Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

PK戦までもつれた死闘(7/31U-24日本対NZ)

2021-07-31 22:25:40 | ワールドサッカー
今日のオリンピックのサッカー男子代表のニュージーランド戦は、0-0からのPK戦となり日本が辛くも準決勝進出を決めました。NZはA代表でもおなじみの名前である、プレミアリーグでも活躍するFWクリス・ウッドがオーバーエイジで出場していました。オーバーエイジにはオーバーエイジをということで、ウッドには吉田がマークにつき、この長身FWに仕事をさせないことには成功します。

それでも、この試合を思惑通りに運んでいたのはNZの方でした。NZは5-3-2という、後ろを厚くする布陣で日本にスペースを与えない戦い方で、勝負をとにかく後半戦に持ち込もうとしてきました。もっとも、5バックでバランス良く守るには5-4-1が理想で、NZは中盤が3枚と一枚少ないので、中盤のどちらかのサイドは必然的に空きます。

そのスペースで堂安か久保建英が持つという意味では、日本も狙いは見て取れましたが、この日は1トップの林が相手の分厚い守備に阻まれてあまり機能しませんでした。サイドからボールを入れても、最後の詰めのところでなかなか決めきれませんでした。ボール支配率やシュート数では日本が上の展開でも、ゴールだけが決まらずに前半を0-0で折り返します。

そんなゲームが動きかけたのは一つのアクシデントでした。NZのキャプテン、リードが前から痛めていた膝を悪化させて交代します。この交代で5バックだったNZは布陣を4-4-2に変更し、トップ下に途中出場の12番を置いてきました。このトップ下が日本のダブルボランチの間にポジションを取って効いてきたので、遠藤航や田中碧が思うように攻撃に行けなくなってきます。

それでも、ゲームの主導権は日本が握っていましたが、この日はNZのGKウドが当たっていました。ドリブルで切れ込んだ久保建英のシュートも止めており、橋岡のクロスを上田が合わせた至近距離のシュートも止めました。相手GKが好調なので、PK戦にはしたくないと嫌な予感もしましたが、なかなかゴールを得ることができずPK戦に持ち込まれます。

そのPK戦は、GK谷がヒーローになりました。NZの2人目の3番の助走なしのキックを読み切って、正確なセービングで止めます。続くNZの3人目のシュートが外れたこともあり、日本は4人全員が確実に成功させてこのPK戦を勝利します。準決勝の相手は強豪スペインです。オーバーエイジでレアルマドリードのアセンシオがいるチームですが、ここまで来たらどこが来ても強いので、日本のベストを発揮して欲しいものです。
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ひまわり

2021-07-31 21:40:09 | 埼玉
今日は、埼玉県の新型コロナウイルス感染者が1000人を超えるという、悲しい日でした。考えていたお出かけは、すべてゼロベースでキャンセルですが、不要不急の外出にならない範囲として、近所を散歩していました。寂しい夏ですが、写真のひまわりは元気に咲き誇っていました。
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小技と大技の融合(7/31野球日本対メキシコ)

2021-07-31 16:12:07 | 他スポーツ
今日のオリンピックは、野球の日本対メキシコを見ていました。日本先発は森下(広島)で、初回に2本の安打を浴びて1失点からスタートします。横浜スタジアムの球速表示は辛めに出るので、ストレートの球速が147km程度だったのはその要因もありますが、調子は良くないのかなと若干気になりました。しかし、この日の日本打線は早めに追いつくことができました。

2回表に2安打を絡めてチャンスを作ると、9番甲斐のピッチャー返しのゴロが中前に抜けて同点に追いつくと、続く3回には浅村の投ゴロの処理で相手投手がもたつく間に三塁走者の坂本がホームインして勝ち越すことに成功します。メキシコにとっては、日本打線にそれほど会心の当たりを打たれていなくても、結果的にビハインドになる、精神的に堪える展開です。

メキシコの先発投手が3回で交代した後の4回がチャンスでした。1死1,3塁とチャンスを作ってから、1番DHに入っていた山田哲人が、相手投手の高めに抜けたボールを強振してレフトスタンドに運び、5-2とする大きな本塁打を放ちます。この「大技」もゲームを優位に運べた要因で、さらに7回にも坂本のソロ本塁打が出て、日本としては安全圏に持ち込む戦いができました。

守備面では、メキシコの4番サンチェスを抑え込んだのが効きました。サンチェスはメジャーリーグ通算200本塁打以上を誇るレジェンドで、2年ほどのブランクがありながらこの五輪のために現役復帰して、メキシコリーグで3割4分を打って代表入りした選手です。この主砲が、打ちにくい外の変化球に対応できず、1,3塁のピンチを1点こそ取られたものの注文通り併殺打に打ち取れています。

もちろん、課題もあります。それは5点リードした後の8回の守りです。日本としては8回を抑える中継ぎで投入した、西武ライオンズの平良が制球を乱して走者を出したところで本塁打を浴びています。横浜スタジアムは決して広い球場ではないので、投手がちょっと間違えると大量失点の恐れがある、野球の難しさが出ました。

それでも、会心の当たりが続かなくても点が取れる日本の良さは出ました。4番の鈴木誠也に当たりが出ていないのが気になりますが、準々決勝以降に勢いのつく勝ち方で今後が楽しみです。
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