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ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

晩秋の大岳山

2013-11-19 20:37:54 | 山歩き
 大岳山に子どもの学童クラブ時代のおやじ仲間とその知り合いの方と一緒に3人で登る。御岳駅からバスにのり、ケーブルに乗り継いで、御岳平まで行く。御岳山まで歩いて、そこから登山道に入り、奥ノ院、大岳山まで登り、下りは鋸山経由で奥多摩駅まで下る。
山頂からは、雪のかぶった富士山がかすかに見えた。汗をかいたので、まずはビールで乾杯。お湯を沸かしてもらって、カップめんとおにぎりでお昼。展望を楽しみながらの昼食はうまい。あまり広くない山頂は次から次へと人が登ってきて、にぎわっている。
鋸山の山頂は樹林に囲まれ、展望はない。鋸山というだけあって、登って下りて登るが続く。鋸山を越えて、途中に1046.7mの三角点があった。見晴らしのよい場所なので、測量がしやすいからだと思った。天狗の祠は急峻な岩場の上にある。鋸山から天狗の祠までは岩場が多い。愛宕神社を通ると階段がきついのでパスをして、アスファルトの林道を迂回して歩き、再度登山道に入り、奥多摩駅に到着する。大岳山から奥多摩駅までの距離が長かった。まだやはり、下りが膝の負担が大きいようで、痛くなり、歩くペースが落ちる。それでも歩き通せたことに満足である。

紅葉の滝子山

2013-11-09 16:07:15 | 山歩き
娘と滝子山に登る。電車で行けるところということで、しかも少しガッツリ歩きたいということで、滝子山にした。紅葉は、上の方は見ごろを過ぎていたが、紅葉の名残を楽しむことが出来た。ただ、天気が良くなく、平日だったためか、山歩きをしているのは我々二人だけで、山では誰とも会わなかった。笹子駅では雨が降っていたので、合羽を着て歩き出す。道証地蔵の登山口から山道になり、沢沿いに歩く。途中で雨が小雨になり、合羽を脱いで歩いていると、雨は止んでくる。紅葉を眺めながら歩いたりした後、山頂に到着。やはり誰もいない。あいにく雲がかかっていて、富士山は見えず。下からどんどん雲がわいてくる様をしばらく眺める。登るときにわたってきた橋が雲の合間から見える。下りは、初狩駅に向かう。途中、男坂と女坂に分かれる分岐点があったが、足に自信がなかったので、女坂を歩く。初狩駅に向かう途中で、集落があって、畑や家からおばあちゃんが顔をのぞかせて、挨拶をしてくれた。学校帰りの小学生も大きな声でこんにちはと言ってくれて、ほのぼのとした気持ちになった。初狩駅近くのコンビニでビールを買って、電車の中で飲みながら帰路につく。

白馬三山

2013-10-11 21:32:20 | 山歩き
白馬岳(しろうまだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の後立山連峰にある標高2,932 mの山。杓子(しやくし)岳(2812m),鑓ヶ岳(やりがたけ)(2903m)を合わせて白馬三山という。今回は4人でこの三山を縦走する。猿倉を出発し、白馬大雪渓から登り、白馬三山を縦走し、白馬鑓温泉に下りて、猿倉に到着。紅葉が見ごろを迎えていたが、時期的には花と雪渓のシーズンを過ぎているのか、人が少なく、静かな山歩きが出来た。大雪渓は、ほとんどが土石で埋め尽くされたため、軽アイゼンなしでも歩く事ができた。軽アイゼンを持って行き、雪渓歩きも楽しみにしていたが、残念。白馬岳山頂は天気がよくて、展望を楽しむことが出来た。稜線歩きは、風もなく、暑くもなく、寒くもなく、ちょうど良い感じで、気持ちの良い歩きが出来た。杓子岳への縦走路にはトラバースする道があったが、これから、三山を縦走する機会はないかもしれないので、今回は杓子岳山頂も踏むことにした。鑓ヶ岳を登った後、白馬鑓温泉の方に下り、温泉に入って、猿倉に下りる。猿倉に夕方5時ころに到着。やはり下りの歩きは足への負担を感じながらの歩きになったが、三山を縦走して、鑓温泉にも入って、紅葉も堪能して、充実した山行になった。


