今日の日本代表タイ戦は、4-0で日本の勝利に終わりました。今回の、UAE、タイと続く2試合はW杯予選通過のためにはどうしても連勝が必要だったので、この結果はもちろん良かったと思います。
しかし、インタビューで吉田が認めていたように、シビアに見れば内容は良くなかったと思います。理由は、2点リードを奪ってからのパス回しが乱れ、タイにシュート数で上回られるなど、タイに数多くのチャンスを与えたからです。誰が悪かったというより、チーム全体が少しずつミスが積み重なった故の展開でした。
特に、SBがオーバーラップして必ずシュートかクロスで終わらなければいけない場面で横パスを選択して取られるなど、戦術的な約束事が徹底していないようなミスが見られたのはいただけません。2点リードが風前の灯火のように思えた、前半の25分過ぎからの展開でした。
そんな苦境を救ってくれたのは、久保裕也と本田圭佑でした。久保は、1得点2アシストと明確な結果を出してみせました。つなげない日本が、思い切って縦パスで久保を走らせると、ライン守備を引くタイの4バックの裏にスピードで抜け出してくれました。もちろん、追いつけるようなボールを蹴る必要はありますが、苦しくなったら久保を使えという展開が可能だったのは大きいです。
特に価値があったのは久保の3点目でした。ハーフタイムで修正したはずの日本でしたが、後半の立ち上がりからしばらくは何かがおかしいような試合展開を変えられませんでした。そんな劣勢の中で飛び出したのが、スローインを受けた久保の豪快なミドルです。内容の悪さは気になっても、3点あれば逆転はほぼないと安心できました。
本田圭佑の投入も効いていました。原口元気に代わって左FWに入った本田ですが、香川真司とは長年コンビを組んでいる理由もあって、ボールが回りやすい位置をキープすることができていました。得点には絡んでいないとはいえ、本田にボールが入れば何かが起こりそうな期待感を持って見ることができました。
内容こそ苦しんだとはいえ、勝ち点は16に伸び、次のイラク戦を勝てばかなりの確率で予選通過ができそうな位置につけられます。世界を目指そうとするなら、こんなところで負けてはいられないですから、次のイラク戦でいい内容を見せてくれると思いたいです。
しかし、インタビューで吉田が認めていたように、シビアに見れば内容は良くなかったと思います。理由は、2点リードを奪ってからのパス回しが乱れ、タイにシュート数で上回られるなど、タイに数多くのチャンスを与えたからです。誰が悪かったというより、チーム全体が少しずつミスが積み重なった故の展開でした。
特に、SBがオーバーラップして必ずシュートかクロスで終わらなければいけない場面で横パスを選択して取られるなど、戦術的な約束事が徹底していないようなミスが見られたのはいただけません。2点リードが風前の灯火のように思えた、前半の25分過ぎからの展開でした。
そんな苦境を救ってくれたのは、久保裕也と本田圭佑でした。久保は、1得点2アシストと明確な結果を出してみせました。つなげない日本が、思い切って縦パスで久保を走らせると、ライン守備を引くタイの4バックの裏にスピードで抜け出してくれました。もちろん、追いつけるようなボールを蹴る必要はありますが、苦しくなったら久保を使えという展開が可能だったのは大きいです。
特に価値があったのは久保の3点目でした。ハーフタイムで修正したはずの日本でしたが、後半の立ち上がりからしばらくは何かがおかしいような試合展開を変えられませんでした。そんな劣勢の中で飛び出したのが、スローインを受けた久保の豪快なミドルです。内容の悪さは気になっても、3点あれば逆転はほぼないと安心できました。
本田圭佑の投入も効いていました。原口元気に代わって左FWに入った本田ですが、香川真司とは長年コンビを組んでいる理由もあって、ボールが回りやすい位置をキープすることができていました。得点には絡んでいないとはいえ、本田にボールが入れば何かが起こりそうな期待感を持って見ることができました。
内容こそ苦しんだとはいえ、勝ち点は16に伸び、次のイラク戦を勝てばかなりの確率で予選通過ができそうな位置につけられます。世界を目指そうとするなら、こんなところで負けてはいられないですから、次のイラク戦でいい内容を見せてくれると思いたいです。