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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ノーサイド

2013年12月02日 | 千伝。
師走になりました。

昨日、今日と、相変わらず両足はしびれて、右目は強膜炎でズキズキしています。

昨日のお昼・・NHK総合テレビで早明戦の大学ラグビーを、久しぶりに観ていました。

ぼくは、早稲田のOBでも、明治のOBでもありませんが、この伝統の早明戦には、懐かしいものがあります。

昭和50年代の正月の大学スポーツと言えば、ラグビーでした。

まだ、同志社も、神奈川も、そんなに強くない時代・・大学ラグビーと言えば、早明戦でした。

今年の伝統の早明戦・・現在の国立競技場での最後の試合になるということで、両校のラグビー部部員があちらこちらに呼びかけて「国立を観客でいっぱいにしよう」と自ら立ち上がったそうです。

・・見事でした!

超満員に近い5万人の観客を動員できたのです。

このプロジェクトを応援した東京おもちゃ美術館の多田さん(明治出身、早稲田講師)も、その一人です。

試合終了後には、ユーミンが「ノーサイド」を、観衆5万人の前で歌ったとのこと・・サプライズのような企画です。

さすがに、NHKのテレビでは、そこの部分を放映してはいません。

夜のNHKスポーツニュースも、早明戦ではなく、今、大学最強と言われる帝京と慶応のラグビー戦を取り上げていました。

編成部の方針でしょうが、慶応のOBがいるのかな?・・(笑)

でも、フェアな感じがします。

ラグビーが面白いと思ったのは、激突して、逃げて逃げて、攻めて、スクラムあり、個人技あり・・。

倒れた選手に、大きなヤカンから頭に水をかけると、その選手が、再び立ち上がって試合に戻る姿でした。

・・不思議な勇気を貰ったものです。

今回は、そのようなシーンは、ありませんでした。

ノーサイドではなくて、いつも at your side です。