北岳と雪渓

2013-07-22 19:11:51 | 山歩き
8年ぶりの北岳である。この間に膝を痛めているので、最近は、高い山はあまり登れていなくて、自信がなかったが、仲間から誘われて、登ることが出来た。前回ほどの速さでは登れなかったし、足も本調子ではなく、痛かったが、無事に登り、下りることが出来た。今回は、3人で行き、芦安で車を止め、乗り合いタクシーで広河原まで行く。肩の小屋で泊まり、二日目は、右俣コースを下り、広河原に戻る。前回歩いたコースと逆回りで、二俣から大樺沢の雪渓を歩いて、八本歯のコルを目指す左俣コースをとる。雪渓歩きでは、念のため、アイゼンをつける。大樺沢 (おおかんばざわ)の雪渓を抜け、バットレスと呼ばれる山頂から続く高さ約600メートルの岩壁を横から眺めながら登る。雪渓の後は、連続する木製の丸太梯を直上すると八本歯のコルに着く。八本歯のコルから山頂まではお花畑に囲まれた岩陵の登りで、展望とともに花が楽しませてくれる。山頂は、ガスで包まれて展望はなかったが、肩の小屋からは仙丈、甲斐駒、鳳凰三山などの南アルプスを初めてとして、富士山、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス、奥秩父の山々が望めて、恵那山まで見えた。
2日目の下りの稜線歩きは、南アルプスの山々が近くに見え、気持ちが良い。下りの展望がなくなってくると、今度はお花畑が待っていた。さらに右俣コースを下っていくと、前日に登った雪渓が見えてきて、あそこを登ったんだと感慨にふけることが出来た。帰りは、金山沢温泉に入って、気持ちよく汗を流し、帰路に着く。

景信山から陣馬山

2013-02-21 09:31:19 | 山歩き
景信山から陣馬山を歩いた。高尾から小仏までバスに乗り、小仏から景信山まで登った。登る途中から雪があった。景信山頂上近くは南面で雪が解けて、ぬかるんでいて、歩きづらかった。天気はよくて、天気予報では風が強いと言っていたが、頂上はそれほど風も強くなく、富士山もくっきりと見えて、まずまずの展望であった。足の調子もよさそうだったので、陣馬山まで歩くことにした。陣馬山には昼近くについて、さすがに土曜なので、結構人が登っていた。360度の展望を楽しめた。清水小屋で山菜うどんを食べたが美味しかった。陣馬山からは一ノ尾根を下り、和田に下りた。地図を持っていなかったので、バス停に行くのにどの道を下りたらよいか、年配の女性の方が歩いていたので、聞いた。ついでに一緒に歩きながら膝の話をした。和田のバス停には、自然公園センターがある。ちょうどバスが行った後なので、そこで展示されていた写真などを観ていたら、時間が過ぎた。藤野までバスに乗り、JRで高尾まで乗る。フロッピーで汗を流し、帰路につく。

