Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

東大寺指図堂(2013年1月3日参拝)

2013-01-20 | 法然上人二十五霊跡
大満足の真言院を後にし法然上人所縁の指図堂へ。

ここは観光客もほとんどいなく地味なお堂です。




所在地:奈良市雑司町406
御本尊:法然上人絵図
創建:17世紀頃



【歴史】
東大寺は治承四年(1180年)、平清盛の命をうけた嫡男重衝の兵火によって、
興福寺と共に焼失したが法然上人の推挙により東大寺復興の大勧進職についた
俊乗房重源が源頼朝の支援を受け鎌倉期の大仏殿再建に全力を注がれた。

その後、永禄10年(1567)の三好・松永の乱で、大仏殿が焼失し、
その100年余り後、三度目の再建する気運が持ち上がった。

この辺り一帯は、復興事務所ともいうべき勧進所の建物群が立ち並び、
大仏殿の計画図面を(指図という)を展示するお堂が立てられた。
指図堂という名称はこのことに由来している。



【境内】


広さが僅かこれだけの指図堂です。

冬だと余計に殺風景に感じられます。


【本堂】



寛政3年(1791)、以前のお堂は大風で倒壊、
浄土宗の熱心な方々の助力を受けて嘉永5年(1852)頃、
完成したのが現在の指図堂である。

お堂が開いてるかなと思いましたが、
残念ながら開いていませんでした。

正月とはいえ平日なんで閉まっていたようです。

土日祝日は開いているそうですが、
指図堂参拝希望の方は東大寺教学部(TEL:0742-22-5511)に
一週間前までに予約すれば確実です。

またいずれ参拝したいと思います。


さて、御朱印をいただきたいと思ったが閉まっていたので途方に暮れたが、
隣の勧進所で聞いたら寺務所で対応してくれるとのこと。

寺務所がどこにあるかというと南大門近くの本坊にあります。

早速向かう。


【中門】


1716年(享保元年)頃に再建された重文。

両側に南大門の仁王像と違って余りクローズアップされることのない、
2体の巨像が祀られている。


【持国天】



【兜跋毘沙門天】



【大仏殿】




もはや説明不要ですよね。


【金剛力士立像 阿形】


この阿形吽形の2体の像は3000ものパーツで造られているとか。

これがパーツで組み立てられているとは信じられない。
繋ぎ目とか分かりませんよ。

その超絶技巧ぶりに私だけじゃなく現代の匠達も驚愕したそうです。


【本坊】


ピンポンが無くてどうしようかと思ったが、
鹿除けの扉を開けて中に入る。


【庫裏】





【写経道場】


こちらで写経をすることが出来るようです。


【寺務所】


御朱印をいただきにこちらに入ったのですが、
ここではありません。

台所でした。(^^;




ここを進んで裏手に回ります。
知らないとこんな所には入れませんよね。(^^;




裏手に回ると寺務所の玄関に到着。

御朱印はここを開けると事務員がいますので、
御朱印帳を渡して僧侶に書いていただきます。


【御朱印】