百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

トラトラトラ。(加藤虎之助清正1562~1611)

2016年04月20日 | 空木宝剣
灯台の 下はくらしの 松露かな

寺田寅彦(1878~1935)の時代は「天災は忘れた頃にやってくる」だった。
が、神戸が20年程前、東日本が5年前となると、平成は、頻度が激しい。
寺田寅彦の没年1935年生まれの片山虎之助氏。
「熊本地震はグッドタイミング」と失言。
「政局の為なら天災も歓迎」と受け止められなくもない。
「口は災いの角、舌は災いの根」って知らねえのかいと言ったのは、「森の石松三十石船」の広沢虎造だった。
「虎が虎の尾を踏んで虎退治」
「お兄いさん、姫の虎退治より加藤清正の虎退治が余程こわいって知ってるかい?」
とフーテンの寅さんが言ったとか言わなかったとか。


百穀春雨。

2016年04月20日 | 百伝。
今日は、穀雨。

この時期、百穀を潤し芽を出させる春雨としての恵みの雨なのでしょう。

でも今日の福井地方は、快晴です。

今朝も歩きました。



朝九時半過ぎなのに、学校にも行かず川沿いの石段に座って、空を見上げていた女子高校生がいました。

「君は、大丈夫か?」と声をかけると、「はい。大丈夫です」と答えていました。

これも・・青春かな?

さて、今朝のトップニュースも、車中で寝泊まりしてエコノミー症候群による熊本地震関連死。

南阿蘇村と益城町の各々の避難所の状況を比較していました。

熊本と姉妹都市提携している福井市民としても、「火の国」の復興をはやく祈るばかりです。

ところで、昨日・・朝日新聞社が「揺れやすい地盤 災害大国 迫る危機」 というデータベースをネット上に載せていました。

下記・・アドレスで皆さんの住所、もしくは気になる地点の住所を入力してみてください。

http://www.asahi.com/special/saigai_jiban/

故郷の百島は、非常に揺れにくい場所でした。

ぼくの暮らす場所は、残念ながら非常に揺れやすい場所だったので、かなりショックでした。

いざという時、水やら食糧を確保できない都市化生活は、苦しい社会の一面なのかもしれません。

避難する場所としては、百島のような場所の方が、豊かに映ります。

やはり、二拠点生活の方が、利点も多く、いいのかな?

サバイバル生活でも身の処し方、その技術を義務教育で教えた方が善いのかもしれません。

それにしても、橋も道路も建物も耐久寿命があり、大地も動いています。

エネルギー源としての原発は・・ほんとうに必要かな?

天を仰いでも、刻々と色が変わります。



生きているという実感は、歩くこと。動くこと。働くこと。

明日は、雨のようです。

Fossa magna & 中央構造線

2016年04月20日 | 空木宝剣
御柱 すわ大地震 神渡り

子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の、申年と寅年に催される七年に一度の諏訪大社は御柱祭。
土砂崩れのような傾斜を、巨木に乗って大勢の男らが滑り落ちる。
じゃじゃ馬ならしの如く神木に挑むさまは、まさに命懸けの奇祭。
その昔、フォッサマグナの活動を鎮めるための神事だったか?
地割れを諏訪湖に封じ込め、その姿を厳冬期に現す神渡り。
九州一円を揺るがす熊本地震。
諏訪の大湖に吸われ給えや、清め給え。