ナイジェル・カウソーン著 原書房刊
ここ暫くややこしい本を読んだ反動だろうか、つい本書を手にしてしまつた。
内容はタイトル通りで、私が知っている事件だけでも、ミュンヘン・オリンピック事件・エンテベ空港奇襲作戦・在英イラン大使館占拠事件・フォークランド紛争・ソマリア(つい最近読んだばかりだ)・「イラクの自由」作戦・ジェシカ・リンチの救出・サダム・フセインの捕縛・タリバン=アルカイダの幹部狩り・ソマリア海賊からの救出・ハイチ地震・オサマ・ビンラディンの殺害。全部で31項目もある。
わずか40年でこの数である。表に出ないこの手の話は何倍にもなるのだろう。どちらの側にもそれぞれ大義名分があるのだろうけれど、人質なった方は堪らない。しかし、救出に向かった人達の勇気も素晴らしいが、その犠牲が惜しまれる。
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