大山で初詣

2013-01-03 09:25:06 | 山歩き
あけましておめでとうございます。
元旦は新東名を車で運転しながら、空の空気が澄み渡っていて、くっきりと雪化粧をしていた富士山が見えた。昨年の30日から元旦まで、愛知の実家に行き、飲みすぎ、食べすぎで元旦に東京に戻る。このままでは体が鈍ると思い、2日に丹沢の大山に登った。今年は山頂まで登れた。昨年は膝を痛めていて、山頂まではいけなくて、途中の神社までである。今年は男坂を登り、神社で初詣をして、まだ膝の違和感はぬけないが、山頂まで歩けたのはうれしかった。山頂はもやっていて、風も強くて、冷たかったので、あまりゆっくりはできなかったが、山頂に立てた達成感はあった。下りもステッキをつきながら、神社まで下りた。神社からはケーブルカーに乗って下りる。帰りは鶴巻温泉の弘法の里湯に寄り、汗を流す。大山豆腐をつまみにビールがおいしい。夜は、昨年の職場のクリスマス会で勤続30周年を祝っていただいたワインを開けて、飲む。白虎隊のドラマのテレビが長時間で放映されていて、飲みながら見ていたら、一本飲んでしまった。今年はヘビのように脱皮できたらいいかなと思うと同時に心身ともに衰えを感じる年になってきているので、無理をしないでニョロニョロ歩んで行けたらと思う。今年もよろしくお願いします。

唐松岳

2012-09-27 09:39:06 | 山歩き
職場の山仲間と一緒に唐松岳に登る。ロープウエィとリフトを乗り継いで、八方池山荘(標高約1800m)まで行き、そこから第2ケルン・第3ケルン、八方池経由で登っていき、唐松岳頂上小屋で泊る。2日目は山頂まで登り、下りも八方尾根を下り、登山道コースを歩く。天気はあまり良くなかったが、2日目の朝に頂上に登り、願いが通じたのか、剣岳や五竜岳にかかっていた雲がひいて、眺めることができた。
八方尾根ゴンドラリフト、アルペンリフト、グラートクワッドリフトの総延長は3,445m。乗り継ぎ、標高差1,060mを一気に登り、わずか40分ほどで標高1,830mの第1ケルン・八方池山荘へアプローチできる。八方尾根は、北アルプスの北に位置し、白馬連峰の唐松岳から四方八方に尾根が伸びていることから、八方尾根と名付けられたとのこと。
八方池は標高2060mの高所にある。残念ながら八方池からは白馬三山の眺めはみえず。
ガスっている登山道を歩いていき、頂上小屋近くで、ライチョウと遭遇。いったん隠れたが、また姿を見せて、思わず追ったら、かわいらしく走って行った。
次の日の朝もガスっていて、雨も降りだしたので、山頂まで行く必要がないかなと言っていたが、雨も少しずつやんできた。とりあえず山頂を踏むことにした。頂上に着くと、雲が取れてきて、五竜岳や釼岳が見え、白馬三山の方も険しい山並みがそそり立つように見えてきた。薬師岳や裏銀座の方の山も見えた。
膝の痛みは少しあったが、歩きとおせて、良かった。
薬師の湯で汗を流し、帰路に着く。


燕岳と燕山荘

2012-08-21 10:05:23 | 山歩き
娘と一緒に、燕岳に登った。娘は北アルプス初めてであるため、入門的な山が良いと思ったのと、私自身も膝を痛めてから足に自信がなくなってきたので、北アルプスの中では比較的登りやすく、燕山荘は一度行ってみたい小屋ということで、燕岳の合戦尾根を歩くことにした。
燕岳登山口から燕山荘へは距離約5.5km 標高差1260mである。
合戦小屋までの間には4つのベンチがあり、目安になってわかりやすい。
久しぶりの山で、体力が落ちていて、ばててきた。最初、飛ばしすぎたようでもある。確かに体力の衰えは否定できない。汗もびっしょりである。
第三ベンチあたりからは、ハーハー言いながら、きつかった。合戦小屋のすいかパワーで、
やっと元気が出てきたような気がする。
頂上でしばらく展望を楽しんでいると、ブロッケン現象も見ることができた。ブロッケン現象とは、「太陽を背にして立ったとき、自分の影が前方の雲や霧に巨大に映り、その周囲に色のついた光の輪が見える現象」東側がガスで覆われていて。日に照らされておこった現象である。その後、夕食まで、時間があったので、燕岳山頂に登ることにした
夕食時は、燕山荘のオーナー赤岩さんより山の注意や燕岳の歴史、コマクサの
説明等をしてくれた。そしてホルンの演奏を聞けて良かった。
次の日の早朝は、4時半ころから外に出ると、あたりは暗かったが、槍ヶ岳などの稜線はシルエットが眺めることができた。だんだん明るくなってきて、5時に食事を食べて、
5時半ころから再度燕岳に向かって登る。山頂からの展望はよく、裏銀座の方の山や、立山、剣の稜線、鹿島槍なども眺めることができた。
燕山荘に下りてきたのが7時近くになり、だんだんガスってきて、一気に槍ヶ岳も雲に覆われるようになった。日本海の前線に向かって南からの湿った空気が流れこんだためらしい。下山することにした。下りは膝に負担がかかっているようで、痛みが出てきて、なかなか思うように歩けない。娘も気にしてくれて、やっとやっと下りることができた。
今回は登りでばてて、下りで膝を痛めたような歩き方にはなってしまったが、無事歩けたことに感謝である。

