官房長官  -側近の政治学-

2014-06-17 09:02:57 | 日記

星 浩著  朝日新聞出版刊

政治家にまつわる本というと読み辛い、素人には分からない楽屋話が多いというのが通り相場だが、本書は違う。なにしろ、主人公が我々には顔なじみだということ。ニュースを見れば必ず見る顔で、別に親しみを感じるというレベルとは違うけれど、すぐあの人か、と思えるところに読み易さがある。
著者は朝日新聞で長らく政治部記者を勤めた人。あくまでも一般人の目線で書かれているところがいい。簡潔で要領を得ている。現官房長官の菅義偉のロングインタビューが、なかなか読みでがある。今の政治状況を考える上で、参考になる。一読を。妙におもしろい。   

 


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