Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

丹生川上神社下社(2011年6月19日参拝)

2011-06-27 | 神社
母公堂を後にし折角洞川に来たんだから温泉に入らなきゃ!ということで
村営の温泉施設へ。

ここの温泉の湯質はサラッとした普通のお湯でした。(^^;
やっぱり温泉はヌルヌルっとした湯質がいいのです。


帰りに309号線沿いに格式の高そうな神社を発見したので行ってみることに。


その神社は丹生川上神社下社。
一度は行かなければと思っていたのでちょうど良かった。(^^


御祭神:闇靇神
創祀:不明
宝永7年(1710年)に中御門天皇の勅使が差遣されたのを始め、
時には祈雨の奉幣がなされ、また嘉永6年(1853年)に黒船が来航すると、
翌7年に孝明天皇が当神社に宣旨を下して国家安泰を祈願し、
文久2年(1862年)には攘夷を祈願するなど、
二十二社の1社として遇された。


丹生川上神社は現在三社があり、
上社、中社、下社と呼ばれている。






【一の鳥居】



【二の鳥居】



【拝殿】




実に風格ある拝殿です。
山と一体となっていて雰囲気がとても素晴らしいです。


【産霊石】




拝むと子宝に恵まれていると言われている霊石です。


【廻廊】




拝殿から本殿に山の斜面に沿って廻廊があるのですが、
これがまた実に雰囲気がいい。

これを見るだけでもここまで来る甲斐があるというもの。


【牛石(左)と蛙石(右)】


牛石は大正天皇の即位を祝って奉納されたもの。
牛が寝そべったふうに見えなくもない。(^^;

牛はじっくりと物事を見極めて粘り強く歩むことから、
人生も商売も牛歩のようにあれと言われている。


蛙石は蛙が立ち上がった姿にみえることから蛙石と呼ばれている。

蛙は瞬時に者を捕らえる瞬発力を持っている。

すなわち静と動の対照的な性格持つ石を並べて置いているのは、
人生にも物事を決めるとき、熟慮すべきか、即決すべきか判断に迷う時がある。
そんな時この二つの石に触れながら心静かに考えてみる。

牛の粘り強さと蛙の瞬発力を兼ね備えた人生であるために
何事も原点に帰る(蛙)気持ちこそが大切だとこの石が教えてくれている。



【御朱印】




雨の日に参拝するのは好きじゃないけど、
こういう山深くにある神社は雨だと荘厳な雰囲気を感じて、
雨の日の参拝もいいものですね。


お寺派の私ですが、
こういう雰囲気の神社は大のお気に入りです。