百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

きのう見た咲く花。

2014年06月21日 | 千伝。
紫陽花・・この花を好きだという人には、親密感を覚えます。



はじめて、紫陽花を見て「癒し」を与えられたような記憶があるのは、まだ幼稚園児になるか、ならないかの・・まだ幼な子の時でした。

場所は、あとで調べると、広島・宇品港の沖合いに浮かぶ金輪島という小さな島でした。

父の乗った船が、金輪島のドッグに入って、その宿舎に行ってたのでしょう。

その宿舎に入る石段に、美しい紫陽花が咲き誇っていました。

立葵・・・この花を好きだという人には、憧憬感を覚えます。



はじめて、立葵を見て「異国情緒」を認識したかのような記憶があるのは、大人になってKEW(キュウ)王立植物園で散策していた頃でした。

昨日のサッカーW杯の日本対ギリシャ戦。

何故、意気消沈するのか・・分かりません。

引き分けでしたが、日本代表チームを責めるべきではありません。

後半戦、一人少ない10人になって戦い、必死の形相で守り切ったギリシャの選手達を讃えるべきです。

ぼくは、紫陽花と立葵が、戦っているかのような花のイメージが浮かんできました。

とても、いい試合でした。

解説のサッカー専門家も、言っています。

「引き分けで、よかったのです」

もし、日本が、勝っていたならば・・。

日本は、勝ち点3。

ギリシャは、勝ち点0で、予選敗退。

これで、コロンビア(勝ち点6)とコートジボワール(勝ち点3)、そして日本(勝ち点3)の三つ巴の戦いになっていたとか・・。

しかも、予選敗退のギリシャはモチベーションは無く、どうしても勝ち点6が欲しいコートジボワールに勝てないだろうとのこと。

そして、25日の結果によって、日本、コロンビア、コートジワールが、共に勝ち点6になった場合・・得失点差で決勝トーナメントに進出するのです。

だから、コロンビアは、日本に対して、負けないゲームに持ち込むのは目に見えていました。

しかし、昨日の日本とギリシャ戦の引き分けによって、コロンビアは決勝トーナメントへの進出が決定しました。

25日の対日本戦は、コロンビアにとって勝ち負けは二の次、調整のための消化試合で控え選手を多く起用するとのこと。

さらに、勝ち点1のギリシャは、昨日同様に、必死の形相で、コートジワールに戦いを挑むことでしょう。

・・と、あるサッカー専門家のお話でした。

さて、どうなることやら?!

25日の日本対コロンビア戦、ギリシャ対コートジワール戦のゲームが、楽しみです。

紫陽花も立葵も・・がんばれ。

でも、これ以上・・必死にがんばっているのに、ガンバレは、キツイことかなぁ。

いい試合を見せて欲しいなぁ・・。

大きく、美しく、花咲くように。