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現在の西武ライオンズ

2014-04-22 21:40:52 | 他スポーツ
現在、西武ライオンズは開幕から低迷して最下位です。まだ始まったばかりで、これから勝ち進む可能性はあると思いますが、今の西武は打てません。四番を予定していたおかわり君が二軍スタート、五番予定の坂田が長期離脱で、今は四番の浅村以外はクリーンアップを固定できません。

特に深刻なのは五番の人材難です。秋山が打撃不振で脇谷、ランサム、大崎が入れ替わりで入っていますが、残念ながら今の西武は浅村を敬遠で歩かされると点にならないことが多いです。ランサムはメジャー在籍12年で期待していましたが、メジャーでの通算打率は2割1分で、どちらかといえば守備要員です。

その中で明るい要素は脇谷と木村の活躍です。脇谷は内野ならどこでも守れる順応性が高く、主に三塁ながらおかわり君の代役で一塁に入ることもあります。土曜日のオリックス戦では決勝タイムリーの活躍でした。

木村はかつてのドラフト1位ですが、投手としては開花せず、野手に転向して3年目です。私が見に行った試合では一塁を守れないことが発覚してしまいましたが、右翼としては肩の強さと守備範囲の広さで機能しています。オープン戦で3割をマークしてプロ7年目で初めての開幕一軍ですが、ここまで4本塁打と打撃もまずまずです。

投手は今季は十亀が中継ぎに回り、ウィリアムス、ボウデン、高橋と久しぶりにブルペンが整備されたと感じていましたが、彼らをなかなかリードした展開で起用できずに負け試合で起用して打たれる最悪のシナリオです。そのため、なかなかセーブのつく展開がありません。

それでも、先発ローテーションの岸、菊池、レイノルズ、牧田、野上、岡本洋の6人はまずまずの安定感で、早いイニングで敗色濃厚になる試合はそれほど多くありません。このまま最下位では終わらないと、ファンらしく信じたいと思います。

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