忘れていた「新戦力」(三都主アレサンドロ)

ザルツブルグからレンタル期限が切れて浦和に戻ってくることは、だいぶ前から既定事実だったですが、なかなかクラブから正式発表が出なかったため、ブログに載せるタイミングを逃してしまいました。そんな三都主アレサンドロ選手の話題をします。

このブログを読んでいる方はレッズサポーターが多いと思いますので、三都主の実力は既にご存知の方が多いと思います。左サイドを突破するドリブル、正確なクロスが武器で、最適なポジションは左アウトサイドであることは良く知られています。

ただ、三都主の加入は、いろいろなオプションを生むことになると思います。それは3トップの可能性が出ることです。今までの浦和で、3トップの左ができそうな選手がいなかったため、試合終了間際のパワープレー以外では3トップはありませんでした。しかし、三都主は攻撃力があるため、3トップの左でも力を発揮します。

以前の記事で3-5-2、4-4-2の可能性を予想しましたが、この両システムは新加入の梅崎が頼りになるシステムです。梅崎がもし、戦力にならなかった場合のオプションがこの3トップです。真ん中が高原、右がエジミウソン、左が三都主で、左アウトサイドに平川、右アウトサイドに山田、ダブルボランチに鈴木啓太と阿部勇樹、3バックに堀之内、闘莉王、坪井です。

これを見せておけば、梅崎も指定席はないと刺激を与えることもできますし、三都主の攻撃力を生かし守備の不安を消せます。開幕前はいろいろな布陣を予想して楽しむのがサポーターのオフですが、これは意外と面白いかもと思ってブログに載せました。