド・モーリッツ)のテニスウエアを着用して闘っているのも見ものです。

世界No.1シードのジョコビッチの袖に、カタカナで「ユニクロ」の文字も映っています。

ブラックではなく、オレンジ色に白抜きです。

半夏生

2013年07月02日 | 千伝。
お店で買い物をすると、お買い上げ金額100円なり200円につき1ポイントがつくポイントカード。

今では、コンビニストアでも、ポイントカードがあります。

そんなアイデアを実現して、ポイントカードを全国で初めて発行したのが、福井市にあったピアというショッピングセンターでした。

ピアは倒産しましたが、ポイントカード発祥の地として、その店名は、記憶に残ります。

今日は、半夏生。

福井では、焼き鯖を食べる風習があります。

空弁(空港で売っている弁当)の人気上位にあるのが、焼き鯖弁当です。

半夏生の日には、いつか全国で「焼き鯖」を食べる風習が起こるのを期待しています。

今日は、回転寿司屋にて夕食を摂りました。



サバとタコです。

このお店は、ポイントカードを発行していませんでした。

半夏生・・いい響きです。

文月一日

2013年07月01日 | 百伝。
昨日、一昨日の講義は、ゼミナールのような形でしたが、とてもよかったです。

・・この大学に編入して、いちばんよかったかなぁ。

あまり言いたくはないのですが、「この先生、大学レベルで教える立場?」と思える方も時々います。

余程、大学の先生よりも、幼稚園や保育所で働く先生方の給与を多くした方がいいのでは?

「だって、大人を教育するというのは、幼児を教育するよりも重要なのかな?」

・・と言ってたのは、昨日、大学で教えていただいた先生でした。(笑)

昨日は、「ジェンダーの問題」が、テーマでした。

家族というものは「労働共同体」から「職住分離」によって、大きく変化していきました。

身分制度があった時代、職業の選択の権利、自由というのは皆無でした。

身分制度が撤廃されたあと、男女の差別、区別は、どのように明示されているのか?

個人の尊厳? 

両性の平等?

そして、いつの頃から人権の保障、社会制度としての福祉という概念が展開されたのか?

その生存権とは、何か?

もう、35年ほど昔、ぼくが受けていた・・ある教授の講義を忘れることができません。

その教授は右翼的な思想傾向があり、試験問題も「終戦時に詠んだ昭和天皇の和歌に関する」ものでした。

単位修得をするためには、天皇制批判よりも、天皇擁護の立場でレポートを提出していました。

・・まさしく、右に倣えという心構えです。

その教授の最後の講義です。

憲法改正について、延々と自説を述べていました。

アメリカから押しつけられた憲法だとか、自衛隊の存在理由だとか・・?

日本という国家、日本民族としての意識を自覚せよ・・という強烈なメッセージでした。

その教授が、最後に言い放った言葉です。

「みんな、でも、いいものはいい。この日本国憲法は、ほんとうにいい。それだけだ」と。

その言葉で、僕の胸の中にモヤモヤしたものが消えたような気がしました。

日本国憲法・・この不思議な奇跡のような憲法。

昨日、講座が終わって、世界文化遺産に登録された富士山へ弾丸登山に向かった滋賀県の方へ。

ご来光が見えず残念でした。

日本国憲法も同じく「光」が見えません。

せめて、世界記憶遺産に。

そして、琵琶湖を世界自然遺産に。

今日から文月。

七月一日は、「びわこの日」だそうです。