新緑の高尾

2012-05-02 09:44:41 | 山歩き
久しぶりの山歩き。膝を痛めてから、山に行くのを控えていたが、そろそろ足慣らしをしなければならないと思って、家から便の良い高尾山に登った。ゴールデンウィークで天気が良いので、混むのを覚悟して向かう。高尾山口駅に着くと予想通りの人でごった返していた。ケーブルカー乗り場はものすごい行列が出来ていた。とても乗る気にはなれない。琵琶滝コースを歩くことにした。それでも結構人が多かったので、なかなか前に進まないが、膝が痛い身分では、このぐらいのゆっくりのペースがちょうどいい。高尾山頂もものすごい人である。座る場所を確保するのも大変。やっと石の塀際に座るところを確保する。隣に陣取った人も一緒に来た人がどこにいるかわからなくなり、携帯電話で連絡を取っていたが、なかなか合流が出来ないような状態だった。城山に向かう途中の新緑が鮮やかであったし、山桜も散り気味ではあったが、まだ残っている。城山山頂は、しばらく来ていないと、新たな物もあった。新たな木造彫刻が作られていた。桜もきれいであった。下りは城山から日影沢に下りてきたのだが、アスファルトの林道歩きは膝に負担がかかると思い、登山道のある道を歩き始めたが、それが膝を痛めている足にとっては、結構急な下りに感じられ、ゆっくり下りていった。帰りは日影からバスに乗る。臨時バスも出ていたが、すごい混み具合である。低山ではあるが、久しぶりに山頂に立つことが出来て、うれしかった。

荒船山

2011-10-08 15:55:19 | 山歩き
長野県佐久と群馬県の境に、荒海に横たわる大きな船に見える特異な山容で有名な荒船山は、せり上がる船体の舳先(へさき)にあたる経塚山を主峰として、船尾の艫(とも)岩までの平坦な稜線が南北に1.7kmほど笹原が続き、頂上部は穏やかな道が続いている。艫岩は岩壁が垂直に切れ落ちる。最高地点は経塚山(1,422m)である。
内山峠から艫岩(ともいわ)を目指すコースを歩き、経塚山まで往復した。内山峠駐車場奥の登山口から登りはじめ、すぐにアップダウンとなり、アップダウンを繰り返しながら歩く。艫岩は展望台になっている。浅間山の展望が開けていた。妙義山や軽井沢のゴルフ場も見えた。北アルプスや八ヶ岳は霞んで見えなかった。艫岩は絶壁になっており、真下を覗き込むと怖い。2009年9月、人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼田儀人さんが、この艫岩から滑落して亡くなられている。登山道は艫岩を除き、ほとんど樹間である。艫岩であった方は、73歳で元気である。学生時代に山岳部に入っていて、定年退職をして、100名山を4年で登って、今は気楽にあちこちの山を登っていられるようである。それにしても山に登っている高齢者の方たちは元気である。経塚山でも御一緒になり、話をした。帰りは荒船の湯による。