貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

2023年初乗り

2023-02-27 08:08:08 | ER-6f
新年早々色々あり過ぎたがようやく初乗りに出かけた。
三寒の方の寒い日だったので電熱ベストにオバパンの厳冬期仕様で出たがこれが日中は暑いくらいで箱根へ上ってから電熱を切り、伊豆へ下ったらオバパンを脱ぐほどだった。
例年とは異なり函南から江間を抜けて静浦から海岸線を走る反時計回りのルート。
穏やかな海と早春の雰囲気で河津桜や菜の花があちらこちらに咲いているし、クルマも少ないのでこの時期の西伊豆は極上の冬期ツーリングルートである。

河津桜がまとまって咲いている場所があって立ち止まった。
人だかりがあって隠れ名所かなと思ったら、河津桜の中を無数のメジロがに飛び回っていて蜜を吸っている。

こんなの見たこと無かったが、こういうのは70Dの出番である。

動きがとても速く大人しくないが、置きピン気味に連写を生かしてなんとか3枚ほどフレームに納めることが出来た。



大瀬崎を抜けてなんとなく1枚。富士山が見えないのが残念だった。


今日の目的は戸田で深海魚を食すこと。
トウジン、この辺りではゲホウという奴が目的だった。見た目によらず美味いらしい。


google先生にお伺いを立てて店を選んで入ったところ、ゲホウは売り切れたとのことで代わりにクロムツを食べることにした。錦織圭で有名になったノドグロことアカムツに似ているが、別種の高級魚である。


ぱっと見の見た目は普通の煮付けである。上品な白身はほろほろと柔らかく、脂もほどよくのって大変美味。結構値は張るが、それにふさわしい煮付けだった。深海魚らしいのはこの顔つき。餌が少ない深海で口に入れたものは絶対逃がさないというシンプルな進化がよく分かる。


腹もふくれたので西伊豆スカイラインへ。
ほぼドライで風も無く、貸し切りか?と思うほど交通量が少なく今までで最高の西伊豆スカイラインだった。ここで調子に乗って松崎まで突き抜けたのが失敗の始まりだった。



R414は河津から天城峠が桜祭りの影響で渋滞するので風早峠から天城湯ヶ島へ下るつもりだったが、経験のある道より走ったことが無い県道115大鍋越峠を越えて河津から伊豆スカイラインを経由することにした。
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ER-6f レギュレター交換

2022-12-05 08:08:08 | ER-6f
去年から何となく充電系に違和感があった。グリヒの低電圧警告やETCが再起動したりする。
春先に電圧計をデイトナに交換し常時表示にしてツーリングの度にチェックしてると14.9~15.1Vが基本で結構ふらつく。更にタイミングが分からないが12Vを下回る時が有ってレギュレターが怪しいと結論付けた。

MF対応なので14.5V辺りが上限のはずで買ったときはそれくらいだったはずだ。バッテリーが急に劣化した感じがするのは過充電が原因だろう。

ER-6fのレギュレターはNinja250、400、W800シリーズと共用で新品だと10,000円弱だ。ググると水冷Z750以降のZ系も同じらしい。
ヤフオクで程度の良さそうな奴を送料込み4,000弱で手に入れて有ったので交換した。

苦労したのは錆び付いたボルトを狭いスペースで回す事と、固着して爪が開かないコネクタで簡単にアクセス出来る割に苦労した。

ボルト1本は諦めてねじ箱から探してきた同等品に交換し、ダイスを通してアンチシーズのグリースで錆止めをしておく。

サイレンサー、ECUなどをツーリング仕様に戻して15年目の車検整備は完了した。
テストランしてみたら14.7Vで回転を変えようが、ウインカーやブレーキランプを使おうが振れもせずに安定。グリヒを使うと0.3V低下の14.4Vで丁度良い感じだった。
これで修理完了だ。


