ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

春風亭一之輔真打昇進披露興行

2012-04-08 16:51:52 | 落語
4月6日、夜勤明けの勤務で、朝10時半過ぎに勤務をあがれることになった。そこで、前回の末広亭でスタンプ10個貯まって、招待券が一枚あったので、急遽末広亭に行くことにした。12時前に着き、平日にもかかわらず、桟敷席まで人が入っており、やっと椅子席が一つ空いていたので、座ることが出来た。夜勤明けのため、最初の方はどうも眠くて、うとうとしていたが、少しずつ目が覚めてきて、志ん弥、歌之介、権太楼と爆笑して聞けることが出来た。夜の部も人は減らず、一之輔の真打昇進興行を楽しみにしている様子である。2階席まで埋まっていた。そして、小朝が出てきたし、勢朝の話も面白いと思って来てよかったと聞いていたら、勢朝から次はすごい人が出てきますよと言って、出てきたのが、小三治でびっくり。場内は拍手の音がひときわ大きくなる。小三治の噺は、三人旅は一人が寂しい思いをするので、旅は二人がいいというマクラから「二人旅」の話に入る。夜の部の中休みで一之輔真打昇進の口上が始まった。司会を市馬がし、木久扇、一之輔、一朝、馬風、小三治と並んでいた。皆、口ぐちに一之輔をほめて、小三治は大絶賛をしていた。一之輔の大物ぶりは間違いないようだ。馬風の紹介で市馬の相撲甚句、木久扇の声色、一朝の笛と芸を披露していた。小三治会長は実力主義を唱えており、今回の一之輔の昇進は21人抜きといわれている。協会の改革にも着手したともとれる。トリで春風亭一之輔が登場し、『雛鍔(ひなつば)』を演じる。ちょうどこの日は子どもの小学校の入学式で、椅子に座って人の話を聞く苦痛を味わった、という話をマクラにして、本題に入っていった。さすがに私自身が最後になってくると疲れが出てきて、集中が切れがちであったが、噺のうまさは感じた。緊張感をあまり感じなくて貫禄のある話し方である。長い時間座っていたが、満足して、末廣亭を後にする。

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2 コメント

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Unknown ( カモシカ)
2012-04-08 20:53:12
一之輔の真打昇進興行とは、いいタイミングでしたね。
それにしても豪華な顔ぶれで、いい時に行かれましたね。
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カモシカさん (つばさ)
2012-04-09 11:45:06
本当にいいタイミング、豪華な顔ぶれでした。真打昇進披露興行なのでお祭り気分の華やいだ雰囲気もありました。しかも、招待券で入ったので、得した感がさらにありました。
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