猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

お弁当にも春が来た!

2006年02月22日 03時23分07秒 | 今日のお弁当
近所のスーパーが閉店してからというものの。日常の食生活に必要なちょっとしたものも、歩いては買いに行けなくなってしまった、ど田舎に住む私。週に一度の、大型スーパでの買出しだけが、我が家の食生活を支える頼みの綱となっている。しかし、それは何も悪い事ばかりでもなく、何につけても品揃えが豊富な大型店へ行くのは、一方で楽しいものでもあり、普段は目にしなかった食材を見かけたり、一足早い季節モノを見つけたり、なかなか刺激に満ちていたりもする。また、それが季節の変わり目ともなれば、旬の食材に溢れた売り場は食欲にも、視覚にも嬉しく、カートを押す足どりも軽やかに。

で、今日のお弁当。

<菜の花の豚肉ロール><かぶとプチトマトのペペロンチーノ><カリフラワーチーズ> です。

<菜の花の豚肉ロール>
*菜の花、にんじん細切りは、サッと茹でて冷水にあげ、色を留めて水気をしっかり絞っておく。菜の花と、にんじんをきれいに重ね、四等分に切る。豚肉を拡げた上に、菜の花とにんじんを重ねたものを乗せ、端からきっちり巻いていく。油をひいたフライパンに、巻き終わりを下にした豚肉ロールを並べ、表面をキツネ色になるまで転がしながら焼いて、水少々、醤油、砂糖、みりんを加えて、たれを絡めながら煮詰めてゆく。
<かぶとプチトマトのペペロンチーノ>
*かぶは皮をむいて、5ミリ厚さの半月切りにする。プチトマトはヘタをのぞいて半分に切り、にんにくはスライスしておく。フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくをローストしてゆく、途中で鷹の爪を放り込み、にんにくがキツネ色になったら、かぶ、プチトマトを炒めてゆく。かぶの表面がうっすら汗をかいてきたら、塩で味を調える。
<カリフラワーチーズ>
*カリフラワーは小房に分け、さっと茹でておく。ミニカップに茹でたカリフラワーを並べ、溶けるチーズを載せ、オーブンでこんがり焼く。

豚肉ロールは仕上がったら半分に切り、その切り口の彩りを楽しんで。菜の花のほろ苦さとコク、豚の脂のバランスも良い。
かぶは歯ごたえが残るぐらいに、手早く炒めて。火を通しすぎると水気が出るので、プチトマトの果汁の分も考え、仕上げていくと良い。
カリフラワーチーズは、ただチーズを載せて焼いただけのシンプルな一品。市販のとろけるチーズ以外にも、チェダーチーズなどを使っても、また美味しい。
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袋にヒント

2006年02月21日 22時43分44秒 | 今日のお弁当
インターネットの普及で、お料理レシピが手軽にのぞけるようになった昨今。各家庭の主婦達のレパートリーも、格段に広がった。例えばひとつの食材を前に、その名前を打ち込めば、たちどころに数十種類の料理名が検索される、という按配である。また、売り出す側の戦略か、食材の袋やパッケージそのものにレシピが印刷されているものもあり、これがなかなか馬鹿に出来なかったりする。素材そのものを生かす形が多いこれらパッケージ上のレシピは、伝統的なものから斬新なものまで様々なのだが、たいがいのものがシンプルで、手早く出来るという、最大の長所を持っていて.....なおかつとても美味しい、からである。

で、今日...ならぬ、昨日のお弁当(昨日、blogさぼったからねー)。

<なめこの天ぷら><レンコンのきんぴら><京平湯葉と菜の花の含め煮> です。

<なめこの天ぷら>
*生なめこは洗わず、石づきをのぞいてほぐしておく。ボールに冷水、溶き卵、小麦粉、酢少々、塩少々を入れて混ぜ、固めの天ぷら衣を作っておく。天ぷら衣をなめこ全体まぶし、スプーンですくって揚げてゆく。表面がキツネ色になったら出来上がり。
<レンコンのきんぴら>
*レンコンは皮をむき、半月の薄切りにして酢水にさらし、ざるにあげておく。フライパンにゴマ油をひいて熱し、レンコンを炒める。全体に火が通ったら、砂糖、醤油、みりんで味を調え、ラー油をふり、白ゴマを加えて、全体に混ぜ合わせ仕上げる。
<京平湯葉と菜の花の含め煮>
*湯葉は水に漬け戻しておく。菜の花と、長く細切りにしたにんじんは茹でて冷水にあげて色止めをし、水気を絞っておく。水で戻した湯葉に、菜の花とにんじんを乗せ、巻いていく。この時、湯葉の端を少し切り落として紐状にし、あとで巻いたものを結ぶためにとっておく。巻き終わったら、全体を4つに切り分け、先ほどとっておいた紐状の湯葉で胴をそれぞれ結んでゆく。結び終わったら、鍋にそっと並べ、だし汁、醤油少々、塩で薄く味を調え、2-3分、煮含める。

