ジグザグ山歩き

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たい平の『芝浜』

2010-02-11 12:30:39 | 落語
休みであったが、天気がいまいちなので、寄席に足が向いた。末広亭である。桂三木助の三代目と四代目の追善興行が開かれていた。2月1日から10日までで、ちょうど最終日であった。三代目は古典を得意として「芝浜の三木助」とも言われるぐらいだった。1961年に胃がんで死去し、今年が50回忌。その長男の四代目はタレントとしても活躍したが2001年に自殺した。来年一月で没後10年である。
三代目の孫で四代目のおいにあたる桂三木男も登場した。四代目三木助と親交のあった林家たい平がトリで上った。三木助を偲んで『芝浜』である。20時30分くらいから始めて、21時を10分か15分くらい回りますと言いながら、噺を始め、9時20分近くまで熱演をした。終わると満場の拍手が沸いた。芝浜をここでがっつり聞けるとは思わなくて、うれしかった。余韻に浸りながらビールを飲んで、帰路に着いた。

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2 コメント

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大好きな『芝浜』 ( カモシカ)
2010-02-11 23:48:01
11日、末広だったの!
>天気がいまいちなので
東京の最高気温の低さに、行くの辞めてしまいました。悔やまれます~。

>自殺した。来年一月で没後10年である
もう10年になるんですね。

>たい平の『芝浜』
をここでがっつり聞けるとは思わなくて
安い木戸銭となりましたね!
私も行けばよかった。ほんと悔やまれます。
できれば、この噺 年末に聴けると嬉しいです。

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カモシカさん (つばさ)
2010-02-12 18:48:22
>11日、末広だったの!
末廣亭に行ったのは三木助追善興行の最終日、10日でした。
この日も何となく疲れがでて、午後はうとうとしながら聞いていたのですが、さすがに、夜の部、最後の芝浜は熱がこもっていて、しっかり聞くことができました。
これだけ聴いただけでも、元を取った気分です。本当に師走に似合う噺ですよね。
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