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ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

那須岳

2011-10-04 20:48:55 | 山歩き
職場のレクで、一泊2日で那須に行く。那須サンバレーで泊って、2日目は那須岳に登った。那須岳は、山麓駅からロープウエイに乗り、那須山頂駅で降りてから歩き始めて、茶臼岳山頂に到着。往復した。那須岳とは那須五岳とも言われる三本槍岳・朝日岳・茶臼岳・南月山・黒尾谷岳の総称である。那須岳を代表する茶臼岳は、火の山で側面に無限地獄などの噴気孔を開いて、盛んに噴煙を上げている。火山性の山の影響か、標高2000mに満たない山にしては、森林限界が低く高山帯の様相を呈していた。那須ロープウェイの風景では、紅葉が始まっていて、良かった。那須山頂駅を降りると那須の町々を見下ろすことも出来た。活火山の茶臼岳(1,915m)に向かって砂礫を登っていく。茶臼岳山頂には、那須岳神社の祠がある。山頂の展望は360度の展望を楽しむことが出来るが、雲もどんどんわいてきていた。それでも高山の雰囲気は楽しめた。下り始めると、周りが真っ白になってきて、展望は見えなくなっていたが、雲の中を歩いていると喜んでいる子どももいた。

北穂高から奥穂高

2011-09-26 17:05:05 | 山歩き
穂高は7年ぶり、2回目である。前回と同じコースで、北穂高、奥穂高に登って、下りは今回、涸沢に下りて、横尾経由で上高地に下りる。前回は北穂高山頂からの展望があまりよくなかったので、今回は期待した。結果、北穂では雲ひとつない快晴であった。3連休の中の2連休がたまたま取れたので、さわやか信州号に連絡を入れると、バスの席は空いているとのこと。予約を入れて、前夜新宿発11時のバスに乗る。バスターミナルは人で賑わっていた。私が乗ったバスは9号であり、バスが何台も出ていた。やはりなかなか眠れない。上高地のバスターミナルも人が多い。さすが連休初日である。北穂高山荘には午後、3時頃に到着。涸沢は天気がよかったが、午後からガスってきて、小屋に着いた時には雪混じりの雨が降ってきた。受付をすますと早速生ビール。体に染み渡るように美味しい。山岳ガイドをしている方と、福島や中野から来ている方たちと話がしながら、小屋では過ごす。夜から晴れていて、満天の星、次の日の朝も晴れて、北穂からは槍ヶ岳をはじめ、北アルプスの名だたる山々が見渡せた。奥穂高山頂は人が多かったので、ゆっくり出来なかったが、下ってくると、人が多く登ってくる。待ちながら槍ヶ岳や北アルプスの山々の景色を堪能できた。まだ、穂高山荘から涸沢に至る道は歩いていないので、そこからパノラマ新道を下ろうと思った。しかし、穂高山荘から涸沢に向かって歩いていると、足が痛くなり、スピードが落ちていく。涸沢が近くに見えてもなかなかたどりつかない感じだった。涸沢小屋に着くと、このままパノラマコースは鎖場やロープがあり岩場が多いらしいので、足に自信がなくなり、横尾経由の登ってきた道を引き返すことにした。足が痛いのと、ばて気味であったので、のろいペースで、次から次へと抜かされていった。涸沢から上高地に至る道も長く感じた。年齢を重ねて、体の衰えは出てきており、過信は禁物であることが良くわかった。それでも歩き終わると充実感はあり、帰りの電車ではビールを飲みながら、穂高の山行に満足をし、帰路に着いた。天気が良かったので写真がたくさん撮れた。


城山でかき氷

2011-09-08 21:09:54 | 山歩き
なかなか山にいけない。前夜は会議後、飲みすぎてしまって、今朝は二日酔い。せっかくの休みで天気はよさそうだが、遠出は出来そうもない。それならと、城山に登って、かき氷でも食べてこようと思い、でかける。琵琶滝コースから高尾山に登り、汗をたっぷりかいて、城山に到着して、早速かき氷を注文。相変わらず山盛りのかき氷で、食べ甲斐がある。前夜のアルコールも薄まっていくような気分である。少し元気が出たので、景信山まで歩いて、そこから小仏のバス停に下りて、高尾の温泉に入って帰る。城山のかき氷は有名になっているようで、食べている人が多かったし、景信山でも城山のかき氷を話題にしている人がいた。女性の話しで、とても食べきれないといっていたが、意外に汗をたっぷりかいていると、食べてしまうものである。一方、平日にもかかわらず、高尾山は相変わらず人で賑わっていた。山ガールや若い人も多かったが、スカートをはいた外国人も登っていた。

