Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

賀茂御祖神社<下鴨神社>(2014年9月27日参拝)

2014-11-02 | 神仏霊場巡拝の道
いよいよオーラスの下鴨神社に到着。

こんな超メジャーな神社なのに初めての参拝です。
メジャー過ぎてあんまり行く気が起こらなかったのよね。(^^;

特別拝観で神服殿と大炊殿が見れるということで行く気になりました。(笑)

ちなみに上賀茂神社もまだ行ってません。
死ぬまでに行くと思います。(笑)



所在地:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
主祭神:玉依姫命、賀茂建角身命
創建:不明
社格:式内社、山城国一宮、名神二十二社、官幣大社
札所:神仏霊場巡拝の道


【由緒】
創祀の年代を特定することは出来ないが、
日本書紀神武天皇二年(658)二月の条に、当神社御祭神賀茂建角身命を
奉斎していた一系流「葛野主殿県主部」との氏族の名がみえる。

崇神天皇7年に神社の瑞垣の修造の記録がある為、この頃の創建とする説がある。

一説には天平の頃に上賀茂神社から分置されたともされる。

上賀茂神社とともに奈良時代以前から朝廷の崇敬を受けた。
平安遷都の後はより一層の崇敬を受けるようになり、
大同2年(807)には最高位の正一位の神階を受け賀茂祭は勅祭とされた。
弘仁元年(810)以降約400年にわたり、斎院が置かれ皇女が斎王として賀茂社に奉仕した。

平安時代中期以降、21年毎に御神体を除く全ての建物を新しくする式年遷宮を行っていたが、
本殿2棟が国宝に指定された為、現在は一部を修復するのみである。

江戸時代にも、国と国民の幸福を祈願する神社として、
神社の運営のため幕府より領地が寄せられました。 
明治初年、全国の神社の代表として、官幣大社の首位におかれ、
今日まで国と国民のための祈願を日々おこなっています。



【南口鳥居】


神社の有料駐車場はいっぱいで停められない。

うーむ、ここまで来て参拝回避かなぁ、縁が無いのかなぁ、と
半ば諦めながら車を走らせていると近くの駐車場が1台だけ空いていた。

良かったー。(^^


【さざれ石】



【相生社】


御祭神が神皇産霊神で縁結びの社らしく、
この日も女性の方々が熱心にお参りされていました。


【連理の賢木】


「京の七不思議」の一つと言われるこの木は、
2本が1本にくっついて結ばれています。

夫婦杉等は根元がくっついていてよくあることですが、
途中からくっついているのは珍しい。

この木が枯れると下鴨神社境内の糺の森に同じように結ばれた木が見つかるとかで、
現在の御神木も4代目だそうです。


【楼門】


重要文化財。

寛永5年(1628)に造替されたもので、
とても立派なものです。


【舞殿】




こちらも寛永5年(1628)に造替された重文。


【橋殿】







【中門】


重要文化財。


【言社】





【幣殿】



【西唐門】


拝観料を支払い見学開始。

まずはカリンの古木が有名な葵の庭。
よく分からんが撮影禁止でした。


【大炊殿】


大炊殿とは穀物類からなる神饌を調理していた建物で、
こちらも寛永5年(1628)に造替された重文。

建物の中に入ることが出来、
入口には竈が置かれ、中の間は流し台、用具類等を置く場所、
奥の間は調理した御神料を盛り付けたり、
御神前へお供えする順に配膳棚に並べておく所となっておりました。

神社建築でこの種の社殿が現存するのは極めて稀な社殿とのこと。

そういやこんな社殿は伊勢神宮以外では聞いたことなかったな。

ここは撮影禁止では無かったです。


【儀装馬車】




これにて一旦外に出ます。


【棟門】






この奥に摂社の三井神社が鎮座していましたが、
残念ながら観光客がいっぱい居ましたので撮影は出来ませんでした。


【供御所】





【出雲井於神社】





【神服殿】






特別拝観はこちらの中に入ることが出来ます。

中はそんなに広く無く、天皇陛下と皇后陛下の玉座がありました。

玉座を見ると高まるのは日本人だからかなぁ。

中は撮影禁止でした。


【楼門】




神服殿から見た楼門です。

美しい。


【お白石】


10月土・日・祝、11/1-12/7の期間、参加料500円を支払えば、
御本殿御垣内に石を戻す神事に誰でも参加出来ます。

伊勢神宮のお白石神事に参加した身としては、
お白石には参加せずにいられない。(笑)


【姫小松】



【解除所】




天皇陛下がここでお祓いを受けるとはちょっと驚き。


【細殿御所】







【東御料屋】


重要文化財。

奥に見えるのが造替中の国宝本殿。


【鳥居】



【輪橋】



【御手洗池】




ここはテレビで散々見たことがありましたが、
ようやく生で見れました。


【井上社】





【鴨社直会殿泉聲】







【御朱印】