まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

市有地

2017年05月22日 | Weblog

「管理しないから…」

『市有地に「無断野菜畑」さらに5カ所…コスモス栽培のはずが、管理は住民任せ〝転用〟横行 大阪・交野

5/22(月) 15:09配信

産経新聞

大阪府交野(かたの)市星田地区の市有地を住民らが野菜畑として無断利用していた問題で、ほかに少なくとも5カ所の市有地で、草刈りを依頼された住民らが市の許可を得ず野菜を栽培していることが22日、市などへの取材で分かった。住民側は市に「コスモス栽培」などを約束しながら野菜を栽培していた。市は「指導を進めているが、手が回らない」と釈明。住民側は「畑をなくせば雑草が伸び放題になる」と納得いかない様子だ。

市によると、住民が無償で野菜畑として利用している市有地は、JR星田駅前の空き地や藤が尾地区の水路脇斜面など少なくとも5カ所。昨年3月、星田地区の森林公園の一角(約6500平方メートル)で野菜畑としての無断転用が発覚したため、市が同様のケースを調べるなどして判明した。5カ所とも、青々とした野菜の葉が生い茂っている。このうち最大規模の同市南星台の一角約450平方メートルの土地では、市が平成3~4年ごろ、住民に雑草の草刈りを依頼。

住民側は口約束でコスモスを栽培することを認められたが、数年後にコスモス畑は野菜畑に様変わりしたという。近隣住民によると、現在は住民約10人がタマネギやサヤエンドウ、ジャガイモなどを栽培し、各家庭で個人消費している。市は今年3月、住民と協議し、今年夏ごろをめどに住民側が原状回復して市に返還することで合意したという。

ただ、現地で野菜を育てている男性(74)は取材に「(畑をやめれば)夏場は特に雑草が伸び放題になる。市が土地を有効活用する案を示してくれたらええけど…」と不満げ。市の担当者も「市で頻繁に草刈りするのは難しい。有償での貸与も考えなければいけない」と話す。別の市有地でタマネギを育てている商店主の男性(65)は「手入れしなければ店先に大量の虫が発生する。市に管理を任せても対処しきれへんやろうが…」とあきらめ顔。一方、ニラを育てている女性(69)は「市から何か言われたら元に戻す」と悪びれる様子はない。

市では現在、調査チームを発足させて解決を模索しているが、そもそも市側が正式な契約もないまま住民側に市有地の管理を任せてきたことが、問題の背景にある。市の担当者は「市が強制的に畑を更地にするわけにはいかない。住民との話し合いを継続し、是正を順次進めたい」としている。同市では昨年3月、約3億円で買収した星田地区の市有地で無断転用が発覚。住民らが約25年間にわたり野菜畑として無償利用していたが、今年3月末に市へ明け渡した。』

※それは言いわけ。要は「無断使用!」


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