常念岳

2011-08-18 15:20:35 | 山歩き
常念岳に登った。2回目である。前回は常念岳、蝶ヶ岳と周回コースを歩き、展望がなかったので、再度登ることにした。しかし、相性が悪いのか、前回ほどではなかったが、今回も雲が多くて、展望はイマイチだった。小屋に泊るつもりでいたが、山頂で槍ヶ岳に雲がかかっていて、なかなか取れなくて、今回も展望は無理かなと思ってみていたら、まだ11時、そのままピストンで下りられる時間なので、体が下りの方に向かっていた。結局三股から常念岳をピストンしたことになる。距離は三股から山頂までは7キロ少しとなっており、大倉尾根と同じぐらいの距離である。しかし、きつさはまったく違う気がした。最初の登りはジグザグ道をくねくねしながら調子よく歩いていったが、岩場に差し掛かるとゴツゴツした岩が連続してあり、段々きつくなってきた。同じ道を下ってきたが、滑らないように慎重になる。しかし、さすが山頂は北アルプスの風が吹いており、気持ちよかった。展望もあまりなくても、良く聞く名前の高い山の連なりが見えてしばらく眺めていた。帰りはホリデー湯に寄り、30キロの渋滞にまり帰路に着く。

霧の蛭ヶ岳

2011-07-05 08:52:28 | 山歩き
蛭ヶ岳山頂まで、伝道から雷滝、市原新道を登る。下りは鬼ヶ岩を過ぎた付近から入る白馬尾根を下る。
最近、山へいきたくても、消化不良な状況であったので、天気はあまりよさそうではないが、とりあえず山に登ってみたくなって、久しぶりに蛭ヶ岳に登ることにした。
丹沢観光センターが閉業になっているので、いつも国際マス釣り場から先は車が入れるか心配ではあるが、入れた。魚止橋近くに車を置いて、歩き始める。林道もかなり荒れている。伝道に行く途中のがけ崩れはひどくとても車は通れない。伝道からは登山道である。天気は曇り空だが、何とかもちそうである。途中、沢にかかる丸太橋に下るところもがけ崩れがあったようで、下を見ると恐ろしい。ロープがしてあったが、回り道もできるようになっていた。川にかかっている2本の丸太橋は渡れた。雷滝手前の川を渡らなければならないところは、岩と岩の間を飛んでぎりぎりセーフかなという場所を飛んで渡った。雷滝から市原新道に入る。山頂付近は雲に覆われていて、雨も降ってきたりして、笹や下草などがぬれていた。今回、天気もあまりよくなかったので、人に会うのは少なく、途中で会った人は、雷滝近くで釣りをしている人と蛭ヶ岳山頂近くで、市原新道を下ってくる人だけであった。山頂近くで会った方は私の逆コースを歩いていて、白馬尾根を登って、市原新道を下っていくのであった。山頂もガスで覆われ、風も強く、寒くなってきたので、早々に下ることにした。鬼が岩付近もガスっていて、何も見えない。白馬尾根は丹沢山と蛭ヶ岳に挟まれた早戸川の上流部にあって、雷平を起点として鬼ケ岩の稜線につながっている尾根道である。入り口は、鬼が岩付近にある、植生保護の金網(鹿柵)脇を下って行く。途中、草原状になっているところがあって、展望もよいのだが、ガスっていてほとんど何も見えない。笹などの葉がぬれていて、ズボンがぬれてしまうので、下だけ、雨合羽を着て歩く。下に下りてくると、雲も少なくなっているし、葉もぬれていなくて、大丈夫だった。山頂では寒くなってきたが、下ってくるうちに段々暑くなってきた。そして、壊れた柵除けを越して、柵沿いを下っていくのだが、柵がしてある向こう側は、ブナなどの緑が豊かであるが、柵のないこちらの道側は、高い杉林になっていて、見事に柵があるかないかで植生が分かれるのだと思いながら歩いていた。植生保護柵の効果を感じた。
夏のこの時期の丹沢は暑いし、ヒルが出るしで、敬遠をしていたが、やはり近場で、日帰りで登ることが出来るため、つい足が向いてしまう。山頂付近は霧が深く、展望もないし、道も不安なところがあったが、過去に歩いた道を少しずつ思い出しながら、ヒルにも会わないで、歩くことが出来た。

高川山

2011-06-05 21:57:33 | 山歩き
高川山に職場の子ども達と一緒に登った。朝天気が崩れそうという予報でどうしようかと思ったが、まだ山梨方面は天気が持ちそうであるということで、行った。初狩から沢コースを歩いてみた。アスファルトの林道が結構続いていて、女坂に合流。新緑が心をなごませる。子ども達も疲れたといいながら、山歩きを楽しんでいる様子。ちょうど12時に山頂に到着。山頂は曇っていて、目当ての富士山は見えず。それでも狭い山頂は結構人で賑わっていた。昼を食べながら、一時間ぐらいゆっくり過ごして、下りは男坂を下る。急な坂で、子ども達は腰を落として滑りながら歩くところもあった。一時間ぐらいで初狩まで下った。帰りは高尾のフロッピーで汗を流す。

三ツ峠

2011-05-26 15:31:03 | 山歩き
三ツ峠登山口から三ツ峠に登った。コースは開運山、御巣鷹山の三ツ峠にのぼり、茶臼山、大幡山を経由して、下りは清八林道を歩いた。新緑がまぶしかった。今回は森林浴がしたいのもあったので、ちょうどよかった。登山口から登りはじめると、自衛隊の方たちに会った。訓練で歩いているのかな。一時間ぐらいで三ツ峠山荘に到着。開運山山頂では誰もいなかった。平日なので人は少ないのかなと思った。富士山は春霞で、くっきりとまではいかなかったが、眺めることが出来た。帰りは、河口湖にある温泉「天水」に立ち寄る。

