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ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

中沢山

2011-03-11 09:14:02 | 山歩き
「山と渓谷」2月号に載っていた津久井湖畔の中沢山のコースを登ってみた。このコースを歩いてみたいと思ったのは、展望があって、橋本駅からバスでいけるということと、出来れば尾崎咢堂記念館にも寄ってみたいと思ったからである。
橋本駅から上中沢行きのバスの本数が少ないため、三ヶ木行きのバスに乗って、城山高校前で下りて、歩き出した。樹林帯に入っていくと、くしゃみの連発。花粉症の症状が出た。花粉が舞っているのだ。まだ今年は症状として軽かったので、油断をしていたのだが、やはりきつい。峰の薬師境内には、姿三四郎の決闘の場の石碑があった。ここからの展望は良くて、津久井湖、城山、横浜ランドマーク、都心のビル、スカイツリーなども見えた。くしゃみをしながら歩き続けて、三沢峠、西山峠を通過して、見晴台に到着。見晴台では、花粉症対策で眼鏡とマスクをして、完全防備をしている人たちが座っていて、後から来た人も、花粉症がひどくて、完全防備で座っていた人たちにマスクをもらっていたりした。そのぐらいこの時期は花粉がひどいらしい。ただ、ここの展望は良くて、南側が開かれている。眼下に津久井湖、正面に丹沢山塊、大室山の背後に富士山が望めた。その先の中沢山頂に登る。階段を登ったところにあって、木々に囲まれ、菩薩像は立っていたが、展望はあまりない。山頂から戻って、三井水源林の標識の方に下りて、ジグザグに下っていった。展望の良い名手橋を渡り、尾崎行雄の記念館に寄って、奈良井からバスに乗り、橋本に戻った。津久井町の新道にあるバス停は三井行きのバス停で、橋本駅行きのバス停は旧道にある。とにかく、今回は花粉のあるところに突入していったという感じがして、帰ってからも、鼻水は出るわ、目が痒いは、くしゃみが出るわで、きつい。今年の花粉の量は昨年の10倍とも言われ、既に昨年の分をこえていて、これからも大変そうである。展望と記念館は楽しめて、交通が公共機関利用なので、気楽であったが、花粉症は悩ましかった。  


釈迦ヶ岳

2011-02-07 10:24:41 | 山歩き

檜峰神社から釈迦ヶ岳(1641m)に登った。黒駒釈迦ヶ岳とも呼ばれる尖鋒である。登りはじめがすんなりいかないのはいつものことかな。一宮御坂ICを出て、まだ暗いうちに檜峰神社を目指して、国道137号(御坂道)を車で走っていくが、通り過ぎてしまい、御坂トンネルの手前までついてしまう。引き返して、今度はゆっくり走りながら、檜峰神社の入口を発見して、神座山林道を車で走る。神社への林道入口のゲートを開けて、車で檜峰神社まで行く。まだ暗い中、檜峰神社から林道を歩いていき、分岐がありながら、歩いていった道は、途中で林道が切れていた。三角錐の釈迦ヶ岳は違う方向に見えた。それでも作業道らしい道があり、山を越えて登れると思い、赤テープがはってあったので、それを頼りに登っていくが、滑りやすく、道が整備されていなく、赤テープもわからなくなった。通常の登山道ではないので、檜峰神社に戻ることにした。結局、戻ってみると、檜峰神社から釈迦ヶ岳の入口の表示を暗い中、見過ごしていたようだ。約40分間、さまよって、元に戻ったことになる。戻った頃には既に明るくなっていて、釈迦ヶ岳の入口の表示にすぐ気づき、歩いていく。すぐに急な登りとなる。主稜線の分岐に出ると右側が神座山からの道が延びており、左側が釈迦ヶ岳につながる道である。左に出て、しばらくいくと、1522mのピークに着く。そのピークから一旦下がって、釈迦が岳を目指して歩く。山頂は、富士山、御坂主稜線、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父連山、大菩薩嶺、とまさに360度の大パノラマが広がっていた。一時間ぐらい山頂で展望を楽しみ、神社の直登コースを下る。


