なるほど! 赤ちゃん学  ーここまでわかつた赤ちゃんの不思議ー

2012-07-16 15:38:42 | 日記

玉川大学赤ちゃんラボ編  新潮社刊

初めに断っておくが、私が不倫して他所に赤ちゃんが出来て、急遽読んだ本、ではない。新潮社の広報誌『波』に、著者の一人・岡田浩之氏が、「本の紹介」で書いていた記事による。岡田氏は㈱富士通研究所の研究員で、「第後世代コンピュータ」の開発プロジェクトに所属していて、「人間の知能をすべてデータ化することはできない」とわかり、まだ外からプログラミングされる前の「赤ちゃん」に学べばいいと気付いたことが、この研究に入ったきっかけだと書いてあった。直感的にきっとヒントがあったに違いないと思って読んだ次第。
しかし、赤ちゃんがこれほど観察に値する存在だとは思わなかった。本書がもっと早く出版されていたら、帰社の帰りに呑み屋などに立ち寄らず、そして晩酌もそこそこに娘に付き合うべきだった(そういうことが許されない時代だったが、言い訳にはならない)。
これから出産を控えているご夫婦、子育て中のご夫婦にぜひ勧めたい本。毎日が楽しく、興味深々と送れること請け合いです。
しかし、人間って不思議な生き物ですねぇ。


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