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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

25年後の消滅と幻覚。

2015年04月06日 | 千伝。
二日前の夕飯は、何を食べましたか?

新任福祉委員の研修会に出席しました。

福井市の現在の人口、約30万人・・そのうち10年後、認知症人口が約1万1千人の見込み予測。

昨年の福井市の赤ちゃんの出生数、僅か約1300人。

つまり、近い将来、市内の小学生全員よりも、認知症人口の方が多くなるということです。

そして、このままの出生数の推移では、人口30万人の都市が、あっという間に、約10万人程度の都市になるということです。

県庁所在地でさえ、この人口減少に頭を抱えています。

研修を終えて、外に出ると、福井県知事が選挙運動でちょうど車に乗り換えるところでした。

「ふるさと納税」のアイデアを初めて打ち出した賢い知事です。

「日本一の健康寿命を目指す」福井県です。

福井市長、福井知事には、がんばってほしいものです。

超少子高齢化の25年後、日本の自治体の半分が消滅するというのは、現実味を帯びてきています。

さて、ここ数日間、極真空手の各国のトップ級の指導者の国際交流合宿が、福井市内で行われていました。

昨日は、一乗谷での滝行が行われたようでした。

世界各国から集まった極真会の空手家40人・・福井の印象は、どうだったのかな?

同じく昨日、その一乗谷への入り口となる場所に「あさくら水の駅」が、オープンしました。



オープン・セレモニーに、ちょっと出かけて参りました。



市長も来賓挨拶をされていました。

説明では、「人」と「水」との深いかかわりをコンセプトにした体験・学習型施設。

子供たちのために体験農園での田植え及び野菜づくり体験も出来るとのこと。



・・ヤギもウサギも遊んでいました。

さて、奈良県に「ぽっくり寺」があって、そこに毎年、ある町内の高齢者がツアーで出かけていたのですが、ある年、その二日後、ほんとうにポックリと逝った方がおられたようです。

そして、翌年から誰も奈良のぽっくり寺へは、出かけなくなったそうです。

世の中、お化けとか、霊とか、予言とか、そんなお話が出てきます。

それなら、神さまや仏さまは、いらっしゃるのでしょう。

それなら、神さまや仏さまと、話せる人間が居てもおかしくありません。

それなら、動物や植物と話せる人間が居ても不思議ではありません。

昨日、今日と学んだ事。

今の日本、暖かい社会ですか?

冷たい社会ですか?

大きな出っ腹、大口を敲く、鋭い目・・ではありません。

幻覚をも認知して、寄り添うことだと考えました。

「大きな耳、小さな口、優しい目」。

明日の夕飯、何を食べますか?