早戸大滝

2011-01-31 21:40:36 | 山歩き
日本海側は大雪が降っているというのに、関東地方はからから天気が続いている。典型的な冬型気圧配置である。天気が良いということで、丹沢の早戸大滝に行った。しかし、今年は雪があまりないと思っていたが、最近、降ったようで、登山道に積雪があった。それよりも道路が凍っていたのには、まいった。油断して、車がノーマルタイヤであったので、凍っている道の手前で、車を停めて、林道を歩いた。伝道からは、雪のある登山道を歩き、沢にもでて、沢沿いを歩いたり、渡ったりしながら歩く。ボッーとしていて、いつのまにか雷平を通り過ぎてしまって、本流に行かないで、原小屋沢をそのまま歩いていき、雷滝に出てしまう。その先の道がわかりにくくて、今度はきちんと雷平に戻り、早戸川本流を登っていき、早戸大滝に到着。大滝は凍っていた。大滝は落差50mといわれているが、流れの一部が巨大な岩に隠されていて、見えない。下の滝つぼ付近に行って、見事な氷瀑を見ることができた。そして、天気もよくて、展望もよさそうなので、そこから蛭ヶ岳に登ろうかとも思ったが、思ったより、積雪や結氷があって、歩きにくいし、長い林道歩きもあって、雷滝までのロスもあったので、今回は無理をしないことにした。大滝から戻ることにした。空気が冷たくて、汗もあまりかかなくて、雪が少ないながらもあって、沢沿いの変化のある道を気持ちよく歩けた。

雲取山

2011-01-23 10:55:08 | 山歩き
20日に今年の初笑いで、末広亭である。正月二之席の千秋楽であった。昼の部の主任が円歌、夜の部の主任は小三治である。ある意味、小三治目当てで行った。小三治の演目は「お化け屋敷」。
21日は、初登りで、雲取山。山に登るようになって、毎冬に一度、自分の体力の調子を推し量ることも含めて、雲取山に登るようにしてきたが、昨冬は登れなかった。そこで、今年は是非と思って、登った。今年の天気は、西高東低型の気圧配置で、日本全体に寒気が覆い、雪が多いかなと思ったが、雲取山は、上のほうはまだ雪があったが、ブナ坂の手前までは雪はなかった。もう少し雪を期待したが、今年は冷え込んでいても、雪の量はあまり降っていなかったようである。日本海側は大雪であっても太平洋側の東京地方では、寒いが、晴れている状態がずっと続いているために、雪が少ないのかもしれない。しかし、乾燥はしている。多摩川の河川敷でも枯れ草が燃え上がって、22日も多摩川の川崎よりで、消防車が出動していた。
この日も、雲取山でも天気はよくて、富士山や南アルプスも良く見えた。木々の向こうで、浅間山が真っ白になっていた。最近、体重が増えて、体力も落ちてきている。歩きやすい道ではあったにもかかわらず、しかも七石山に登らずに歩いたのに、時間はかかるようになってきている。平日であったため、人にもあまりあわず、山頂で、避難小屋に泊る人と、展望を見ながら話をした。甲武信や笠取の三角の山の位置を教えてくれた。定年退職して、奥秩父からの縦走もし、いくつか高い山にも登って、南アルプスの赤石岳なども登ったとの話。今はさすがに暇になって、時間を少しもてあまし気味とのことである。私も退職後、いくつか縦走や登れていない山にも挑戦をしたいと思ったが、その頃には登れる元気があるかどうかは不安である。
いずれにしても、雪は少なかったが、今年もこうして雲取山に登ることが出来て、満足した。

朝霧高原から毛無山

2010-12-18 17:30:29 | 山歩き
朝霧高原の近くの麓から毛無山に登った。標高1946mである。麓からの標高差は1100m。一合目ごとに看板が出ている。結構急な勾配が続いた。山頂は静岡県の富士宮市と山梨県の下部町の境界にある。
登りは直登の尾根コースを歩き、下りは沢コースの地蔵峠コースを歩いた。
天気は快晴で、気温は低かったが、風もなかったので、過ごしやすかった。山頂は霧氷が綺麗であった。ゆっくり富士山を眺める。パラグライダーを乗った人たちが飛んでいて、気持ちがよさそうである。山頂で、休憩をしていたら、高齢の方が登ってきた。最近頻繁にこの山に登っているそうである。2日前にも登ったとのこと。10月から18回も登っているといわれる。この山は滝があったり、変化がある山で好きだそうだ。富士宮市に住んでいて、朝天気が良いと登ったりするとのこと。今回はこの方にあっただけで、他には誰も会わなかった。さすがに平日では登る人も少ないのかなと思った。
下りの地蔵峠コースを下っていくと、沢にでて、沢を下りていくのかなと思う地点があり、よく見ていると、登るところにマークがあった。どうせ合流するのではないかと思ったが、ここは確実なところで、登ってみることにした。これは正解だったようで、後で調べると、沢は下れなく、この地点は迷いやすいところであったようだ。何度か沢を渡渉して、尾根コースと交わるのであるが途中、時雄路木々の間から富士山が見えた。
麓に下りてきて、駐車場は、私の車一台だけであった。
前回登った竜ヶ岳でダイヤモンド富士を見ているためか、写真を撮ることもあって、今回は太陽の位置も意識していた。太陽が山頂近くから登って、段々右側(西側)に離れていくので、帰りは「ゆらり」に寄って、露天風呂で、右側が夕やけに染まった富士山が見えたことも意識としてつながった。
富士周辺の山を段々、西側に足を延ばして、登ってきて、富士山を間近にみて、眺めを堪能してきた。また、同じ山でもその時々で違った風景も見ることが出来るが、それぞれの山にそれぞれの山のよさや特徴があることを感じる。



