普段、風邪などで体調を崩したときは、ワールドサッカーを見るチャンスだと思って、時には朝から晩までビデオを見ることもあります。しかし、昨日の風邪は座っているだけでも辛いほどだったので、食事中以外の時間はほとんで寝ている状態でした。ようやく、今日に入って元気が出てきたので、たまったワールドサッカーのビデオから、欧州CLベスト16の第1戦、シャルケ(ドイツ)対Rマドリード(スペイン)を見ました。
スペインリーグは普段は見られないので、アンチェロッティになってからのRマドリードは初めて見るのも、この試合を見たかった理由です。モウリーニョ時代は手堅いサッカーのイメージでしたが、この試合では3トップのベイル(11番)、ベンゼマ(9番)、Cロナウド(7番)が全員スピード型という理由で、どんなときでも裏へパスを出して走らせるスタイルを貫いてきました。
この3トップ全員にゴールが生まれ、結果は5-0と圧勝したRマドリードでしたが、4-3-3の中盤のうちアンカータイプはシャビ・アロンソ(14番)だけで、右のモドリッチ(19番)はトップ下タイプ、左のディマリア(22番)はサイドアタッカータイプで、どちらもボランチではありません。ユベントスが強かった頃の4-3-3では、3人の中盤はボランチタイプで守りを固めていたので、このRマドリードの前がかりの起用がうまく行くか気にしていました。
しかし、それは杞憂でした。シャビ・アロンソこそ守備に専念していましたが、モドリッチもディマリアも素早くボールをさばいて相手に隙を与えず、どこからでもゲームメークができるRマドリードの強さを発揮する原動力になっていました。その結果、誰が持っても裏を狙うのがRマドリードのスタイルになっていて、何度も裏へ走られればシャルケがラインDFを高い位置に引いたらやられる展開になりました。
また、ベイルもCロナウドもシュート技術が非常に高いです。GKとの1対1になったとき、落ち着いてGKの肩口を抜く浮き球を正確に放てるのはさすがワールドクラスで、裏へ出てフリーになれば即ゴールというRマドリードの強さだけが目立った試合でした。
シャルケは惨敗だっただけに、この試合だけ見ればどこがいいかわかるには至りませんでした。サイドハーフのドラクスラー(10番)、ファルファン(17番)のところまではボールが持てていましたが、そこからの展開がなく、1トップのフンテラール(25番)はほとんどボールに触れませんでした。シャルケの内田は欠場でしたが、これだけの惨敗だと出てなくてよかったかもしれません。
スペインリーグは普段は見られないので、アンチェロッティになってからのRマドリードは初めて見るのも、この試合を見たかった理由です。モウリーニョ時代は手堅いサッカーのイメージでしたが、この試合では3トップのベイル(11番)、ベンゼマ(9番)、Cロナウド(7番)が全員スピード型という理由で、どんなときでも裏へパスを出して走らせるスタイルを貫いてきました。
この3トップ全員にゴールが生まれ、結果は5-0と圧勝したRマドリードでしたが、4-3-3の中盤のうちアンカータイプはシャビ・アロンソ(14番)だけで、右のモドリッチ(19番)はトップ下タイプ、左のディマリア(22番)はサイドアタッカータイプで、どちらもボランチではありません。ユベントスが強かった頃の4-3-3では、3人の中盤はボランチタイプで守りを固めていたので、このRマドリードの前がかりの起用がうまく行くか気にしていました。
しかし、それは杞憂でした。シャビ・アロンソこそ守備に専念していましたが、モドリッチもディマリアも素早くボールをさばいて相手に隙を与えず、どこからでもゲームメークができるRマドリードの強さを発揮する原動力になっていました。その結果、誰が持っても裏を狙うのがRマドリードのスタイルになっていて、何度も裏へ走られればシャルケがラインDFを高い位置に引いたらやられる展開になりました。
また、ベイルもCロナウドもシュート技術が非常に高いです。GKとの1対1になったとき、落ち着いてGKの肩口を抜く浮き球を正確に放てるのはさすがワールドクラスで、裏へ出てフリーになれば即ゴールというRマドリードの強さだけが目立った試合でした。
シャルケは惨敗だっただけに、この試合だけ見ればどこがいいかわかるには至りませんでした。サイドハーフのドラクスラー(10番)、ファルファン(17番)のところまではボールが持てていましたが、そこからの展開がなく、1トップのフンテラール(25番)はほとんどボールに触れませんでした。シャルケの内田は欠場でしたが、これだけの惨敗だと出てなくてよかったかもしれません。