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ER-6f 2度目のユーザー車検

2022-11-29 08:08:08 | ER-6f
出張延長からようやく戻れた次の月曜が有効期限満了日、この日しか無いというタイミングに2回目のユーザー車検を通してきた。
それより残念なのが、行きたかった集まりに参加が叶わなかった事だ。
元を質せばコロナ渦のサプライチェーンの乱れが原因で、しゃぁないとはいえ心残りではある。

予約が取れたのは4ラウンド目の14:30だが前日にぎっくり腰を発症して身体がままならず、出張前に済ませていた車検整備を信じて早めに出発した。
単車に乗ってしまえば痛みは無いが押し引きは辛くER-6fの軽量に助けられた感じではある。

何時もの通り予備検屋さんで光軸を合わせて貰い、検査手続きを済ませたのが13:40頃。14:00前には新しい車検証を手に入れていた。
せっかくなので少し寄り道でもと思ったが、ぎっくり腰には勝てる気がしないので真っ直ぐ家に帰り養生ポジションで固まることにした。

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福島ツーリング

2022-10-24 08:08:08 | ER-6f
バタバタしてブログを書く暇が無い今日この頃で、1ヶ月近く前の出来事。

ビーナスライン再訪を考えていた出発前夜、どうせならほぼ行ったことが無い福島だろうと思いついた。
遠いのでルートは極力シンプルに茨城の大洗まで高速、そこから浜通りで浪江町まで北上し、中通りで栃木まで戻ったら高速で戻る事にした。福島県内は一般道縛りである。
準備不足のため出発が8:00頃、大洗から東海村へ到着したのは11時前。

今回は否が応でも原発を避けて通れないが、原子力科学館は酷く寂れた感じで周辺図の文字も読み取れなくなっている。

ここから30分くらいで福島県だろうと安易に考えていたら、茨城の長いこと・・・ 筑波山を横目に過ぎて関東平野の雰囲気が無くなってもひたすら茨城県が続く。手強い競合他社の本拠地を拝めたのは一興だったが、淡々と時間が過ぎていく。
取りあえずこれで関東の沿岸部は全て走破し、ツーリング目標が少し進捗したので良しとしよう。

午前中には福島入りの目論見だったが、30分ほど遅れて福島県境を越えたところの勿来町の食堂で天ざる蕎麦を頂いた。
天ぷらが美味しく、多すぎると感じたがあっさり完食した。

小名浜のアクアマリンふくしまに立ち寄りたかったが、先を急ぐのでパス。R6は勿来から急にグレードアップして上下4車線の高規格な国道に整備され太平洋の展望が望めないのが残念だが、遅れを取り戻すには丁度良くペースを上げて北上した。当然の様に白バイ覆面の狩り場で、何台も捕まっているのを目撃したのでスチャラカ走る訳には行かない。

1時間ほど走ったところで無給油300kmに到達。警告灯は点いてないので360km以上は走れる事になる。今回の省燃費は予想していたが、想定以上の結果と喜んでいたら唐突にこんな看板が・・・

直前の楢葉町までは被災地というより復興している景色がメインだったが、ここから北は原子力災害が今も続く地域だ。程なく富岡町に入ると静かに朽ちていく街並みに変貌し、快晴の穏やかな景色にも関わらず気分は陰鬱になってくる。R6から左右に分かれる生活道路はいずれも帰還困難地域で立ち入れなくされていた。

給油しようとGoogleさんに聞いたら、常磐線夜ノ森駅の近くにスタンドがあるとのこと。夜ノ森駅方面は問題無く立ち入れたが、周辺は区画整理された新興の住宅地のようで新しめの建て売りやアパートが建っているが、人気は全く無いゴーストタウンだった。除染作業員か何かの工事関係者くらいしか見当たらず、スタンドも関係者用に設けてあるらしい。復興の証として駅は再建されているが、ここに乗客が行き交う時は何時になるのだろうか・・・