竜ヶ岳

2010-12-06 15:00:57 | 山歩き
竜ヶ岳に登った。竜ヶ岳は本栖湖の南側にあり、昇るダイヤモンド富士で有名である。元旦にはすごい人出になるらしい。ダイヤモンド富士とは、太陽が富士山の山頂部にさしかかった光の現象と呼ばれている。富士山の東側は、日の入りの「沈むダイヤモンド」で、西側では日の出の「登るダイヤモンド」である。竜ヶ岳は以前、藪こぎの山だったが、最近は登山道が整備されて、気軽に登れるようになっている。
朝、5時過ぎに本栖湖のキャンプ場につくと、空は満天の星。天気はよさそうだ。
車を置いて、暗い中、出発する。だんだん明るくなってきて、富士山も良く見えるようになってきた。石仏の展望台からは富士山が大きくみえる。そこで、カメラを構えている人がいて、ダイヤモンド富士が見えるかも知れないといわれ、楽しみにして、ジグザグの道を登っていく。6時40分に山頂に到着。既に登っている人もいて、テントを張っている親子もいた。山頂では、奥に南アルプスの山が並んで見え、その右側には八ヶ岳も見えた。
山頂は広々としていて、展望は良い。山頂で展望を楽しんでいたが、ダイヤモンド富士をみるなら、山頂は笹があって、麓の展望が見えなかったので、下りは富士山をみながら歩けるので、それも良いかなと想い、7時頃に下り始める。往路を下る途中、7時40分頃にダイヤモンド富士の姿が現れる。
下りてきた時間が早かったので、帰りに河口湖の湖畔により、かちかち山にロープウェイで上がり、ここでも富士山の展望を楽しむ。


高尾山の紅葉

2010-11-19 09:55:32 | 山歩き
紅葉を見に、高尾山に登った。コースは一号路を歩き、高尾山頂に登り、城山まで足を延ばした。一号路は、高尾山の表参道で、石畳の道が続く。下りは日影沢林道で、ここもほとんどアスファルトである。高尾山は近年、人気が高くて、しかも紅葉のこの時期の休日は大変混雑する。平日に休みがとれて、天気も持ちそうであるということで、高尾山に繰り出した。しかし、平日にも関わらず、人が多い。これでは休日の天気のいい日はどうなるのだろうと思った。それにしても人気がでてきているためか、願叶輪潜など新しいスポットが出来たり、テレビで紹介された天狗焼きなどの店に行列が出来たりしていた。
 今回、紅葉の見ごろのパンフレットを見ながら、歩いた。金比羅台の黄葉も綺麗であった。また、権現茶屋の正面を上がっていくと有喜苑があり、奥に仏舎利塔がある。近年、紅葉の名所にもなっていて、紅葉は綺麗である。それでもここはまだあまり知られていないためか、人は少なかった。石仏の後にアジサイも咲いていて、アジサイと紅葉のセットという珍しい光景もあった。権現茶屋で天狗ラーメンを食べる。てんぐとは10の具が入っているのもかけているようである。薬王院の護摩炊きにちなんだ黒ごまスープが特徴のラーメンである。天狗茶屋は「ごま料理」専門店でもあるようで、ごまが付いてきて、摩り下ろして食べた。5月にテレビの「もしもツアーズ」に紹介されて、人気が出たようである。入口にその時の写真が紹介されていた。薬王院の紅葉はまだ早かったようである。高尾山頂もいつもながら人でいっぱいである。
 高尾山から城山に向かって歩くと、人はどっと少なくなる。城山近くで雨が降り出し、城山に行くかどうか迷ったが、せっかく来たのだからと登った。途中で下りる人もいた。城山はやはり人は少なかった。雨が降っていて、下もぬかるんでくるかなと思って、小仏峠に行かないで、アスファルトの道である日影沢林道を下っていく。そうすると、下に行くにつれて、同じように途中下山をしたのか、傘をさして下っている人が多い。日影沢のバス停は行列が出来ていて、バスが来ると、やっと乗れたが、乗れなかった人もいて、次のバスを待つことになった人もいる。帰りの電車も八王子市内が停電になり、電車の遅れもあった。平日でも人が多かったが、高尾山の紅葉を愛でることが出来た。


