百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

心構えの時代。

2019年10月08日 | 百伝。

今週末には、日本列島に台風19号が近づいています。

・・・昨年の台風21号並みの強烈な台風だとか!

天気予報官も、「備えあれば憂いなし」の「備える心」以上に「構える心」が大事だと話していました。

去年の台風21号は、自宅のベランダの屋根が飛ばされて、近所の屋根が飛んで行くのを見ていたから、ちょっと不安になりました。

念の為、ブルーシートを買っておこうと、散策がてらに、郊外の大型ホームセンターまで原付のミニバイクで買い物。

さて、ブルーシートを買ったものの、いざ、屋根瓦が飛んで、屋根にブルーシートを敷くのは、とても危険だとのこと。

ブルーシートを敷くだけの専門職業も無いので、建築業界任せになるとのこと。

さて、実際問題、ブルーシートを敷く技術も必要だとか、おまけにそれが出来るボランティアを含めて、人材が全く不足しているとのこと。

先月の台風15号の千葉県の被災家屋の屋根修理に関しては、半年先は当たり前、3年先まで、修理待ちの状態だとか。

昨年の地震、台風による大阪府でも、被災家屋の屋根には、まだブルーシートで覆われている家屋も多いとか。

せめて、ブルーシートを屋根に敷く技術講習会を全国規模で開催した方がよいとの意見が、専門家から出ていました。

日本は、温帯地帯気候から亜熱帯地域気候に組み替えられたと、ほんとうに考えたほうがよいのかもしれません。

そうなると、地震を含めた災害列島日本の家屋スタイルの屋根瓦は、危険かもしれません。

と、思いあぐねていたら、今日、映画を観に行く予定だった「ジョーカー」・・・すっかり、観に行くのを忘れていました。

この映画、「子供は観ない方がいい」というコメント付きが多いです。

何ら、心朗らかな時、観に行くつもりです。

「歎異抄」みたいな・・・映画「ジョーカー」なのかな?

「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」

・・・言わんとすることは。

百島で生まれ育ったのも、広島県人出身であることも、日本人であることも、アジア人であることも、黄色人種であることも・・・自分自身で決めて、生まれたのではありません。

男にも、女にも、白人にも、黒人にも、誰もが自分自身で決めて、この世には、生まれてこれないのです。

それを文字にすると、宿命とか、宿業とか、書くようです。

もっと分かりやすく、具体的に「善悪」を示唆分別にします。

原爆投下とか、戦争犯罪とか、経済格差とか、賢人愚人の善悪は、何処?

例えば、何故か、あなたは、ユダヤ人として生まれて、アウシュビッツに行った。

例えば、何故か、あなたは、ドイツ人として生まれて、アウシュビッツで働いた。

どうしようもない宿命が初めに備わり、運命が待ち構えています。

福井で暮らしていると、曹洞宗道元禅師や、南無阿弥陀仏を広めた蓮如上人の存在の大きさに気づきます。

神さま、仏さまに、祈願して、現世利益を求めるのもよいかもしれません。

世の中、誰もが、よりよい明日を求めていますから、神さま、仏さまは、一番の手本となります。

ところで、いろいろと身辺整理、断捨離をしていると、捨てられていない大量のテープが出てきました。

捨てるまえに一度聴いてみようと思うと、ラジカセ、またはテープーレコーダーが必要になりました。

・・・それも、探さなければなりません。

やっと見つけたと思ったら、もう20年ほど使用していなかったせいか、故障。

電池を替えても、、まったく動きません。

テープの代わりに、CDやら、いろんなものが現れて、時代遅れになった代物ですが、何故か、懐かしいです。

長い間、使わなかったのは、間違いだったのでは?

これからも、こういうものを使えばいいのでは?

ラジカセ、買おうかな・・・そんな気持ちに傾いています。

取り敢えず、危険な台風対策です。

ブルーシートを買いに行く途中、蕎麦畑に挟まれた田圃道をミニバイクを駆けると、気持ちが良かったです。

とても、都会生活では味わえない、日常生活です。

運命は、よりよい未来へ向かうもの。

心構える時代です。