日本人、最期のことば

2018-10-30 10:35:27 | 日記

西村 眞著  飛鳥新社刊

゛病中 閑有り゛ということで入院中に読んだ本を何冊か。
そこで本書。正直言って期待外れだった。特に「日本人、」とタイトルに入れた意図が中途半端。
もちろん前文には、日本人の死生観や欧米人との違いがあることを指摘している。しかし、個々の人物の臨終の言葉なると、それらがどのような背景、思想、人生から生じたのかについての詳細な指摘がされていないように思える。
もう少し著者独自の分析が欲しかった。この程度ならば個々の伝記で十分知られているだけに残念だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  


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