広島で育ったが復興した街並みしか知らない訳で、被爆地を感じさせるものは保存されたものだけだ。河原や工事で掘削すると原爆瓦が出てくるとかの話は有るが、空襲から復興した他の都市でも同じようなことはあるだろう。実験台となった広島やその後の知見がこの地の復興を妨げているとすれば、知らずに復興した広島は恵まれていたのだ。

ガソリン補給を済ませ鉄腕ダッシュでお馴染みの浪江町の道の駅に向かった。今回は福島にお金を落とすべく、食事もお土産も給油も福島県内に限るという縛りを設けたので、ここでお土産ゲットが目論見だ。
道の駅周辺は幾分賑わいがあって前に進んでいる事が分かるが、周りは立ち入り禁止が続いていてダッシュ村の再興は当分無いと思われる。

浪江町からR459で福島に向かう予定だったが、二輪は線量が高く通行止めのためK35で双葉町まで戻ってR288で郡山へ向かうことにした。途中の枝道は監視員かバリケードで封鎖されていてR6とK35で南北の行き来が確保されているだけだ。ただ、K35とR288の田村市までは今回のツーリングで唯一と言って良いワインディングで、被災地から離れ一山越えた頃にツーリングの気分が戻ってきた。

郡山からはR4で白河を目指した。お目当ては白河ラーメンで、出てきたのがコレ。

サッポロ一番醤油とニチレイの本格炒飯の方が・・・ 
白河ラーメンを食べたことにはしないでおく。

日が暮れてグッと気温が下がったが、革ジャケだったのでむしろ快適で、那須塩原から東北道、首都高を使って戻ってきた。
バイク小屋に仕舞ったのは23:00時頃。
走行距離720kmで下道、高速半々、燃費は24.5km/l、久し振りのロングになった。
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夏ツーリング2022

2022-08-16 08:08:08 | ER-6f
GPzセッションで右も左も分からずひたすら追走した道を辿ってみた。
あの時、修理してすぐに再訪するつもりがあっという間に10年を越え、GPz1100も今では隠居の身になった。
特に今秋は仕事で予定がたたず、今年最後のロングになるかも?という状況も有って避暑を兼ねて夏休みに行くことにした。



まずは圏央、関越で沼田を目指した。全く同じじゃ芸が無いので逆走する。
厚木PA 7時過ぎの段階で既にうんざりするほど暑く、通勤も重なって関越に入って暫く走るまでは我慢の時間帯が続く。
上里SAで水分補給し、沼田到着は想定通りの9時過ぎだった。ここまで来ると日差しはキツいが日陰に入ればそうでもない。


昭和の夏はこれくらいだったなと思いながら、まずは最初の目的地の金精峠を目指した。

峠のトンネル付近は所々記憶が残っているが、落ち着けそうになかったので休憩場所を求めながら下りきってしまった。


湯の湖で休憩。湖越にさっき通った金精峠と金精山が見えて木陰が心地よい。

お盆前の平日にも関わらずフライに興ずる人が沢山いた。どうせ釣れないだろうと思ってたら目の前でヒットしてちょっとビックリ!
釣り好き少年に育っていくに違いない。

山王林道はセッションで何回か通った記憶より荒れが進んだ気がした。ここで胸部プロテクターの重要性を教えられたが、コロナ禍で装着不可になったのが悔やまれるところ。

記念写真のついでにスマホをチェックしたが、相変わらず圏外表記だった。
鬼怒川まで降りたが、当時の宿はここからさらに山奥で少し遡ってみたが全く覚えていないので諦めた。行けば思い出すだろうと下調べ無しは甘かった。

昼食は舞茸の天ざるそば。手打ちで乱切りだったのも素朴でよい。
季節前ながら舞茸の天ぷら、美味しゅうございました。


期待したより気温が高く日向にいると汗が出てくる程暑いのは誤算だった。この辺りで立ち寄り温泉でもと思っていたが、この暑さじゃバテるだけである。
霧降高原で涼むべく鬼怒川沿いを下ったが、あの当時は漆黒の闇夜でHID+マルチリフレクターという当時最新装備で武装した750を頼りに追走したが、よくこんな道をあの勢いで走ったものだと改めて思う。
かなり改良が進んでいるがダメなところはダメ路面な訳で、あの夜は何度も滑ってヒヤッとさせられたのは当然だった。

