マグナカルタ Vol・3

2013-06-25 16:06:23 | 日記

ヴィレッジブックス刊

サントリー二代社長・佐治敬三の伝記が載っていると早合点して買った本。実は、それは第一回目で物足りなかった(というのも、A5判で292頁もあったからなのだが)。
クォータリーとあるから季刊誌なのだろうが、創刊号を見ていないので、この雑誌のコンセプトは分からないが、どうやら「人間というか人物」に焦点を合わせた雑誌らしい。目次を見ると結構おもしろい人物やテーマが挙がっているが、各著者のアプローチは様々・多岐に亘っていて(そこが狙いなのかも知れないが)、よく言えば宴会料理、私に言わせればゴッタ煮という印象が強い。
多くの読者が私と同じ感想を持つとは思えないし、それが面白いという人もいるかも知れない。唯、全体に言えることは総じて著者たちの突込みが浅い。雑誌ということもあるだろうが、どれも舌足らずの感が否めない(何点かはその限りではないが)。季刊誌は週刊誌ではない。
改めて、創刊のコンセプトを読みたい。雑誌の冒頭に、コンセプトを毎回載せるべきではないか?


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