Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

相手ミスを利用できた(4/28浦和対名古屋)

2024-04-29 21:38:48 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのホーム名古屋戦は、2-1で浦和の勝利に終わりました。もっとも、序盤は苦しんだ浦和でした。名古屋は3-5-2で、トップ下に森島、2トップに倍井と永井謙佑というスピード型の2枚を置いてきました。3バックのメリットとして、両アウトサイドを使った攻撃が4バックの相手にマークされにくいというものがあります。

そのため、相手右アウトサイドの中山はうまく一枚余ることができました。当初、左サイドの守備を左SBの渡邊凌磨の1枚で対応させていた浦和は、中山を生かした名古屋の攻めに何度も後ろを向かされる展開になります。渡邊凌磨は本職のDFでないこともあって、中山の個人技で抜かれる場面もありましたが、この日は昨年の堅守の要因だったショルツとホイブラーテンのCBコンビが、うまく渡邊凌磨の後ろをカバーしていました。

また、2トップが両方ともスピード型の名古屋は、ターゲットマンがいないのでクロスを上げても合わないので、徹底的に前からプレスに行くサッカーでショルツとホイブラーテンのところに圧力をかけてきました。そこを外すことができれば浦和のカウンターが機能しますが、グスタフソンのところも相手が1枚詰めていて苦し紛れのロングフィードも目立った前半でした。

名古屋に中距離のシュートを何本か打たれた浦和ではありましたが、先制点は浦和に入ります。相手DFが自陣でのクリアを上に蹴ってしまうミスをうまく拾ったチアゴ・サンタナが出したスルーパスを、この日は今季初スタメンだった安居が合わせて浦和が先制します。チアゴ・サンタナは自陣からのロングフィードを必死でキープしようとしても孤立する苦しい状態でしたが、この場面では安居の動きをよく見ていました。

それでも、浦和の試合運びはあまり上手くなかった印象で、前田直輝のバックパスがミスになって相手カウンターになり、ファウルで止めた伊藤敦樹がイエローカードを出される際どい場面も作られました。この試合は暑さの中のデーゲームだったので、条件の悪いときは安居の脚力で追いかけようというのが起用の意図のようでしたが、なかなかボールが回らない展開になります。

左サイドはウイングの中島翔哉がボールをキープできるので、中島翔哉と安居と渡邊凌磨の3枚が絡めばサイドで持つことができたので、そこからのクロスで点を取れば勝利も見えてくるでしょうが、中山が絡む相手の右サイドは途中から安居に対応させたものの脅威でした。まだ何が起こるかわからないと、ちょっと不安な気持ちで迎えたハーフタイムでした。

後半については明日以降マニアック分析で補足します。





















































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ヤマシャクヤク

2024-04-29 17:05:45 | 雑記
赤城自然園のお目当ては、写真のヤマシャクヤクもありました。森林公園にも咲く花ですが、ここ赤城は冷涼な気候なので咲く時期が遅く見ることができました。森一面がヤマシャクヤクで埋め尽くされるという、夢のような光景を見ることができました。









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Rマドリード対バルセロナ

2024-04-29 14:31:53 | ワールドサッカー
ラリーガ(スペインリーグ)のクラシコと呼ばれる名門対決、Rマドリード対バルセロナのビデオを見ていました。この試合はラリーガの首位攻防戦で、首位レアルに対し、2位バルサは勝ち点8差で追う展開でした。追うバルサは勝ち点3を取るしか優勝の望みをつなげない試合です。それでも、この試合は世界でも最高峰の試合ということもあって、特別な手はなく両チームともにいつもの4-3-3で入ってきました。

先制したのはバルサでした。開始1分でCKをボランチのクリステンセンが頭で合わせてのゴールでした。バルサとしては右ウイングに入っている16歳のヤマルのスピードを使いたいところで、カウンターで長い距離を走るタイプではないものの、瞬間的な速さで相手左SBに対して一瞬競り勝って裏へ出られます。そのヤマルからの折り返しを、レアルCBが足先に当ててしのぐ場面もありました。

レアル側も、ゴールキックをバルベルデが蹴ると敵陣の半分くらいまで飛ぶという技を見せてきますが、レアルはスピードを生かした攻めで同点に追いつきます。クラシコらしい、展開の速さから、右ウイングのロドリゴがエリア内で倒されたという判定になってPKになり、このPKをビニシウスが決めて同点にします。この日は引き分けでも良いレアルがボールを回し、バルサが我慢しながら速攻狙いという展開になります。

今年のバルサはブスケッツが抜けたアンカーになかなか適任者が見つからず、本来CBのクリステンセンで落ち着かせるまで苦労しました。この試合は思い切って攻めようとしたようで、ハーフタイムにクリステンセンを下げてフェルミンを入れて、デヨングのアンカーで攻めに出ます。その起用は当たり、バルサの長距離のシュートのこぼれ球にフェルミンが合わせて一旦はリードを奪います。

しかし、そこからがレアルの強さでした。同じ4-3-3の浦和レッズがこんなサッカーをして欲しいというイメージ通りのゴールが、レアルに2度続くことになります。まず、左からのクロスがペナルティーエリアを抜けたところを、ファーサイドにいたルーカス・バスケスが合わせて同点にします。

これで引き分けでも良いレアルは、引き分けを狙っても良い展開でしょうが、これは伝統のクラシコなのでレアルは勝ちに行き、最後は右からのクロスをファーサイドに詰めていたベリンガムが決めて3-2と逆転したレアルの勝利に終わりました。クラシコらしいスピード感と個人技は見て楽しめましたが、これで今年のスペインリーグはほぼ決着となった試合でもありました。


レアルDFミリトン


バルサFWラフィーニャ


レアルMFバルベルデ


バルサDFカンセロ
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