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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

クリンチャー用チューブ バルブ部の保護

2014-10-18 20:14:30 | ホイール
最近は主流になったクリンチャーと呼ばれる W/O のタイヤに使うチューブ
これのバルブ付近の不具合が良く有る様です それを有る程度防ぐ事が出来る
簡単な方法を見て頂きます





タイヤのビートをリムのエッジに引っ掛けて取り付けるクリンチャーと呼ばれるタイヤ 
その中に使うチューブです これのバルブ部分で結構な頻度で不具合が起る様です




私はクリンチャーは使わないのですが
少し前に引き渡した知人の COLNAGO コルナゴ
これが最近パンクの神様に気に入られたのか
良くパンクをします






使っているホイールは MAVIC の KSYRIUM キシリウム
タイヤはパナレーサーの 23mm 巾です






チューブは Vittoria でバルブ部分には この様に
一枚、切ったチューブを使い保護しています 最近
このホイールが頻繁にパンク 乗り手にまだ修理の
講習をしていないので その都度出張しパンク修理を
していました






そして出先でスペアチューブと入れ換えた時
バルブの保護材を使わずにいたら 5km 程度の
走行距離でこの様にバルブの際が傷付きました
私の面子まる潰れです(笑)
と言う事はこの保護材はそれなりに役に立っていると
言う事ですね






この保護材は使わなくなったチューブを
必要な長さに切って作ります おおよそ
4 cm で良いでしょう これを切り裂き
必要な巾に切り落します






その切り落したチューブの穴開けに使うのは
ポンチが有れば良いですね これは 4.5 mm です






別にハサミを使っても良いですが ポンチの方が
簡単で綺麗に開ける事が出来ます 上がハサミ
下がポンチです








私が使っているのはポンチのサイズが替えれる物ですが
一般的にはこの様な物が売られています 数百円です
バルブの外径は 6mm なので 5mm 前後のサイズを
選べば良いと思います






バルブの根本はこの様な形状なのでここが保護
出来れば良いですね そのサイズは次に紹介します




二種類のサイズを作っているので見てみましょう
穴開けのポンチは全て 4.5mm を使っています






このサイズになると チューブの折り癖が残って
いますが 巾 2cm x 長さ 4cm です






それをバルブに付けるとこの様に充分バルブ周りを
保護出来ます






これはチューブの折り癖を避けて切り落したら
巾が 1.5 cm 程度です




それを使うとこの様な感じです リムのバルブ穴を
考えると ギリギリかな?
でもこれを使っていましたが大丈夫ですね





リムのバルブ穴を面取りしても相手は金属 それには勝てないですね
この保護材を使いタイヤを入れる時はビートに嚙まさない様に注意は必要ですが
廃棄するチューブでトラブルが減るなら一手間掛けても良いですね これからは
忘れずに使う事にします


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9 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (にきち)
2014-10-19 11:17:47
いつも楽しみにしています。

私も最近チューブラーからクリンチャーに替えたんですけど、試しにやってみます。
それにしてもポンチとは気が付きませんでした。これなら、きれいに穴が空きそうですね。明日にでも東急ハンズに行ってみます。
返信する
Unknown (DUCK)
2014-10-19 19:28:51
いつもためになる記事をありがとうございます。

僕はいつも鋏を使って穴を開けていましたが、こう言う道具があったんですね。

っと言うより・・・「そういや確かに有ったなぁ~っ」て感じです。

そして本日Amazonから5mmのポンチが僕の手元に届きました!(笑)
返信する
にきちさん (Kino)
2014-10-19 22:41:43
バルブ部分の不具合は一般車ではそれ程聞かないのに 700c では良くその声が聞こえます
簡単な事なので出来る事はしておけば良いですね
返信する
DUCKさん (Kino)
2014-10-19 22:51:59
ハサミをお使いになるのは本職なので 綺麗な穴を開けられるのでしょうね
ポンチは結構色々な場面で使っています 有れば便利ですね

貴ブログを見せて頂くと
サンマルコのサドルの事が書かれていました 古い趣きを残すなら
染めQ で染色するのも良いかも分からないですね 思いの外色落ちの少ない商品です

染めQテクノロジイ と言う会社の商品で 染めQエアゾールと言うのが サドルなどの染色に適していますね
返信する
感激・・・ (@meg)
2014-10-20 20:18:27
@megです。

いや~
感激です。
こんな方法があったんですね・・・

いつも、パンクにおびえながら走ってたので、
その確率をこんな方法で減らせるなんて。

早速、実施してみます!
返信する
@megさん (Kino)
2014-10-20 21:51:58
コメントを有難うございます

これで全てのパンクを防げる訳では有りませんが
バルブ部のトラブルはかなり減らせる様です

国内外のレースメカニック経験者の
これでトラブルが起らないと言う実際例が有るのでご紹介させて頂きました
返信する
Unknown (にわ まこと)
2014-10-21 18:26:58
にわです。
貴重な情報をありがとうございます。700Cに乗り出してから、5か月になります。結構走ってますが、幸いにパンクの神様には見つかっていないようです。私の仲間も、700Cのバルブの付け根の不具合は、耳にします。仏式のバルブを嫌がって、リムの穴を大きくして、米式のチューブを使ってる者もいます。仏式は金属のバルブの直径が小さいから、ゴムとの接合部にどうしても無理が来るのが原因ですか。ゴム板の厚みによって、リムの穴の角の部分との距離を大きくして、無理な力がかかりにくくする効果があるのでしょうね。ゴム板を何枚か作って、携帯するスペアチューブに取り付けておきます。
返信する
にわさん (Kino)
2014-10-21 21:35:09
同じチューブを使う一般車の W/O ではあまり起きないトラブルですが やはり高圧の空気を張るスポーツバイクだからでしょうか

私は今迄チューブラーしか使わなかったので クリンチャーのパンクやトラブルがどの程度発生するのかも知りませんでした
しかしこれだけ出張修理が続くと繊細で気難しいホイールだと思い始めています

今回の方法は私が考案した訳ではなく 私が尊敬するメカニックが以前から施工していた方法を解り易く紹介させて頂きました
そのメカニックは国内外のレースでバルブのトラブルは皆無だと言っています
返信する
Unknown (amaqma)
2014-11-02 17:35:58
私はリムフラップを5cm程度の長さに切り取って使っています。切り取った部分を紙ヤスリで磨き(不要かもしれないが自己満足)
バルブを刺す部分の穴開けは、事務用二穴パンチが稠度良いです。調べてみたら穴の径は5.5-6.5mmだそうです。
いくつか試した中では、リムフラップはバナレーサーのポリウレタン・リムフラップが良い感じです。
それをしておくと、小径車で使っている英式対応の大きな穴のリムにフレンチバルブのチューブ装着でも問題は起こりません。逆につけないと、しばらくするとそこから空気が漏れてきます。
返信する

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