【ひゅうが】は、海上自衛隊最大の護衛艦。
全長197ｍ、全幅33ｍ、高さ48ｍ、基準排水量13500t。
速力30kt（55km/ｈ)、乗員・約360名。
海上自衛隊初の、全通甲板を有する、
ヘリコプター搭載護衛艦として、平成21年3月18日就役。
『ひゅうが（日向）』とは、宮崎県の旧国名であり、
古くは『ひむか』と読んだのだとか。
ちなみに、旧帝国海軍で使われた初代『日向』は、
これより大きく、全長208.18ｍもあったのだそうです。
この、公開当日は、お天気もよく、かといって、暑すぎもせず、
並んでいた30分も、あっという間。
何より、この大きな護衛艦のあっちこっちを眺めているだけで、
「おおおおおお～！」状態の私には、写真を撮るだけで忙しく（笑）
もうちょっと並んでいてもいいぐらいでした。
他にも、こんなものが置いてあったり.....
（触っていいのよ♪）
ちびっこ用の制服が用意してあって、写真が撮れるコーナーがあったり。
毎度思うけど、とても親切に、丁寧に、
一般市民に理解を深めてもらおうとの配慮が感じられます。
尊いお仕事をされながら、こういった努力をされる方々には、
本当に自然に、頭が下がる思いです。
でもって、乗艦してすぐにこの光景とは.....
もう、この壮大さというか、なんというか、
毎度ワンパターンですが、「おおおおおっ！すげえ！でけえ！」
これしか出てきません。
（表現力に乏しくてごめんなさい）
おまけに甲板に出るには、これに乗せてもらうんです！
もうね、ワタシャ、興奮しすぎて鼻血が出るかと思いましたよ。
アラート音（ブザーって言い方が正しい？）にしろ、動作音にしろ、匂いにしろ.....
いやー、やっぱこういうものは動いてこそですな。
子供のころ、父に、フォークリフトのパレットに乗っけてもらって、
倉庫の天井近くにあった、鳩の巣を見せてもらったことを思い出します。
全然スケールは違うけど。
なんてったって、あの昇降機に、こんなのが乗っかって、
甲板に出てくる様を想像してみたらもう。
男の子としては（いや、私は女だけどさ）、興奮せずにはいられませんよ。
ちなみに、もうこの時点で私のカメラは電池切れを起こしております。
興奮しすぎて、調子にのりました（笑）
以降、発色が悪い写真は携帯のカメラを使用のため。
人と海と、青い空の美しさ。
それを乗せた護衛艦の、大きさ、強さ、美しさ。
隊員の方は、ゴンザの、「この表面はなぜザラザラしてるのですか？」という、
素朴な質問にも、とても丁寧に答えて下さいます。
なんでも、この「内部を整備する際に、滑って落下しないように」なのだとか。
「深さが5ｍ以上ありますからね」と。
ちなみにこれはこういうものです。
対空、および、対潜水艦用ミサイルが発射可能。
他にも、こんなのをグリグリ動かして見せてくれる、
デモンストレーションがあったり.....。
（実際に使わないで済むなら、それが一番いいんだけどね）
隊員の方がラッパを吹いて下さったり。
とても興味深いことがたくさんでした。
ちびっこも、作業車（ヘリコプター牽引車）に乗って大はりきり。
働く車はかっこいいもんねえ！
何より私は思うのです。
国の真ん中で、注目を浴び、なんでも「反対！反対！」と、
偉そうに頭の中にお花畑を咲かせている人なんかより、
この若い背中のほうが何倍も現実を背負っていると。
『お花畑』は「守ってくれる者あってこそ」と知れ。
現実を見つめることのできない者に、
理想を語る資格などないと私は思うのです。
.....最後、ちょっと真剣になりすぎましたね（笑）