帰省客

今年もやってきた。年に二度、私のいやな季節。
お盆とお正月。

何故なら、私は長男の嫁。ましてや、同居。
帰省するのは、夫の姉と妹。

何時に来るのかわからない人たちのため、朝から掃除をし、いつもの用事をすませ、お客さんを迎える準備にとりかかる。

昼近くになり、第一陣到着。そうこうしているうちに、第二陣到着。おかげで、我が家のせまいリビングは、１４人で座る場所もなく酸欠状態になった。

いつも、食事の準備をしながら、ため息ばかりがでる。

一人でも、お嫁さんがいれば、また、気持ちも変わるのかもしれないけど、嫁さんは私、ひとり。
いくらがんばっても、いくら、笑顔で接しても、義母にしたら、娘よりいいものはない様子。

それなら、娘のとこへ行ったらいいのに！なんて、意地悪な気持ちにもなってしまう。

私だって、実家はあるんだぞ～

結婚してから、一度も帰省なんてしたことがない。だって、実家と嫁ぎ先。目と鼻の先だから・・・・・

そんなに、娘っていいものなのか？そりゃ、嫁さんよりかは、いいわな！

私には、わからん。私には、嫁さんしかいないから・・・

とりあえず、今年のお盆の行事は終わった・・・・