鳳来寺山

2010-11-07 11:39:04 | 山歩き
 母は、足の調子が悪くて、再度入院をして、手術をした。足のボルトをつないでいた骨が壊死をしていて、人工股関節を入れたのである。そのため、愛知の病院に見舞いに行ってきた。父もちょうど命日であったので、墓参りもしてきた。帰りに鳳来寺山に登る。
 豊川インターから鳳来寺山駐車場に7時半頃着く。そこで、支度をして歩き始める。駐車場から表参道への道脇には松尾芭蕉など著名な俳人の歌と像などがあった。登山口からのコースは、表参道の全部で1425段の階段を登り、鳳来寺本堂に到着、本堂から時計回りで、鳳来寺、天狗岩、東照宮と周回して、本堂に戻った。奥の院の隣の岩からは展望が広がっていた。鳳来寺山頂は樹林に囲まれていて、展望はなし。そこから5分くらいで瑠璃山に到着するはずだったが、地図がなかったので、見落とした。この瑠璃山が鳳来寺山の最高点であったので、残念。天狗岩を探しながら歩いていったが、途中で大きい岩はあったが、そこを通り過ぎて、天狗岩という案内板があったが、どれが天狗岩かわからない。そこにいた人に聞いてもわからず。東照宮は日光、久能山と共に日本三東照宮のひとつに数えられるそうだ。パークウェイで来た人たちも登ってきているので、結構人が多かった。鳳来寺本堂に戻ると、ここも人で賑わっていて、もみじまつり開幕式も行われていた。下りは馬の背経由でいけそうだったので、行ってみる。途中、道が崩れているところもあった。帰りは自然科学博物館に寄り、豊川インターから東名高速に乗る。途中、事故渋滞の中、帰路に着く。鳳来寺山は、2000万年前火山活動によって噴出した流紋岩、松脂岩、凝灰岩などで構成されているとのこと。その後の地殻変動と風化侵食作用により、険しい山塊で山岳修験の霊山といわれている。見所はたくさんあるが、東京に戻らなければならないことが気になり、あまりゆっくりは出来なかった。

三方分山からパノラマ台

2010-11-04 10:11:03 | 山歩き
精進湖バス停近くの湖岸の駐車場に車を停めて、三方分山からパノラマ台を歩いた。
三方分山(さんぽうぶんざん)の頂上は樹林帯になっており、富士山方向がわずかに切り開かれていた。ところどころで木々が色づいて、紅葉がきれいであった。途中、木々の間から左手に富士山、右手に南アルプスが見えたりした。パノラマ台は富士河口湖町と身延町にまたがる標高1325mの景勝地である。広く台形に切り開かれた展望台からは左手に精進湖や三方分山、更に視線を遠くへ移すと西湖や河口湖までも見ることができ、それぞれの湖の海抜が違うので、段々に水面が見える。そして御坂山塊の山々と遠く大菩薩の嶺もみえる。正面には青木ヶ原樹海や富士山、右手に本栖湖や竜ヶ岳を見渡せ、ここでは、山中湖を除く富士五湖を一望できるのである。ここから眺められる富士山と大室山が重なって見える風景が「子抱き富士」と言われている。三方分山では、誰も会わなかったが、眺望のよいパノラマ台はハイキングコースとして人気が高く、パノラマ台やそこからの下りはさすがに家族連れやグループも含めて、多くの人と会った。天気もよくて、富士山の眺望を楽しむことが出来、帰りの温泉「ゆらり」でも富士山を見ながら、疲れを癒した。



高川山

2010-10-22 19:30:46 | 山歩き
天気予報では曇りだったが、ビッキーの追悼も兼ねて、高川山に登った。初狩駅から小雨模様の中、傘をさしながら、歩き始める。天気が悪くて、平日だったためか、誰も会わず。山頂近くになると、ここで、ビッキーが迎えに来たのだと思いながら歩いた。雨が降っていたので、空も泣いていて、追悼登山らしいと思った。それでも山頂に着くとほとんど雨はやんでいた。山頂では、早速、ビッキーの立派なアルバムが置いてあったので、ながめる。ノートも読んでみると、皆から慕われていたことがよくわかる。展望は見えず。下りはシラノ沢コースを下りて、最初からロープがあって、急な下りコースであった。下に下りてくると天気は回復ぎみである。明日だったら晴れるのにねとおじさんに声をかけられた。田野倉駅から富士急行線に乗って、帰る。