千光寺へのロープウェイ乗り場近くにある時宗の慈願寺には、赤松と黒松の絡まった夫婦松。
尾道市の長江や久保界隈には、転校生の小袖天満宮やお寺がいっぱい。
昨年4月10日に大林監督82才で亡くなった。
母より約10才若い。
母はアンネフランクと同じ1929年生まれ。
大林監督には、もっとお寺を舞台の映画を作ってもらって、あの世とこの世、亡くなった人たちと生きている人間との通信場所としての文学を成立させて欲しかったと、臨終間際の母親を目の当たりにして、先に逝っている父からの声が届いた。
「笑って見送りゃ、ええんよ」
夫婦松・・・百島の実家にあった理想の夫、理想の妻。
これまた、ジェンダー不平等になるのかな?
あの夫婦松に訊きたい。