出雲大社[第三版]

2013-06-14 09:37:15 | 日記

第八十二代出雲国造 千家尊統著   学生社刊

立花 隆氏が名著だと推薦していた本。先に読んだ本は、出雲大社に関する広範囲なテーマを扱ったものだったが、本書は出雲大社の宮司が出雲大社そのものの成り立ちから、出雲に関する神話、そして古代出雲にあった二つの勢力、出雲大社親祭の詳しい話、出雲の国造とは何か、古代から綿々と伝わる神事などが詳述されている。
今回の御遷宮が今日にまで続いた経過などは、知っているようで知らない、というのが一般人の認識ではないだろうか? 私が知りたかったのもその辺りにある。
これ以上は書けない。たとえば、国造という系譜が今日までずっと続いているのはこの出雲の他には、紀伊国造と阿蘇国造家しかないそうだ。なぜ、続いたのか、読んでみたいと思いませんか。


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