霧降高原へ登るにつれ気温が下がって快適になったが、今度は名前の通り霧が出て眺望も失われた。

あの時の満天の星空は忘れがたいものだが、目の前が見えずに追走するのに必死、今回はここだけガスって景色は半減ながら、気持ちの良く走れる山岳ハイウエイと中々思い通りには行かないという結果だった。

時間調整も兼ねてキスゲ高原平園地で大休憩しようとしたがなんと場内禁煙とのこと。

それでもソフトクリームを買い込んで長居しようと思ったが、景色もパッとしないし煙草は吸いたくなるしと何か落ち着けないので早々に出発した。

次の目的地はGPzセッションから離れて足尾銅山だ。市街地に降るにつれ気温が上がり、国道でクルマも多めなのでダラダラ走ってたら、コレは?という建物を発見してUターンして記念撮影。

路肩が狭くダンプに抜かれるのが恐怖だった日足トンネルも記憶に残っていて、今更このルートを走ったのだと気づいた。

足尾銅山は山奥にあって登っていくと勝手に思い込んでいたが、渡良瀬川の川岸に有って街の中心地から降っていくと坑道には入れる。当時のトロッコ電車で坑道に入っていく趣向になっているが、坑道は天然クーラーが絶賛フル稼働していて涼しすぎるほど快適な空間だった。

狭くて暗い坑道のアチコチに採掘の様子を再現しているが、まるでお化け屋敷のような雰囲気になっていてちと残念。
それでも説明文などを見ながら涼しさを満喫することが出来た。

ここからはセッションルートを外れて栃木市へ向かったが、この険道15号が最後の締めにベストなルート選択だった。
山王林道より手強そうな粕尾峠をクリアすると今度は思川沿いの路面が良く穏やかなワインディングが淡々と続く。交通量も極少で気持ちよく走れた。

栃木市内に到着したのは予定より1時間以上早い17時頃。又計画したいと思うツーリングになった。
首都高の渋滞を回避すべくお茶したり、佐野SAでのんびりラーメン食ったりして出発を遅らせ21時頃に帰宅。
締めのビールはきんきんに冷えたプレモル。今度はグラスも凍らせてみよう。

550km、25.5km/l
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美味しいビール

2022-07-20 08:08:08 | ER-6f
戻り梅雨の中休み、久し振りに単車に乗った。
起きたときに雨が降り始めて一旦は諦めたものの、すぐに止んで晴れてきたので10時過ぎの遅い出発になり、遠出も諦めて奥多摩周遊をぶらっと回るルートにした。

乗り出してすぐに耳元で風切り音が鳴り響き、何事かと思ったらシールドに穴が空いていた。
ピンロックのポストが壊れていたが、それが抜け落ちたようだ。

コンビニでセロテープを買って穴を塞いで処置完了。そろそろシールドも買い換えの時期ではある。


止まっていると暑いが60kmほどで心地よさに変わる気温だったが、何故か40km以下で走るクルマが多く、暑いわ、だるいわで渋滞の頭である事すら気づいてない様子。
後ろを見ずに我が物顔で走る人が増えた結果、煽り屋に遭遇しやすくなったんじゃないかとまで思った。
宮ヶ瀬を過ぎてからが本番で、交通量の少ない県道を愉しみ、上野原で前回気になったラーメン屋で冷やし中華を食べた。



見た目は濃いが、やけに細い麺とそれに絡むスープはサッパリしていて旨し。そろそろこのルート上で定番のそば屋でも見つけようと思う。
小菅までのK18は快調そのもの。前は荒れた路面に手こずった記憶があるが、タイヤも新しいしサスも動くようになったお陰だ。



