百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

放浪記

2007年06月27日 | 千伝。
先日、NHKラジオの深夜放送を聴いていたら、故中上健次の娘も作家エッセイストになっていて、林芙美子を尊敬している話をしていた。

「放浪記」に、いくら貧乏しても借金までして、刺身を食べなくても沢庵だけで結構。
着物がいたんできたら、左前にして着てしゃあしゃあとしていて・・・・
お腹がすいたら、「ジャムパン飛んで来い」と言っていたとのこと。

林芙美子は、47歳で昭和29年に亡くなったと思うが、生きていれば100歳近く。

和菓子を洋菓子屋に買いに行ってもない。
肉屋に魚を求めてもない。

2007年06月27日 | 千伝。
サッシと網戸と冷房ができてから、蚊は、家の中に住みにくくなりました。

病気になるのも、貧しくなるのも、何かの隙間(すきま)からそれが入ってくるからでしょう。

油断大敵・・人間は、疫病神や貧乏神に隙を与えてはいけません。

見た目も大切な構えです。
今、ビリーズブートキャンプが人気で、鍛えられた肉体美ブームですが、大切なことです。

中身も外見があってこそ、生きてくる。

成長期を終えたら、醜くなる下降線に挑戦して、外見の肉体を鍛えることが、いろんな隙間をシャットアウトして、人生を支える重要な柱になること間違いなしと思います。

あんなに一緒だったのに・・を聴きながら♪