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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

同窓会に想う。

2022年10月27日 | 日本の百々巡り。

尾道に暮らす高校時代の同級生から、来月同窓会を行うという電話連絡を頂きました。

夏に予定延期したので、秋の同窓会となったとの事。

幹事役は、あの村田兆治さんと親戚関係にある三原のKだとの事、昔も今も心優しい人物。

久しぶりの高校の同級生との会話は、地元尾道や福山、三原の今、昔の事、話が長く弾みました。

彼のお兄さんは、エリートコース。

彼は次男なれど、尾道に残り暮らしています。

我々の高校同級生は、受験失敗、不合格の烙印を押された「落ちこぼれた同輩」なのです。

私立男子校の高校生活の3年間は、何とか面白可笑しくし、素早く通り過ぎたような青春でした。

加えて家庭内での劣等感、多くの同級生には出来のよい優秀な兄弟が多くて、地元進学校の広大附属、誠之館、尾道北、三原に進学卒業、更に偏差値の高い大学ヘ進学卒業。

その後もエリート街道ヘ、某大手都市銀行役員、某大手メディア放送局役員、某大学教授等々、ちゃんと勤めあげた同級生の自慢の兄さんたち方々の話を、よく耳にしました。

自慢兄弟の人生に較べて、我等の同級生も、それなりに努力、社会貢献はしているはず。

甲子園を目指す高校球児たちと受験生は似ています。

高校レベルで一度馴れた教育環境、緩い練習学習では、甲子園出場、偏差値の高い大学進学への可能性は難関難題となります。

劣等感・・今では全く無し、男子校でよかった。

挫折感・・沢山盛りすぎる程に体験有り。

今思うのに、自慢出来る兄弟姉妹がいるのと、自慢出来ない兄弟姉妹がいるのとでは、どちらがツラいのかな?

家族も然り、出来の悪い子供だらけならば、その両親は、どんな想いで子供たちを育てたのかな?

でもね、ご近所では出来のよい子は、都会やら海外に行って、そのまま故郷に戻らない帰らない、そして、親は施設暮らしが終の住処となり、実家が負の空き家となる傾向へと増えているのです。

都会も田舎も離島も、独居も大家族も、そこでの暮らしが個性、ありがとうの感謝なのです。

出来の善し悪しは、卑屈でも自慢でも何でもない個性という人生表現なのです。

老若男女、障がい者も、同性愛者も、老いも、幼さも、個性なのでは?

責める権利、馬鹿にした縛り付けるような権限は、誰にも無いのです。

依怙贔屓とか、区別差別とか、出来の善し悪し、運の良し悪し、愛情友情、好き嫌い、生きる上での爽やかさ、鮮やかさは、何だろうね?

そこから学んだ事。

人間関係は、ほどほどに、トラブルの源。

お金儲けも、ほどほどに、デコボコの平。

お金に賞味期限を❗

人生は、楽しんだ者勝ちです。

人生は、よく笑った者勝ちです。

同窓会に想う、ありがとう。

今回も同窓会には欠席、参加せず。

まだまだ、参加したいという気持ちにはならないのです。

いつになれば、同窓会に参加したくなるのかな?



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