小菅の道の駅で一服して土産を調達。天候不順のせいかバイクは少なめに感じたが、コロナ感染者激増にも関わらず人手はほほ回復している。
奥多摩周遊は珍しくほぼ全線をマイペースで走れたが、フラフラしながら頑なに譲らないバイクに遭遇した。新しそうなバイクで落ち着きも無かったので、余裕が無かったのだろう。
こういうのをサクッと交わすのが650を選んだ目的だったりする。



甲武トンネル越えでは4台のマスツーリング勢が前になったが、こちらは程よいペースで先導して貰った。複視のせいでなるべく他のバイクの後ろを走りたくないが、久し振りに後ろを付いていくのも楽しいと思える状況になった。
ところが、途中で1台また1台と別の道に別れていき、なんとソロが集団になっただけだったwww
後は宮ヶ瀬経由で帰宅するだけ。240km弱で、奥多摩がチョイノリの定番になりつつある。



帰宅して呑んだビールの旨いこと。30分ほど我慢して冷凍庫でキンキンに冷やすという作戦が大成功だった。
これは定番にしよう。
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奥多摩定番

2022-05-30 08:08:08 | ER-6f
良く晴れた土曜だったので奥多摩に行ってきた。
宮が瀬から上野原、檜原村、奥多摩周遊、柳沢峠、上日川峠、秋山街道で宮が瀬に戻る300km弱のワンタンクルート。出発が遅かったので笹子峠とヤビツ峠は割愛した。
 
 
上野原でラーメンを食す。最近はこの手のシンプルな醤油ラーメンが好きになってきた。スープに浮いてるのは背脂ではなく玉ねぎのみじん切り、さっぱりして良い。
 
 
奥多摩周遊は車が少なく快走出来た。久しぶりに土曜に走ったが日曜より交通量が少なく走りやすい。しばらく土曜に走ろうと思うほどだった。
 
 
柳沢峠ではこんなのが居た。帰って調べたらカナダ製のトライクでZZR1400のエンジン積むとのこと。走り去る際の音はバイクのそれで良い音だった。
 
 
前回やたら印象が良かったPP2CTだが、やはり乗りやすかった。ロッソ2も滑らないのは同じだが寝かし込んだ時の安定感が上で融通が効く。昔のラジアル初期の頃のミシュランと同じ様にビバンダムを消し去る事が出来ないのは同じが、こっちの方が好きだ。
10年以上前に発表された古いモデルでこれなら、次回は最新モデルを投入するのも悪くないと思った。
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ダム巡り

2022-05-16 08:08:08 | ER-6f
GW恒例のツーリングは前日夜まで行き先を迷ったが、静岡の井川ダム、畑薙第一ダムにした。
この辺り学生時代はダート地帯で手が出なかったが、R362から寸又峡界隈や梅ヶ島方面はチョイと走りに行くのに手頃で、たまに昼からサボって走りに行った記憶がある。
GW後半戦初日で往路は東名を使って沼津までワープし残りはバイパスで静岡まで走って一休憩したが、寒気が残りひんやりとしていて終始肌寒い一日だった。この方面なら気温も上がって快適だろうと読んだが大間違いだ。



安倍川沿いを北上しK27で井川ダムへ向かったが、この県道は屈強な酷道が延々と続いて走り応えがあって面白い。
PP2CTはロッソ2より直進安定性が高くヒラヒラ感は薄いが、フロントが頑固に食いつく感じでたまに19インチのように1本外を回る感じがある。コロコロと素直に寝た昔のミシュランやロッソ2とは違うが、曲がらない訳では無く、寝過ぎるくらい軽快なロッソ2より安心という気がする。



