小三治の落語を聞きに末廣亭に行く。今回も混むのを予測して、伊勢丹で、開店の10時半を待って、弁当を買って行く。11時前には末廣亭に着くが、やはり行列ができていた。それでも前から3番目の席が取れた。最初から聞いて、トリの小三治まで聞いたので、たっぷり落語を味わったことになる。
マクラは寄席の様子の違い、浅草、池袋、そして新宿と、小三治師匠は新宿生まれ、新宿育ちなので、新宿をひいきにする。噺の所々で新宿が出てきた。初日なので、お目出度い噺と来れば、在原業平にちなんだ噺で、千早ふるである。本筋の枕は、知らないのに知っている振りをする悪い奴。もっと悪いのが、知っているのに知らない振りをする奴。さらに悪いのが、知らないのに知らない振りをする奴。と言って、千早ふるに入る。
"ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは"の意味を八五郎は先生に聞きに行く。しかし先生はこの意味を知らない。それでも知らないといえないので、めちゃくちゃな解釈をして、小三治ワールドに入っていく。浪花節が入ったり、乞食の千早を遠くの山まで、ポヨヨン ポヨヨンと突き飛ばして弾ませるしぐさがあったり、跳ね返ってくる音(ホワンホワン)等面白い。そんな馬鹿なと思いながら、先生の解釈に聞き入っていく八五郎である。登場人物の描写、会話のやり取りやしぐさ、小三治ワールドをたっぷり楽しませてもらった。
マクラは寄席の様子の違い、浅草、池袋、そして新宿と、小三治師匠は新宿生まれ、新宿育ちなので、新宿をひいきにする。噺の所々で新宿が出てきた。初日なので、お目出度い噺と来れば、在原業平にちなんだ噺で、千早ふるである。本筋の枕は、知らないのに知っている振りをする悪い奴。もっと悪いのが、知っているのに知らない振りをする奴。さらに悪いのが、知らないのに知らない振りをする奴。と言って、千早ふるに入る。
"ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは"の意味を八五郎は先生に聞きに行く。しかし先生はこの意味を知らない。それでも知らないといえないので、めちゃくちゃな解釈をして、小三治ワールドに入っていく。浪花節が入ったり、乞食の千早を遠くの山まで、ポヨヨン ポヨヨンと突き飛ばして弾ませるしぐさがあったり、跳ね返ってくる音(ホワンホワン)等面白い。そんな馬鹿なと思いながら、先生の解釈に聞き入っていく八五郎である。登場人物の描写、会話のやり取りやしぐさ、小三治ワールドをたっぷり楽しませてもらった。
昼の部までとしても正月の混み具合を考えるとどうしようか迷っている私です。つばささんは、たっぷり小三治ワールド堪能できて羨ましいです。