なめこの天ぷらは、パッケージにあったレシピを参考にしたもの。天つゆで食べても美味しいが、何もつけず、そのままでも充分美味しい。
定番のレンコンきんぴらも、ラー油で仕上げて、ちょっぴりコクと辛味を。シャキシャキ感を楽しみながら、白いご飯で味わいたい。
京平湯葉は、緑鮮やかな菜の花とあわせて、彩りも楽しく。優しい味に仕上げて、素材の味を楽しみ、春を感じる一品に。今回は胴を結ぶのに湯葉の端を利用したが、三つ葉やせりを軽くゆでたものでも美味しそう。
ちなみに...ガサツで名の通った私。今回も二度ほど、紐状にした湯葉を結ぶ過程で千切ってしまいましたが、無事になんとか全部結べてよかった~(笑)
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アホな脳みそストライキ

2006年02月20日 23時15分45秒 | 日記
常日頃からうまく回っていない私の脳みそではありますが、今日はさらに思考が停止中。
女性特有の気分の波か、情報量が、私の脳の小さな容量を超えたのか、はたまた、本来のぐうたら癖が出たものか.....。

書きたいことはたくさんあるはずなのに、ま~ったく文章がまとまりません。

なので、とりあえず寝てみるという、これまたぐうたらな打開策(?)に出てみます。

妙にぼ~っとしています。

一旦寝て、頭がさえたら
(とはいっても、私の頭がさえていたことなどついぞないが)
もう一度PCに向かいます。

心のこもった優しいコメントを下さっている皆さま。
お許し下さい。

この小さな脳みそをたたき起こしたら、すぐにお返事を書かせていただきますので.....。

うう、ちゃあこよ。
あとは頼んだ.....。

                                               <erima>


ちゃあこより追記:

おかげさまで、お兄ちゃんは今日も美味しくご飯が食べられました。
皆さん、いつもありがとう。
erimaがヘナチョコでごめんね。
あとでちゃあこが気合入れついでに、猫キックを食らわせておきます。
ではおやすみなさい。
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みなさん、ありがとう。

2006年02月19日 23時52分07秒 | 猫たち
みなさん、こんばんは。
ぼく、ちびくんです。
いつもいつもぼくのことを応援してくださってありがとう。
たくさんのメッセージをありがとう。
おかげさまで、ぼく、だいぶ調子もよくなってきました。

今日はね、ゴンザのお仕事がお休みだから、ずっとずっと一緒にいられたよ。
朝はいつものごとく、輸液に行かなきゃいけなかったけど、お昼に迎えにきてもらってからは、みんなで一緒にゴロゴロしたんだ。

でね、erimaとゴンザが食料の買出しを済ませてきてから、ぼく、焼きたてのサンマを食べました。
あとね、ぼくはもう歯がなくてカリカリが上手にお口に入らないので、カリカリをすり鉢ですったものを、ハムにまぶしてもらったよ。
これは結構いけた。
その後の、毎度恒例お薬の時間は、あんまり好きじゃないけどね。
(でもぼく、お薬を飲むのはとっても上手なんだ)

本当はね。
ゴンザが作ってくれた手作りご飯を食べられるといいんだけど、これにはお野菜が結構たくさん入っていて、好き嫌いの多いぼくはちょっと苦手なの。
でも.....
ゴンザが作ってくれるご飯はerimaの<焼き魚>とか、がさつなものと違って、ササミや、コトコト煮た野菜がよーくすり鉢ですってあって、食べやすくなってて、愛情たっぷりなのをぼくは知ってるんだよ。
だからいつか食べられるようになるといいなー。

あ、あとこの写真ね。
これは今朝のものなんだけど、erimaがいうには、ぼくとゴンザはいつもこうやってぴったりくっついているんだって。
どんなに寝返りをうっても、こうしてぴったり密着してるって、erima、笑ってた。
「狭い小さなソファなのに」って。
ぼくとゴンザは出会って6年だけど、どうやらこういうのって運命の出会いっていうらしいよ。
erimaは17年ぼくと暮らしているけど、ゴンザとぼくの絆にはかなわないってさ。
そういうのって、本当にあるんだね。
ああ、でも。
そう言われてみれば、今もこの、今朝の写真とほとんどかわらない配置でゴロゴロしてるな、ぼくたち。
ゴンザのいびきが少しうるさいけど、ま、それは我慢してね。
密着してると、安心して、よく眠れるんだ、お互いに。