眺望が開けず味気ない尾根越えの大日峠を越え、今度は急勾配を下って井川ダム到着。
静岡での給油をパスしたのでガソリン残量が不安だったが、取りあえず吊り橋でも見物をしようと畑薙ダム方面へ向かったところ、空いているスタンドを見つけてホッとした。これで燃費走行を心がける必要は無い。



吊り橋は記念撮影だけで渡らずに済ませ、更に奥へ奥へ向かった。


畑薙第一ダムからは赤石岳が展望できた。



この先は一般車両通行止めで赤石岳など南アルプス登山客用のバスに乗り換える必要がある。
赤石岳と言えば赤石荘を思い浮かべるが、あそこをソロで訪れるのは子供達が巣立ってからだろう。



ダムカードを貰うために赤石温泉白樺荘に立ち寄って食事にした。
ダムカレーを食ってダムカレーカードもゲットするつもりだったが、既に本日は売り切れとのこと。それなら温かい蕎麦にすれば良かったと後悔したが、割と辛めの味付けで体は十分温まった。付け合わせのヤマメの唐揚げはわさびディッピングが良く合って美味である。
立ち寄り温泉併設で次回来ることがあったら入浴グッズを忘れずにしたい。



来た道を戻って千頭へ向かったら、途中途中のスポットで出会ったカップルライダーの男性が転けて救急車で運ばれた後に出くわした。
狭隘かつ路面劣悪で速度を出せるはずが無いのだが、よほど転け方が悪かったのだろう。
警官が来ていたので素通りしたが、女性の方が見るからに初心者だったので帰路は大丈夫かいな?と心配になった。多分、一緒にレッカー車で引き上げて貰ったのだろう。



そうこうしている内に救急車に追いつき、譲ってくれるのだが抜きつ抜かれつの道中になった。
千頭では観光客が多かったのでトーマスが3両並んでいたのを撮影しただけで、遠くから聞こえる救急車のサイレンに追われるようにR362で静岡に向かった。



この道は何度も走ったが、当時からあまり改良が進んでない狭い急峻な道が続く割にクルマがかなり増えていて、あまり気を抜けない道になっていた。
GWだからか・・・




静岡市街に戻り出発から330kmで給油したが、9リッター弱しか入らず途中の5リッター追加は無駄だった。警告灯常時点灯で12リッター、250kmを給油目安にしていたが、一気に走るなら300kmでも問題無いようだ。Dトラ時代に培われたとにかく小まめに給油する習慣はいい加減に改めたい。

そのまま一般道で自宅を目指したが、箱根で7℃の看板を見掛けるほど冷え込んだ。グリヒと三島で追加装備した新聞腹巻きで何とか乗り越えたが、翌日になっても体力が回復せずに休日を無駄にしてしまった。
新品タイヤも走ったルートも十分満足いくものだったが、コロナ禍で春秋用革ジャンが着れなくなったという問題は秋までに解消したい。
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ミシュラン パイロットパワー2CT

2022-05-12 08:08:08 | ER-6f
GW中の記録を残しておく。
春整備はプラグ交換、年毎のエアエレメント、オイルとオイルエレメント、各部給脂。



イリジウムプラグは四輪なら10万km毎なのに二輪では1.2万km毎というのが納得し難いが、現実的にエンブレからの開け始めに失火する事が増えてきた。


昔のプラグだったら角が落ちて電極が減ったりするものだが、イリジウムはさほどチビたりしてる様子も無い。効果はあるんかいな?と思うが、それでも体感出来るほど効果が有って替えた甲斐はあった。



タンクを降ろしたついでに追加アクセサリ用のバッ直配線を0.75sqから2sqに引き直し、リレーからの分岐も0.5sqから1.25sq、0.75sqに引き直した。冬の間グリヒ使用時の電圧降下が顕著だったためだが、これも効果的で電圧計の表示は正確になった。ただ、14.8V程度まで上がるのでレギュレータかバッテリーのどちらかが良くない気がする。