蜂城山

2011-04-24 15:47:07 | 山歩き
釈迦堂遺跡博物館から蜂城山に登った。この時期では、桃の花は満開を過ぎているようだが、それでもぎりぎり見れるのではないかと思い、出かけた。釈迦堂遺跡博物館周辺の桃は見事に咲いていた。釈迦堂遺跡博物館は釈迦堂パーキングの裏手から登れるようになっている。便利なので、桃の花の時期に行くにはちょうどよい。博物館からは標識があまりなくて、林道を間違えて歩いていたので、登山口がすんなり見つからず。それでも、桃の花を眺めたり、南アルプスの展望を楽しみながら歩けた。登山口に着いて、登りはじめていくと、新緑の芽吹きが始まっており、気持ちが良かったが、距離は短いので、あっという間に山頂に付いてしまう感じ。山頂近くの鳥居まで行くと南アルプスの展望のよい場所がある。山頂では、甲府盆地の北側から東側の山(金峰山や乾徳山、大菩薩など)の展望が見え、 赤岳も雪をかぶって見えた。
帰りは、釈迦堂遺跡博物館に寄る。ここの展望台からも甲斐駒から鳳凰三山、白根三山から荒川三山、赤石岳での南アルプスの山々が良く眺められた。幕岩と小楢山にはさまれた雪をかぶった金峰山も望めた。周辺は、桃の花が良く咲いており、人も賑わっていた。


塔ノ岳

2011-04-11 21:36:42 | 山歩き
最近、体も鈍ってきたので、トレーニングもかねて、山に出かけることにした。車はまだ少し遠慮して、公共交通機関を使って、今回も近場で登れる恒例に近い塔ノ岳に登った。歩く距離が登り7kmで、3時間、下りが2時間少しぐらいで、私にとっては、登り甲斐のある距離で、ちょうどいい。しかし、尊仏山荘で、会った女性は、朝6時過ぎに大倉を歩き出して、2時間かからないで塔ノ岳に登り、蛭ヶ岳まで行って、私が着いた11時頃には塔ノ岳に戻ってきて、コーヒーを飲んでいた。やはりトレーニングでよく登るとのこと。そんなに若くはなさそうではあるが、やはり鍛えている人は違うなと思った。下りで私を追い抜いていった男性も大倉でバス待ちをして話をすると、丹沢山まで行ってきたとのこと。
 山頂は、さすがに人は少ない気がする。尊仏山荘の方の話では、地震によって、人は減ったどころか全然来なくなったみたいである。私自身も震災のことは頭から離れないし、被災地に出来ることは義援金ぐらいしかしていない気もして、どこかもどかしさも感じる。そして、山に登る気分にはなかなかなりにくい気持ちもよくわかる。しかし、やはりそろそろ日常を取り戻していって、経済活動も回していく必要もあるとも思う。いつまでもあちこちで停滞したままではよくない。渋沢バス停では丹沢の山は遠慮してくださいという看板が時刻表の裏にあったが、登山口である大倉行きのバスは普段どおりの本数で走っていて、矛盾しているかもしれない。少し前まではその看板はでかでかと書かれて、置かれていたとのこと。山自体は、地震の影響で崩れた場所はないらしい。
 山の麓の大倉は桜が満開であった。春らしくスミレもたくさん咲いていた。帰りは鶴巻温泉で下りて、弘法の里湯に入ろうとしたが、月曜日は公休日であった。近くの大和旅館の風呂で汗を流す。小田急線は、今回も人身事故で、ダイヤが乱れていた。照明は暗くなっていて、こういう出来るところの節電も必要である。

景信山

2011-03-27 21:39:28 | 山歩き
景信山から城山を歩いた。休みではあったが、最初、山に行くつもりがなかったので、朝、のんびり過ごしていた。けど、何となく外に出て、山に行きたくなってしまった。ふらっといけるのが高尾山周辺の山である。今回は時間もあまりないので、電車で行けて、近場で、短い時間で登れるということで、高尾まで電車で行く。高尾から小仏までバス。45分ぐらい歩いて景信山山頂である。ふきのとうとしいたけの天ぷらは、美味しかった。なめこ汁も頼んだ。震災の影響か、いつもより景信山の賑わいはなかった。城山にも足を延ばしたが、ここも人は少なめであった。色々なところに人出が少なくなっている気がする。それでも、日影林道を下りてきて、日影沢近くでは、団体で人が多くて、早春の花を愛でていた。ヨゴレ猫の目やアオイスミレ、アズマイチゲ、ユリワサビなどの早春の花々が咲いていた。途中では梅が見ごろで、アブラチャンも見ごろで、春が確実に近づいているのを感じた。この時期だから、贅沢をしているという気がして、こうして歩けることはありがたいなと思った。