百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

二宮尊徳(1787天明7〜1856安政3)

2020年01月10日 | 空木宝剣
愛と楽 木戸に立て掛け 初笑い

最近は、防府の笑い講や男鹿のなまはげの報道が少なくなった。

三人寄れば文殊の知恵、川喜多次郎(1920〜2009)のKj法、ブレインストーミングなど経過して、今やAIの幕開け時代。

木戸に立て掛けし衣食住の、営業トークの基本など無用の長物。

手のひらのスマホの中に、仕事も、遊びも、喜怒哀楽の日常も収まる、手のひら時代。

人を介さずに、物事が処理出来る便利さと引き換えに、人類は、何を失うのか?

半面を知って全面を知らないのは、半人前の見識。(二宮尊徳1787〜1856)

耕すことに汗を流さない人間、半人半機のサイボウグニンゲンが、闊歩する世界は、今すぐそこに。

200年前の尊徳さんも、瓜を植えたつもりが、茄子が生えたのではなすすべを知らないと、草葉の陰で、瓜に爪あり爪に爪なしか?