本題のタイヤだが、フロントはスリップサインが出始めていてリヤはまだ使えそうなので車検まで持たせるつもりだったが、2度目のパンクでやむ無く交換。
ピレリディアブロロッソ2は約7,000kmと思ったほど保たなかったが、軽快でグリップは良く温度依存も段減りも少ないと値段以上に優秀なタイヤだったと思う。



リピートするつもりだったが、既に欠品で後継のディアブロロッソ3は4万超えで結構お高い印象。
ロッソ2と同等予算だとピレリエンジェルかダンロップロードスマート3しか見当たらず、1割ほどの予算超過を我慢してミシュランパイロットパワー2CTにした。



タイヤ交換は前回と同様にへんこな親父さんがやってる専門店にホイールを外して持ち込んで実施。独身の頃はミシュランをよく使ったのでチト楽しみだ。

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JAF m(_ _)m

2022-03-03 08:08:08 | ER-6f
ようやく春の気配が見えてきたので房総へ行ってきた。
起きたときは放射冷却も加わって吐く息も白く凍える冷え込みだったが、予報通り気温上昇は早く海ほたるでオバパン代わりのカッパを脱ぎインナーも薄い奴へ着替えた。

最初の目的地は久留里城跡だ。
戦国時代に後北条氏と渡り合った里見氏の居城で復元天守閣まで設けられていた。色々城跡には行ったがここは一番小振りに感じる。

とても多人数で長期の籠城が出来る様には感じられなかったが、下から見上げると攻め手としては手こずるのも無理はないように感じた。

今回は山中の県道や舗装林道を走りたいというのが有って、上総亀山駅から坂畑林道で養老渓谷へ向かってみた。

なかなかの酷道な舗装林道で面白いw

途中、ダートなんかも有って房総半島も愉しいと走っていたら、リヤが次第に落ち着かなくなってきた。

こんなとこでパンクはたまったものではないと人里まで出て停車したら既に空気が抜けてスタンドが出ないorz 近くのスタンドはどこ?とググっている間にさらに空気は減り、取りあえず3.2km先のスタンドへ向かったが、200mも走れずに押すことにしばらく押してファンが回りっぱなしになった頃に県道81号へ出たところ、なんとも心強いヤマザキデイリーが有った。

改めてGoogle先生にルート案内させるとスタンドまで5km以上有るらしい。
さすがに心が折れ、JAFを呼んで到着まで待つことにした。ヤマザキのオバさんに事情を説明して店頭で待つことの許可を頂き、ついでに人間の補給を済ませておく。

1時間ちょっとでJAF到着。釘?は抜けていて見た目は分からなかったが石鹸水で発見して到着から30分も掛からずテキパキと修理してくれた。有り難い限りだ。

お世話になったヤマザキのオバさんにもお礼を言って再出発。1kmほど走ってチバニアンに到着した。

スローパンクになってたらどうしよう?とか考えてたので、脇目も振らずに現場へ急いだが、素人が知識無しに見ても地層の変化など分からないのだった。

ガイドの案内を盗み聞いて分かったが、案内所へ立ち寄ってパンフや説明を聞いてから行くべきだった。まるできめ細かい粘土を押し固めたような川床や、ほんの小さな小川が開けたとは思えない侵食穴を含めて意味が有るらしい。

小一時間経ったがスローパンクしてないようだったので県道178伝いに海まで走ってみた。交通量が少なく適度に曲がって愉しい道が続く。途中に勝浦ダムが有ったので立ち寄ってみたが、さほど高くない堰堤が長く、ため池っぽいダムだった。

戻りは安房天津から再び県道81、R465、R410をつないで久留里へ戻った。なかなか走り甲斐が有るルートでアホほど金をつぎ込んだろwと思うほど場違いなループ橋から四輪が離合出来ない狭隘路まで飽きずに走れる。伊豆も愉しいが房総も負けてないというツーリングだった。

帰路は渋滞のアクアライン。これが無ければ頻繁に訪れてお気に入りルートの開拓に励めると思う。
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