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互いに持ち味を発揮(9/23浦和対清水)

2006-09-23 16:03:46 | 浦和レッズ
浦和はワシントンが復帰したことで、パスが落ち着く場所ができました。スペースに飛び出す山田もいいです。清水も運動量の多いサッカーで、両チームとも内容の良い試合です。

とハーフタイムに携帯から書きましたが、一試合トータルで見ると後半の内容が良くなかったので、一般的な印象は内容が悪いということになるのでしょう。ただ、トップ下にパサーを置くというイメージをあえて覆して、ポンテをベンチに座らせて山田を起用したギドの判断は正しかったと思います。

山田は驚くようなスルーパスは出せませんが、走る能力が高く、何度でもスペースを突くことができます。またヘディングにも強く、山岸のロングボールを頭で落とせます。さすがに途中から清水が山西をマンツーマンでつけて山田のヘッドは封じられましたが、トップ下が動いてくれることで、前半の浦和の攻撃は機能したと思います。

また、ワシントンの復帰で、ボールが落ち着く場所ができて、パスのターゲットがあるのも、前半の攻撃が良かった理由です。持ち味の単独突破からのゴールは清水が何人もマークをつけたため見られませんでしたが、山田のCKがファーサイドに流れ、三都主が逆からクロスを上げた一瞬のチャンスを逃しませんでした。

ただ、この試合を好ゲームと呼ぶのは、清水が運動量の多さを見せて中盤対決を互角に持ち込んだことです。チョ・ジェジンの1トップだった当時(2005年8月)はチョ・ジェジンを封じられるとほとんど攻め手がありませんでしたが、今はマルキーニョスが自在に引いてきてチャンスを作り出せます。枝村、伊東、高木純平らもよく動き回り、中盤でボールキープができるチームになっていました。

そのため、清水のハーフタイムの交代は、浦和にとっては助かりました。杉山に代えてアレシャンドレを入れた交代ですが、アレシャンドレはテクニックはありますが、あまり動かない選手だったからです。こんなところに、藤本淳吾の不在の影響があったと思います。

ただ、浦和もワシントンが負傷交代した後のサッカーは良くなかったです。代わりにポンテが入ったのですが、永井の1トップが機能しないのは既に何度も試して分かっているはずなので残念です。結局、私のゲームメモに、後半の最後の15分間は浦和の攻撃がほとんど記録されませんでした。

それでも、何とか逃げ切ってくれたことで、楽しみをこれからに持ち越すことはできました。京都戦、西京極に参戦予定なので、また勝って旅を楽しみたいものです。
コメント (2)
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