.....皆さんは今夜、誰と一緒に眠るのかな。
皆さんが、今のぼくみたいに、あったかくて、おなかいっぱいで、幸せだと、ぼく、嬉しいんだけど.....。

皆さん。
いつもぼくを応援してくださってありがとう。
ぼくは今夜も美味しいものでおなかいっぱいで、あったかくて、よく眠れそうです。
それに.....
何より家族が一緒にいるって、幸せだよね。

皆さんおやすみなさい。
いつもいつも、erimaとゴンザを応援してくださってありがとう。

ぼくは明日も、頑張るよ。
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ちゃあこはしってる。

2006年02月18日 20時28分09秒 | 猫たち
おととい、またお兄ちゃんの調子が悪くなった。
何も食べず、お水も喉を通らない感じで.....。

次の日。
erimaちゃんとゴンザが朝イチで病院へつれて行ったけど、ゴンザが自分に甘いのを知ってるお兄ちゃんは、しがみついてなかなか離れようとしなかったんだって。
erimaちゃんだけの時は決して抵抗しないのに。
それで、お兄ちゃんを病院へ置いて帰ってから、ゴンザは泣いてた。
「ずっとずっとちびくんと一緒にいたい」
って。

いつものようにお昼きっかり。
erimaちゃんはお兄ちゃんを迎えにいったんだけど、おうちに帰ってきてからのお兄ちゃんはフラフラしてて、歩く事もままならなくて、目も虚ろで.....
ゴンザもerimaちゃんもどこまで頑張ることを強いるのか、って、真剣に話し合ってた。
でも、答えは出なくて。
二人ともお兄ちゃんの手を握ったり、顔を寄せたりしては、
「ごめんね、ごめんね」
って謝ってたの。
「ちびくん大好きだよ」
って。

もう治らないなら、静かに過ごさせてあげたほうがいいのかとか、こうして輸液を繰り返すことはお兄ちゃんの苦しみを長引かせるだけなんじゃないかとか、それはとても難しくって複雑な問題で、でも頑張っているのはお兄ちゃん本人なのだから、泣かずに、お兄ちゃんにとって一番いい方法をとりたい、って二人は言うの。

でもね。
ちゃあこは知ってる。

お兄ちゃんはね。
輸液をして少し元気になると、今まで嫌いだったものも食べたがるんだよ。
お刺身とか、バナナケーキとか、バターとか、スナック菓子とか.....
それはね、きっとお兄ちゃん本人が
「生きなきゃ、生きなきゃ」
って思ってるから、栄養価の高い、エネルギーに繋がるものを欲しがるんだよ。
ちゃあこはそう思う。

だってお兄ちゃんは強くって、大きくって、ちゃあこなんかてんでかなわないくらい堂々とした猫なんだから。

今は痩せっぽちでちゃあこより軽くなっちゃったけど、それでもお兄ちゃんはお兄ちゃんなんだよ。
ちゃあこがerimaちゃんのおうちに初めて来たとき。
ちゃあこはお兄ちゃんたちの鼻息で飛んじゃうくらいちっちゃかったけど、ぶっちゃんはすごく優しくちゃあこを抱っこして寝てくれたし、ちびくんは少しずつ譲歩して、ちゃあこの居場所を作ってくれた。

だから。
ちゃあこは知ってたの。
お兄ちゃんはerimaちゃんやゴンザが思っているよりずっとずっと強いんだって。
現に、今日のお兄ちゃんは昨日よりずっと元気になって、ご飯も食べて、喉もゴロゴロ鳴らしてゴンザに甘えてたもの。
ちゃあこの頭を舐めてくれるもの。

お兄ちゃんはすごいすごい猫なんだよ。
だってちゃあこのお兄ちゃんなんだもの。

弱虫なのはerimaちゃんやゴンザのほう。

だからね。
ちゃあこも本当はもっともっと甘えたいんだけど、我慢してるの。
まったく。
お兄ちゃんもちゃあこも頑張っているのに、人間って手がかかる生き物だね。

あ。
今日もお昼寝の時間だ.....。

ゴンザが仕事に行ってね、erimaちゃんがお掃除を終えたこの時間。
お兄ちゃんとちゃあこは、ソファに並んで、お昼寝するのが日課なの。
それはとてもとても幸せな時間で.....。

お兄ちゃん。
頑張ってくれてありがとう。
明日も、そのまた明日も、その次もそのまた次も。
こうしてお昼寝しようね。
コメント (14)
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