Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

相手の狙い通り(8/2浦和対清水)

2009-08-03 18:42:12 | 浦和レッズ
私はレッズ戦を見るときはまず相手の狙いを確認してから、浦和がどう崩すか見ます。清水は、昨年の対戦では伊東の1ボランチでダイヤモンド型の中盤でしたが、この日は伊東と本田拓也を組ませるダブルボランチできました。

これは明らかに慎重策です。前回ナビスコ杯で3点取った相手といえども、攻撃力は侮れないという意志表示で、ロースコアの展開に持ち込みたいという狙いでした。これに対する浦和は、最初は足元のパスばかりで相手の守備網にひっかかっていました。

しかし、エジミウソンを裏に走らせるのがベストのパターンと気づいた浦和は次第にその形を出してきます。ただ、エジミウソンは不調のようで、ゴール前でフリーになったシュートを外しています。

また、雨の中の試合になったことで、ミスはお互いに起こる展開でした。浦和もゴール前でヨンセンのマークを外して、決定的なヘディングシュートも打たれています。ただ、この試合は0-0で前半を折り返したことで、ベンチスタートのポンテをどこで入れるかという楽しみはありました。

普通に後半の頭から原口に代えて投入するのかと思っていましたが、この日の原口は好調で、ドリブルから1点取るのではとベンチは期待したのでしょう。後半の頭の選手交代はありませんでした。

結果論ですが、浦和の敗因はこの仕掛けの遅さだったと思います。清水が枝村まで自陣に下げてリトリートをしてくることもある慎重策なら、先に仕掛けて点を取りに行くべきだと思いました。

いつポンテを入れるのかと待っているうちに、ヨンセンのポストプレーから市川に抜け出され、フリーでクロスを上げられて枝村のゴールにつながってしまいました。ようやく、慌ててポンテをダイヤモンドの頭(トップ下)に入れましたが、清水は守りに入っており原のカウンター狙いに逆にゴールを狙われる悪循環でした。

この敗戦を見る限りでは、浦和相手に攻撃サッカーを仕掛けてくるチームは無くなるのではと思います。引き気味に戦うのがベストということになっては、フィンケ監督も現実策や補強に走るかもしれません。カウンターで点を取っても1点は1点なので、否定はしませんが。
コメント
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