昨日、日本代表監督が元メキシコ代表監督のアギーレ氏に決まったというニュースがありました。サッカー系ブログとしては最優先事項のニュースなので、以前書きましたが記事にします。アギーレ氏の監督としてのキャリアは以前書いた通り、スペインリーグとメキシコ代表です。
メキシコ代表では2002年と2010年の二度、ベスト16と結果を出しています。メキシコ代表は所属する北中米カリブ海予選がメキシコ以外強豪がおらず比較的楽という理由で、W杯の出場回数は多いですが、以前は「出場回数の割には弱い」と言われていました。
そんなメキシコ代表が強くなるきっかけになったのがアギーレ氏の選手時代の1986年で、名将ボラ・ミルティノビッチが率いて8強に入りました。W杯8強選手、16強監督となれば間違いなく日本の選手からは尊敬を集めるでしょうし、ミルティノビッチのノウハウを吸収している期待もあります。
W杯16強監督なら世界にはたくさんいるはずと思う方もいらっしゃるでしょうが、率いているチームがメキシコというところに価値があります。当時の選手構成は覚えていないので、今回のW杯のデータですが、メキシコは代表の半分が国内組です。
また、エースストライカーのエルナンデスはマンUながらあまり試合に出ておらず、同じマンUの香川真司とそんなに変わらない立場です。10番を背負うドスサントスもスペインリーグではあまり強豪でないビジャレアル所属と、選手の質という意味では日本とあまり変わらない構成です。
そういう選手たちが、6大会連続ベスト16で、日本はベスト16は2回ということを考えると、何かメキシコサッカーを強くするノウハウがあるはずです。そのノウハウがアギーレとともにやってくるのではという楽しみはあります。
アギーレは日本でも試合をしています。2002年W杯のメキシコ対クロアチア(新潟)やメキシコ対イタリア(大分)を見た方もいらっしゃるでしょう。当時は私は病気で戦術分析ができるほどの健康状態ではなかったので、残念ながらアギーレがどんなチームを作ったかは覚えていません。
アギーレが何をやるかは、これから日本代表の試合を見てお手並み拝見のつもりです。9月のベネズエラ戦(横浜国際)を生で見られるか、ちょっと検討してみます。平日なのでちょっと厳しいかなと思いますが。
メキシコ代表では2002年と2010年の二度、ベスト16と結果を出しています。メキシコ代表は所属する北中米カリブ海予選がメキシコ以外強豪がおらず比較的楽という理由で、W杯の出場回数は多いですが、以前は「出場回数の割には弱い」と言われていました。
そんなメキシコ代表が強くなるきっかけになったのがアギーレ氏の選手時代の1986年で、名将ボラ・ミルティノビッチが率いて8強に入りました。W杯8強選手、16強監督となれば間違いなく日本の選手からは尊敬を集めるでしょうし、ミルティノビッチのノウハウを吸収している期待もあります。
W杯16強監督なら世界にはたくさんいるはずと思う方もいらっしゃるでしょうが、率いているチームがメキシコというところに価値があります。当時の選手構成は覚えていないので、今回のW杯のデータですが、メキシコは代表の半分が国内組です。
また、エースストライカーのエルナンデスはマンUながらあまり試合に出ておらず、同じマンUの香川真司とそんなに変わらない立場です。10番を背負うドスサントスもスペインリーグではあまり強豪でないビジャレアル所属と、選手の質という意味では日本とあまり変わらない構成です。
そういう選手たちが、6大会連続ベスト16で、日本はベスト16は2回ということを考えると、何かメキシコサッカーを強くするノウハウがあるはずです。そのノウハウがアギーレとともにやってくるのではという楽しみはあります。
アギーレは日本でも試合をしています。2002年W杯のメキシコ対クロアチア(新潟)やメキシコ対イタリア(大分)を見た方もいらっしゃるでしょう。当時は私は病気で戦術分析ができるほどの健康状態ではなかったので、残念ながらアギーレがどんなチームを作ったかは覚えていません。
アギーレが何をやるかは、これから日本代表の試合を見てお手並み拝見のつもりです。9月のベネズエラ戦(横浜国際)を生で見られるか、ちょっと検討してみます。平日なのでちょっと厳しいかなと思いますが。
今まで日本のサッカーは体格が優れてなくても勝てるスペインのサッカーを目指していましたが、そのスペインのサッカーも今回のW杯でほぼ破滅。日本よりワンランク上のメキシコのサッカーの影響を受けるのは第1歩だと思います。
よく「ホップ・ステップ・ジャンプ」と言いますが、ザックのサッカー(スペインサッカーを目指していた日本代表)はいきなり‘ジャンプ’していた感じです。
走り幅跳びでも、飛行機の離陸でも助走は不可欠で、いきなり優勝を目指すのではなく、毎回のように決勝トーナメントに進めるチームに日本はなってほしいと思います。
アギーレにはその土台づくりを期待したいですね。